レアルマドリード　応援会コミュのレアル！CL白星スタート！

　シュスター率いる新生レアル・マドリーは、ベルナベウでベルダー・ブレーメンを破り、欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）のグループリーグ初戦を勝利で飾った。レアルにとっては苦しい試合となったが、２－１で非常に価値のある勝ち点３を獲得。前線でコンビを組んだラウルとファン・ニステルローイがレアルに勝利をもたらした。

　最初のシュートは前半１２分。スナイデルがペナルティーエリア外からＧＫビーゼの意表を突こうとしたが失敗に終わった。１６分にはホームのレアルが先制。ファン・ニステルローイが珍しくアシスト役に回り、絶妙なボールを受けたラウルはヘディングでただ押し込むだけでよかった。
　ブレーメンもすぐさま反撃し、１８分にはトシッチのクロスにサノゴが足を伸ばして同点ゴール。さらに２４分にはブレーメンが逆転のチャンスを迎えたが、ローゼンボリのシュートにＧＫカシージャスが見事な反応を見せ、最悪の事態を回避した。レアルも素晴らしいサッカーを展開し、３６分にはイグアインのボレーシュートが惜しくも外れる。４２分にはイェンセンがゴールを狙ったが、芸術的なボレーシュートをカシージャスが触ってはじき出した。

　後半はなかなか試合が動かない。６８分にはラウルが勝ち越しのチャンスを迎えたが、ループシュートは狙いが合わなかった。７３分にはファン・ニステルローイの決定機をノイアーがストップ。カウンターからウーゴ・アルメイダが強烈なシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。
　レアルに待望の勝ち越し点が生まれたのは７４分。ラウルのアシストを受けたファン・ニステルローイが、右足のインサイドキックでビーゼを破った。