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釉薬コミュコミュの白化粧泥について教えてください。

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 釉薬とは少し異なるかも知れませんが、化粧泥についての調合など教えていただけないでしょうか?
 
 当方は気持ち黄味がかった感じの刷毛目を出したく色々と試行錯誤中ですが、今ひとつ気に入った物が出せません。

コメント(44)

酸化で焼いてみたらどうですか?
酸化で焼くと鉄分が黄色く出る傾向にあり還元だと青みがかって焼けるので、黄色く焼きたいのなら酸化焼成が向いてると思います。

私はカオリン50:木節粘土50でやってますが(まだテスト段階です研究中です)酸化で焼くとクリーム色っぽく少し黄色みがかって出来ます。
なおさん、こんにちは。
その通り、正解ですね、木節粘土も代表的な材料ですね。
でもほんと、なかなか上手く行かないんですよね〜。
僕も今やっていることが一段落したら、
どこかで白化粧土の研究をしたいです。
色付けに関しては、かんじゅろうさんのおっしゃるとおりで、
黄色味を出したいのであれば、
鉄分を入れて酸化焼成がいいと思います。
加える鉄分は、釉薬全体に対して、大体0,1〜1%の間です。
濃くしたい場合は量を増やせばいいわけです。
がんばってください。

RAKUさん、お久しぶりですね。
ドイツでの材料のことならお教えしますよ。
いつでも聞いて下さいね。
黄色っぽい化粧土に憧れ、失敗ばかりしています。

画像は工藤和彦さんの作品です。

土は北海道上川地方の牧場で手掘りしています。
大昔の黄砂が堆積したもので、鉄分の多い土のようです。

釉薬が掛かっていないところは白く出ています。
赤い部分は貝を周りに置いて発色させています。

釉薬は楢灰と言っていましたが、電気窯で還元焼成しています。
御本が出ているので、弱還元だと思います。

皆さんが書いているように、鉄分が鍵かもしれませんね。
 みなさん、アドバイスありがとうございます。「鉄」については考えていたのですが、「弁柄」を添加するのか、鉄分を含んだ「赤土」を使うのかで躊躇していました。ふっちさんのアドバイスを参考に試してみます。
 それから、焼成方法までは意識していませんでした、なるほどです。酸化での焼成を意識してみます。
ちょっと付けたしです。

なおさん、てるどさんのおっしゃっていること、
ものすごく大事なことなんです。
焼き物を評価するときに日本語でよく使われる言葉で、
風格というものがありますが、
いわゆるその風格というもののある昔の釉薬というのは、
非常に微妙な焼成方法で焼かれていたんです。
電機窯を使う人間の悪い癖で、勿論僕もその一人ですが、
一口に酸化焼成と言ってしまうというのがあるんです。
確かに鉄分を黄色に発色させるには酸化雰囲気がよいのですが、
僕の経験でも、面白い黄色が出るのは弱還元焼成と、
酸化焼成の組み合わせなんです。
もっと細かく僕のやった焼き方を書いておきます。
使ったのはガス窯です。

例えば最終温度が1260℃位として、
まず1180〜1220℃付近まで酸化焼成をします。
これは鉄分が釉薬に溶け込むのが、
その釉薬ではこの温度域だからです。
この時釉薬は基本的に黄色く発色をしているのですが、
まだちょっと不安定な状態なんだと思います。
ここで、窯の中を弱還元状態にします。
要するに、釉薬に少し揺さぶりをかけているわけです。
大体20分ほどその状態を続けて、また酸化に戻して15分ほど。
温度の変化を見ながらこれを繰り返します。
還元の濃さなどによって、色々と結果が変わるので、
この辺はちょっと練習が必要になります。
で、最終的にもう一度酸化焼成をしておしまいです。

なおさんがどのような環境で焼いていらっしゃるのか、
わからないので、
この例が参考になるかは確かではないんですが、
焼き方に注意することで、色々と面白いことが起こります。
釉薬の調合も、勿論大事です。
ここに挙げた例だけではなく、本当に色々な焼き方があるので、
もし機会があるようでしたら試してみてください。
きっと面白さが広がると思います。
では。
 重ね重ね、貴重なアドバイスありがとうございます。
 当方、使っていた窯は電気窯で、しかも借り物と言うこともあり、あまり窯に負担をかけるような使い方も出来ずにいました、そのため、焼成方法の工夫を無視していた気がします。
 最近、極小型ですがガス窯を手に入れたので還元〜酸化の揺さぶりを意識した焼成にも取り組んでみたいと思います。

