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[dir] 動物・獣医療コミュの1/26 キシリトール入り菓子で「子犬突然死」 「知らなかった」と愛犬家に衝撃が広がる

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キシリトール入り菓子で「子犬突然死」 「知らなかった」と愛犬家に衝撃が広がる

J-CASTニュース 1月26日(土)13時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130126-00000001-jct-soci


 「キシリトール入りの菓子を誤って食べ、犬が死んでしまった」―犬と接する機会のある人へ向けた、こんな内容のブログがインターネット上で話題だ。

 犬はキシリトールを食べると肝障害を起こす可能性があるのだが、実際に犬を飼っていながら「知らなかった」という人も多いようだ。ちょっとした誤食が犬の命を奪うかもしれないと、愛犬家に衝撃が広がっている。

■子どもが持っていたタブレットを誤食

 2013年1月21日、「犬に接する全ての方へ 『キシリトール』について」というブログ記事が公開された。

 ブロガーの友人宅でもうすぐ1歳になるチワワを飼っていたが、子どもが持っていたキシリトール入りのタブレットを誤って食べてしまい、命を落としてしまったというのだ。

 この記事はツイッターで広まっていき、「犬はキシリトールで死んでしまうなんて 知らなかった…」「う〜、切ない。。犬にとってのキシリトールがここまで危険とは」「犬にキシリトールが猛毒だなんて全く知らなかった。危ない危ない」など、もともと犬好きだったと思われる多くの人も「知らなかった」というツイートをしている。また、子どもの親の監視が行き届いていなかったのでは、と非難するツイートもある。

 予想以上の反響があったためか、このブログは1月25日現在、非公開となっている。
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ネギ類、チョコレート、ブドウも危ない

 犬にとってのキシリトールの危険性は、社団法人 埼玉県獣医師会の公式サイトで解説されている。

 キシリトールは砂糖のかわりに甘味料としてお菓子や料理に使われる。人間にとっては、血糖値の上昇を抑えるホルモン「インスリン」を放出させる力がないのだが、犬にとっては逆で、インスリンを放出させる力が非常に強い。インスリンによって血糖が低下し、意識の低下や脱力、昏睡、けいれん、肝障害を起こす可能性があるという。

 ブドウ糖のもとになる食事と一緒に摂取すれば低血糖は起こりにくいのだが、砂糖の代わりとして使われるキシリトールが入っている食べ物には、血糖値を上げる成分が含まれていない場合が多く、単独で食べてしまうとわずかの量でも危険と考えられる。今回死んでしまったチワワはタブレットだけを食べてしまったため、最悪の事態となってしまったようだ。

 このほか犬にとって危険な食べ物が、湊どうぶつ病院(東京・中央区)の公式サイトにまとめられている。

 それによると、玉ねぎ、長ねぎ、ニラなどのネギ類、カカオ含有量の多いチョコレート、レーズン、ブドウ、マカダミアナッツなど、22種類の危険な食べ物が紹介されている。それらは胃腸障害や腎不全など、重篤な症状を引き起こす可能性がある。犬だけでなく、動物に接する機会のある人は、今回のブログのような悲劇を起こさないよう、正しい知識を持っておくことが重要だ。

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