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九州国立博物館コミュの特別展「尾張徳川家の至宝」

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平成25年(2013)10月12日〜12月8日


1 御三家筆頭の格式と美
〜大名文化の頂点 尾張徳川家の名宝〜


尾張徳川家は、徳川将軍家に準ずる家柄である御三家のなかでも、筆頭格の家柄の大名家です。数ある大名家のなかで最高の家格を誇った同家には、徳川初代将軍家康の遺品を頂点として、太刀・甲冑・鉄砲などの武具類、茶の湯・香・能などの道具類といった、格調高い大名道具が数多く伝来しました。明治時代以降、旧大名家の多くが伝来の品々を売り立てる風潮のなかにあって、第十九代の義親(よしちか)氏が昭和6年(1931)に財団法人尾張徳川黎明会(れいめいかい)(現・公益財団法人徳川黎明会)を設立し、伝来品の保存と公開を図ったことも特筆されます。現在も徳川美術館で守り継がれている数多くの名品からは、江戸時代における最高水準の大名文化を、そのままのかたちで感じとることができます。

2 天下人が愛した名品の数々
〜足利将軍家、信長、秀吉、そして家康〜


尾張徳川家初代の義直は、初代将軍家康の九男にあたり、家康の死去に際して、遺品を兄弟間で分割相続しました。「駿府御分物(すんぷおわけもの)」とよばれる家康の遺品のなかには、室町時代の足利将軍家に由来する「東山御物(ひがしやまごもつ)」をはじめとして、織田信長や豊臣秀吉の遺愛品、そして家康の形見の品が数多く含まれています。天下人としての正統性を象徴する名品が徳川将軍家だけでなく、尾張徳川家にも数多く伝来したという事実は、将軍家に準ずる御三家筆頭格としての同家の家格の高さを雄弁に物語ります。天下人たちが愛した名品の数々と一斉に対面することができます。

3 美の競演、二つの「源氏物語」
〜特別公開 国宝「源氏物語絵巻」、国宝「初音の調度」〜

平安の美を代表する国宝「源氏物語絵巻」は、12世紀前半に成立した日本最古の物語絵巻です。今もなお親しまれている長編小説「源氏物語」を研ぎ澄まされた絵画表現でビジュアル化した、日本美術史上の代表的作品です。本展覧会では、「竹河(二)」と「横笛」を、それぞれ2週間限定で特別公開いたします。
江戸の美を代表する国宝「初音の調度」は、寛永16年(1639)、徳川三代将軍家光の長女千代姫が徳川義直の嫡男光友(尾張家二代)に嫁いだ際の豪華な婚礼調度です。日本の蒔絵作品の最高傑作で、「源氏物語」の「初音」帖の和歌の歌意を意匠とし、その文字を絵柄に埋めこむという趣向も凝らしています。
いずれも不朽の名作「源氏物語」を題材とした逸品です。平安の美と江戸の美の競演をお楽しみいただけます。

コメント(2)

国宝 源氏物語絵巻(横笛)は27日までの限定展示です!まだの方はお早めに!

※源氏物語絵巻は今回2種類来ます。27日に「横笛」が展示終了、11月12日〜24日に「竹河」が展示されます。
期間が短いのが残念ですが、大切な文化財を保護するためですから仕方ないですね。

どうしても絵巻を見たい方、事前に日程をしっかりチェックしましょう!

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