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私の勉強部屋コミュの特発性血小板減少性紫斑病 (ITP)

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特発性血小板減少性紫斑病(ITP)・・・は、明らかな原因がなく、また基礎疾患がない
 にもかかわらず、ある日突然、血小板が減少してしまう病気で、その結果、皮膚や粘膜
 等の目に見えるところに、出血症状、紫斑(しはん)、青アザがみられます。難病なので
 原因はわかっていませんが、血小板に対する自己抗体、つまり免疫が、血小板を摘だと
 誤認して、破壊してしまうと考えられています。

 検査には・・・血液検査、骨髄穿刺などで他の病気でないか鑑別していきます。
 健康な人の場合 ・・・ 1mm^3の血液中に、20万〜35万個程度の血小板があります。
 ITPの患者の場合・・・ 10万を下回り、限りなくゼロに近い場合もあります。
 血小板の寿命・・・約2週間前後、流血中の血小板は約3〜6日です。

 脾臓とは・・・腹腔の左上部、横隔膜に接したところにあります。
 脾臓の働きはリンパ細胞の生産と血中の細胞や異物などを食べこんで処理したり
 (特発性血小板減少性紫斑病の場合、血小板を異物として判断してしまいます。)
 老杤した赤血球を食作用によって破壊し処理します。
 以上のように脾臓は全身的な防御の器官系に属していますが、手術的には取り去っても
 ほかの器官に散在する細網が機能をカバーしてくれるため、顕著な障害は現れません。

 血小板の働きは、一般的にもよく知られていると思いますが、止血の役割をします。
 怪我をした時に、傷口に血小板が集まってきて、出血を止めようとします。
 ITP患者の場合、この止血の役目をする血小板が極端に少ないため、止血しにくいわけ
 です。また、血小板が少ないと、血管の壁が破れやすい状態であり、なお且つ、出血が
 始まると、なかなか止血しないということになります。血小板が5000/mm^3以下ぐらいに
 なると、軽い刺激だけで出血するという症状が現れます。

 例えば、指輪をしていた部分が青アザになるとか、机の角に手をついて立ち上がった
 だけで、手の平に青アザが出来てしまうとか・・・。これらの例は、軽い刺激により、毛細
 血管が切れてしまう事例ですが、血小板が限りなく0に近い状態が続くと、自然に血管が
 破れて出血する危険性があります。体の表面から出血であれば、圧迫するなど、なんら
 かの処置が出来る訳ですが、体内、特に、脳内で出血が始まってしまった場合には、手
 の施しようがありません。


http://www8.ocn.ne.jp/~osakaitp/itptohananika.htm

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