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九州国立博物館コミュの真夏の特別展「南の貝のものがたり」

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平成18年7月29日(土)〜9月3日(日)

九州国立博物館では夏季特別展「南の貝のものがたり」を開催いたします。今回は珊瑚礁が広がる美しい南の海に生息する貝と、日本の文化や社会との関わりに焦点をあてます。

 亜熱帯に属する南の海域では珊瑚礁が発達し、美しく蒼い海が広がっています。ここでは九州島では見られないさまざまな魚介類が生息し、珊瑚礁とともに独特な世界が育まれています。なかでも南島産の大型巻貝については弥生時代から近世に至るまで、その美しさや希少価値等から人々に好まれ、日本の文化や社会と密接な関わりをもってきました。

 弥生・古墳時代の司祭者や権力者が好んだ南島産貝製の腕輪やその形を真似た儀礼用の腕飾(わんしょく)類、また南島独特の美しい貝製品や、古代から近世にかけて人々を魅了した妖しくも美しい輝きを放つ螺鈿製品など。これら貝にまつわる展示品を通して、これまで一般にはあまり知られていなかった南島産の貝が織りなす歴史を紹介したいと思います。

 総点数2,800点(うち国宝1件、重要文化財7件)に及ぶ考古資料や美術工芸品を通して、魅力あふれる南の貝のものがたりをお楽しみいただければ幸いです。

開催概要
会 期 平成18年7月29日(土)〜9月3日(日)会期中無休

会 場 九州国立博物館 特別展示室

(〒818ー0118 福岡県太宰府市石坂4ー7ー2)

開館時間 9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)

展示作品総数 約2,800点 [国宝 1件・重要文化財 7件]

観 覧 料
一 般 1,000円(800円)
高大生 700円(500円)
小中生 400円(200円)

*上記金額で当館「文化交流展示」もご覧いただけます。
*同時開催の「発掘された日本列島2006」招待券でもご覧になれます。
*同時開催の「発掘された日本列島2006」は「南の貝のものがたり」鑑賞券でご覧になれます。
*( )内は前売り、20名以上の団体料金です。
*身体障害者等とその介護者1名は無料です。
 入館の際に身体障害者手帳等をご提示ください。
*満65歳以上の方は( )内料金でご入場いただけます。
 入館の際に年齢の分かるもの(健康保険証、運転免許証など)をご提示ください。


主催 九州国立博物館 朝日新聞社

後援 九州朝日放送、FMfukuoka、朝日カルチャーセンター、福岡文化財団、(財)九州国立博物館振興財団、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、山口県、九州・沖縄・山口各県教育委員会、福岡市、同教育委員会、北九州市、太宰府市、太宰府市教育委員会、太宰府市商工会、太宰府観光協会、福岡県私学協会

協力 九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、日本航空

協賛 昭和シェル石油株式会社

特別協力 太宰府天満宮


お問い合わせ:0570ー008886(ハローダイヤル)

http://www.kyuhaku.com/pr/exhibition/exhibition_s04.html

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【展覧会構成】


序章「美しき南の貝」
 九州の南に浮かぶ島々。珊瑚礁が発達した海底深くに、イモガイやゴホウラ、シャコガイなど大型の貝が生息しています。この貝を材料にした精巧で美しい貝符や腕輪が造られるなど、多彩な貝の文化が育まれました。その貝製品の数々を紹介します。

第1章「王者のよそおい」
 弥生時代、北部九州の司祭者や権力者は南島産の貝に聖なる力が宿っていると考えました。そのため南島産巻貝の腕輪を祭器として重要視しました。ここでは南の貝が人々に与えた影響を当時の権力者の墓から出土した副葬品とともに考えます。

第2章「貝が彩る古墳世界」
 弥生時代から古墳時代にかけて、王たちが好んできたは貝製の腕輪は、これを模した石製の腕輪に変わっていきました。古墳の壁画にも貝をモチーフとしたものが描かれ、南の貝が様々な場面で継承されていく世界を見ることができます。

第3章「深海のきらめき」
 古代以降、南島に生息するヤコウガイの輝きがより一層人々を魅了していきます。都の貴族はヤコウガイのとれる南の島々を「宝島」と称したほどでした。ここではヤコウガイを素材とした螺鈿製品を中心に、南の貝の魅力あふれる工芸品を紹介します。
主な展示品


序章「美しき南の貝」
・【重文】鹿児島県種子島・広田遺跡出土貝製品(鹿児島県歴史資料センター黎明館)
(ゴホウラ製貝輪29箇、オオツタノハ製貝輪52箇、有孔(ゆうこう)円盤状(えんばんじょう)貝製品4箇、貝符151箇、2孔板状貝製品46箇、貝輪5箇、竜佩状(りゅうはいじょう)貝製品66箇、貝珠1609箇、ヤコウガイ製容器 1箇、オニニシ製貝輪1箇)

第1章「王者のよそおい」
・佐賀県大友遺跡出土 イモガイ製縦型貝輪(佐賀県立博物館)
・シャーマン衣装(個人蔵)
・【重文】有鉤銅釧(ゆうこうどうくしろ)奈良県奈良市富雄(とみお)丸山(まるやま)古墳出土(京都国立博物館)

第2章「貝が彩る古墳世界」
・【重文】巴形(ともえがた)銅器 佐賀県唐津市桜馬場遺跡出土(佐賀県立博物館)
・ゴホウラ・イモガイ・オオツタノハ製貝輪 鹿児島県枕崎市松之尾遺跡出土(枕崎市教育委員会)
・【重文】鍬形石(くわがたいし)愛知県犬山市東之宮古墳出土(京都国立博物館)

第3章「深海のきらめき」
・貝匙(かいさじ)鹿児島県奄美市小湊フワガネク遺跡出土(奄美市立奄美博物館)
・【国宝】飾剣(かざりたち)鳳凰文(ほうおうもん)梨地螺鈿(なしじらでん)(東京国立博物館)
・【重文】鞍(くら)獅子文(ししもん)螺鈿(らでん)(東京国立博物館)
・経箱(きょうばこ)花唐草文(はなからくさもん)螺鈿(らでん)(文化庁)


*期間中展示替えを行います。

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