[dir] 動物・獣医療コミュの11/27 粉砕骨折した猫が、股関節の病を抱える犬が－－ペットの再生医療最前線に密着！

＜情熱大陸＞粉砕骨折した猫が、股関節の病を抱える犬が－－ペットの再生医療最前線に密着！

毎日新聞 11月27日(火)15時19分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000010-maiall-ent

　「行列の出来る動物病院」として知られる東京・町田の動物病院で毎日１００件近くのペットの診療をする獣医師の佐草一優がドキュメンタリー番組「情熱大陸」（ＭＢＳ－ＴＢＳ系列１２月２日午後１１時～１１時半）に登場する。

【拡大写真、番組の別カット】

　ペットブームを背景に連日、骨折などのケガや悪性腫瘍（ガン）、さらには遺伝病など実にたくさんの病を抱えた動物と飼い主が訪れる。突然運び込まれる重症のペットのため、深夜までオペが続くこともしばしば。「ペットの命が尽きるまであきらめない」を信条に、幹細胞を使った最先端の再生医療に取り組む姿に密着する。

　また、ペットだけでなく交通事故などで搬送されてくる野生動物たちも多い。病院のある東京・町田近辺の多摩丘陵にいるタヌキやイノシシ、ハクビシン、ノウサギ、アナグマ、リス、イタチなどの哺乳類をはじめ、フクロウやハヤブサ、ツバメにヒヨドリ……その数も種類も実に様々だ。いわく「野生動物に近いものほど我慢して我慢して自分の力で治そうとする。痛い痛いと一番大げさに痛がるのは人間と家畜ですよ。自分で治そうという意思が無くアピールするだけ。」

　さらに、日々の診察のかたわら、佐草は野生動物の保護を目的としたＮＰＯ法人を立ち上げ、国内はもとより海外の野生動物の治療や環境保全にもあたっている。番組では干ばつに苦しむケニア・マサイマラで挑んだ新たなプロジェクトを追った。平均睡眠時間は１日３時間「リタイアしたらいくらでも休めるから今は寝るのももったいない」と走り続けるスーパー獣医の日常とは？

<プロフィル>佐草一優（さくさ・かずまさ）　１９５８年島根県生まれ。東京・町田の『のづた動物病院』院長。１９８３年麻布獣医科大学大学院卒業後、出版社勤務を経て９０年野生動物保護を目的としたＮＰＯ法人「ジャパンワイルドライフセンター」設立。「佐草」という一風変わった苗字は、先祖がもともと出雲大社の上級神官で、現在縁結びのパワースポットとして知られる八重垣神社（島根・松江市）の神主も務めてきたとか。