 今後ともアドバイスのほど宜しくお願いいたします。
はじめまして^^
生意気にも書き込みさせていただきます。
私も粉引きはしますが、中性もしくは、弱還元焼成なので、
黄色っぽくはなりません。
ただ、私の使っている「K−1カオリン」は見た目黄色っぽいので、
鉄分の多い土にかけて、酸化焼成したらどうかなぁなんて。
伊勢九(業者)で扱ってます。
ただ水に溶かして、掛けるまえに100メッシュ濾すだけです。
参考までに、恥ずかしながら自分の粉引きのくみ出しアップします。
すみません、画像アップするの忘れてました^^;
 月子さん、アドバイスありがとうございます。
 御本手と呼ぶのでしょうか、赤みがかったところがきれいな作品ですね、
 この「k−1カオリン」というのは単味で化粧泥として使える物なのですか?
>なおさん
「K−1カオリン」は単味で使えますよ。
以前のコメント通りです^^
私の師匠の唐津の作家さんに教えてもらいました。
御本を出すには、透明釉の長石の種類と焼成で変わります。
私は薪炭化仕様のガス窯なので、薪炭化をするとかなり
はっきりした御本が出ます。
同じ焼成でも、赤味が出ない透明釉も作っていますが。
はじめまして。コリッキーと申します。
私も粉引きで苦戦しているのでお聞きしたいのですが・・・

月子さん、
御本を出したいんですけども、御本は透明釉の長石に
よると書いてありますが、長石は何がいいんでしょうか?
今、透明釉は「三号釉」を使っています。
窯は電気窯です。

後、白化粧をつけるとなかなか釉薬ののりが悪かったり
ピンホールがすごくできるのは、白化粧の濃度が濃すぎる
んでしょうか?
>コリッキーさん
はじめまして^^
私でお役に立てるかどうかわかりませんが。。。

私が御本を出すのに使っている長石は、釜戸長石、もしくは福島長石です。
これだと粉引きをせずとも、土によっては御本がでます。
三号釉使った事がありませんが、おそらく石灰ベースの透明釉では?
石灰透明で御本が出るのか、残念ながらわかりません。
電気窯との事ですが、還元はかけていますよね?
一番御本が出やすいのは、中性から弱還元だと思います。
それと、御本は冷める過程で出るので、ゆっくり冷ますと良いかも?
私はガス窯ですが、普通より厚壁にしてあるので、冷める時間が遅いです。
焼成条件で変わるので、一つの参考として色々御自分の窯にあった
物を見つけていくしか無いと思います^^;


粉引きをするとどうしても、口辺などの釉薬ののりは悪いですね。
私も苦労しています。
ピンホールは釉薬が落ちない程度に、全て指でキレイに馴らすか、
大きいものは筆で釉薬をぽちっと塗ります。
ピンホールの出方は土や、素焼きの加減で違ってきますね。

少しは参考になりましたでしょうか?
>月子さん
ありがとうございます!
ピンホールは素焼きの加減もあるんですね・・・・。
勉強になりました!!!

ありがとうございました!!!
はじめまして!私も粉引きをしているのですがなかなかうまくいきません。。化粧土は40度を3回かけてそれから灰釉を48度でかけてるんですがどうも釉薬が生地にすわれて焼きあがるとざらざらになってしまうんです。。弱還元です。何が原因なのでしょうか。。。
あと釉薬屋さんで薬を買ってるのですが薬の中に沈殿防止かわかりませんがにがりをいれるそうなのですがそのにがりがおおすぎるとボーメではかっても実際よりも薄いらしいのですがそんな経験した事ある方みえませんか?それから初歩的な質問ですが還元焼成の方が酸化焼成より生地にすわれやすいのでしょうか。
どなたかアドバイスよろしくお願いします!!!
>なつさん
始めまして、月子です。
粉引きに灰釉をかけていると言う事ですが、そう言う粉引きを狙っていますか?
長石釉が粉引きには一番合うと思われます。
灰釉は、上手く乗ったとしても流れやすいので、口をつける食器などには適さないような気がします。
その灰釉は粉引きしなくても、素地に吸われたようになりませんでしょうか?
濃さもあるし、土との相性で吸われたようになってしまう事もあります。
それと、ボーメの性能はわかりませんが、ボーメなどを使わず、体験的に釉薬の濃さを覚えた方が良いかと思います。
私自身も一度も使った事も、見た事すらありません。^^;
知っている作家さんも一人も使っていません。
あまりアドバイスになってないかな。^^;
月子さん>
はじめまして。アドバイスありがとうございます。粉引きに灰釉ってゆうのは狙いなのですが。。。なかなかうまくいきません。たしかに少しながれてしまうので。

灰釉は粉引きしないときは素地に吸われることはないのですが。
土との相性もあるんですね。勉強になりました。ありがとうございます!
ボーメは見たことも使ったこともないんですか!?私は窯を頻繁にたかないのでどうも感覚で覚えられないんです(笑)
>なつさん
あんまり参考になるようなお話できなくて、すみません(汗)
ただ、灰釉を使うのなら、かなり自分でテストをしないと無理だと思います。
松やらイスやら栗やら、色々な灰で釉薬を作って、自分の焼きと粉引きの素地に合う物を見つけるしか無いと思います。
まぁ、それが陶芸の醍醐味の一つですけど^^
納得いく粉引きが出来たら、是非画像を見せてくださいね!
月子さん>
大変参考になりましたよ。ありがとうございます!ではいつになるかわかりませんが画像がのせられるようにがんばります。
 白化粧土のことでよかったら教えてください。

 多分今までの話しは素焼き前に使う白化粧土のことがメインだと思うのですが、素焼きに使用する白化粧土の調合での注意点・参考となる基本の調合などありましたらぜひ教えてください。

 素焼き後の化粧土は経験がないためよろしくお願いいたします。
>>  雪上 転さん
 なるほど。。。最初の素焼きを低温でやると収縮率があまり違わなくなるので剥離の心配が少ないかもしれないですね。

 色々とアドバイスありがとうございます。おおらかな感じで試してみたいと思います。
こんにちは
木節粘土がたくさんあります(ガイロメはありません)

これの木節を白化粧土に使いたいのですが
なにかいい調合を教えていただけませんでしょうか

まずは木節とカオリンをまぜてみようと思っていますが
その他の原料と合わせることや調合比など、アドバイスをお願いします
>yukoさん
あまり参考にならないかもしれませんが、
日本陶料のカオリンと木節を9:1で使っています。
既に化粧土として調合済みのカオリンなのでそのまま使えるんですが、
すこし剥がれやすかったので木節を足しました。
Potter-Yさん

ガイロメじゃなくて木節でもだいじょうぶなんですね。
ありがとうございます。
わたしのカオリンは何カオリンだかわからない雑種ですが
木節とまぜてみます。
素地は何を使ってますか?。私の素地は赤土を使っているので、素地の土を混ぜています、それでだいぶ密着すると思いますよ!
あと、黄色っぽくだすなら、黄土なんかどうでしょう!手に入りますか?焚き方をかえれば、御本手なんかもでてきますよ!

yukoさん、はじめまして。

私は、
木節粘土 30 天草陶石 50 珪石 20で作ってます。
還元で雰囲気がいい白化粧ではなくて、上品な色釉が乗りやすい白化粧です。
カオリン主体のものとはまた違って、気に入ってます。
おにぎりtonmaさん
ありがとうございます。
信楽赤細目というのをつかっています。
黄土は、カオリンと黄土をまぜるのですか?
興味深いです!
生の状態でかけますか?


ハンバーガーやまばれやすこさん
ありがとうございます。
陶石で…!?
意外でした。すごい発想ですね。
生の状態でかけていいのですか?それとも素焼き後ですか?
いろいろな原料で白化粧ができるのですね〜!?
僕が弟子入り時代使っていた化粧は
蛙目50 天草50。
御本も出ず、真っ白になります。
独立した今は面白くないので
色化粧のベースに使って居ます。
yukoさん、生掛け用です。是非やってみてください。
基本生がけがいいと思いますよ。
黄土は全体の1割〜3割ぐらい入れてみて、自分の好きな雰囲気を探してみてはどうでしょう
ありがとうございます。
すごく勉強になります。


おにぎり神戸の茶碗屋さん
天草、よく使われるのですか…
知りませんで勉強不足でした。
ぜったいにカオリンが必要かと誤解していました。
ありがとうございます。

パンやまばれやすこさん、tonmaさん
生がけは、私の場合は8割がた、かけた直後
(化粧土から引き上げた時点ですでに)よく崩れてしまうので難しいですが
何度も練習してみます。
ありがとうございます。


僕の経験ではカオリン入れると適度に化粧が荒れて
御本が出やすくなります。
僕は好きですが・・・・

ちなみに蛙目単独の化粧では
ヒビだらけになって面白いですが、
あまり厚がけするとところどころ剥離します。
ハート神戸の茶碗屋さん
いっぱい教えてもらってありがとうございます。
カオリンにもいろいろ名前があるようですが特色ありますか?
このコミュはためになります。
弟子入り時代は朝鮮カオリンと香港カオリン使っていましたが、
自分でするようになってからは、
ミルが無いのでミル摺り済のカオリンを購入しているため、
違いはわかりません。
お役に立てず申し訳ありません。

同じ名前でも、製造メーカーが違えば
掘っている山も変わってくるので
多少の違いはでてくるでしょうね。

そういえば、鉱山ごとの化学成分の組成の違いを
インターネットで公開しているサイトを、
昔見ていたことがありましたが・・・・・
どこだったのかなあ・・・・・・
>茶碗屋さん

鉱山ごと、というほどではないですが、
こちらにいくつか成分表がありましたよ。
http://www.sig.shiga-irc.go.jp/data/bunseki.htm

英語のサイトですが、
こちらの方はものすごい膨大なデータがあります。
http://ceramic-materials.com/cermat/material/a.html

日本の名前がそのままローマ字になってるものも多いので、
割と探しやすいかと思います。
もちろんどこのメーカーとは書いてないので、
あくまで参考程度かもしれませんが。
ジジババ化粧というものなのですが

白絵土70
水簸カオリン50
天草陶石(生)10
天草陶石(焼)20

この調合で生化粧、素焼き化粧として使えるはずなんですが、金剛カオリンを使ってやったところ、全く縮みませんでした。いろいろ実験してみないと使えないかもしれません。

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