異毛面ライダー　マルダーコミュのサヲリン探偵おニャン子学園篇その２

第７話　潜入

マッスン）は〜い(^^)/久々登場「コスプレ探偵サヲリン」作品紹介ナビゲータ−のマッスンで〜す！ (^ε＾）☆

おニャンコ学園最大のミステリー！おニャンコ学園でも人気が高かったルリルリンがソロデビュー出来なかったのは何故なの？？
興味深々ですね〜(^^)/

その謎を追って、時の抜け穴で１００年前の世界にタイムスリップした私達
今回のお話は時の抜け穴から出てきたところから！始まり始まり(^^)/


マッスン）ケホッ、ケホ（＋＋）
　　　　　や〜ん、埃まみれ〜！！
サヲリン）ケホッ（＋＋）
さややん）ケホッ（＋＋）どろだらけだわ！
マルダー）まぁ、仕方ないよ！替えの服も沢山持ってきてるし、足りなければ買おう。
　　　　
　　　　　そうだ！まずは、何時に着いたか確認しよう！
　　　　　
マルダーはそう言うと関ヶ原鍾乳洞の売店に走って行き、スポーツ新聞を買ってきた。

マルダー）エ〜ト、１９８６年７月２９日（昭和６１年）
　　　　　ありゃ〜！予定より１年早い時代に着いたらしい！

　　　　　出来れば、翌年の解散間際が良かったんだけど・・・でも、おニャン
　　　　　子が社会現象になり始めた直後だし、
　　　　　ほら、この新聞にも「フジのおニャン子、ＴＢＳの歌ザ、ベストテ
　　　　　ン！ジャック」とある。
　　　　　１０曲中４曲もおニャン子達の歌が入っていたって♪いろいろ楽しそ
　　　　　うだよ！

　　　　　今、朝の９時らしい。みんな！早速東京に乗り込もう！！

一同　　）イェ〜イ！

３人はタクシーで大垣駅（まだ亀の噴水がある頃）まで行くと、名古屋から新幹線で東京に向い、
昼過ぎに新宿に着いた。（この頃フジＴＶはまだ新宿区川田町にあった）

さややん）なんだか、人が多くて活気に満ちてるわね〜！歩道に沢山の公衆電話ＢＯＸが並んでて、みんな電話してる。
マッスン）まだ携帯とかない時代ね＊。

＊実際にはあったが、すごく大きくて契約料が７万／月と、当時としては高すぎて一般には普及してなかった。

サヲリン）人ごみは苦手だわ〜（＊＊）

マルダー）この頃の娘って、眉が濃いね〜！ファッションもミニやツッパリ風、清楚な感じと色とりどり目のやり場に困るよ！

サヲリン）マルダ〜！浮気したら十文字斬りよ！！
マルダー）ひえ〜！しませんしません！
　　　　　ひとまず、ホテルにチェックインして夕方になったらフジＴＶへいってみよう！！
　　　
４人は有名なプリンセスホテルにチェックインした。
部屋割りは？って、もちろん４人別々・・だけどサヲリンの部屋だけ、みんなで集まれるようにツインにしたようだよ。

夕方になって着替えも済ませた三人はフジＴＶに向かった。
マルダー）そろそろリハの始まる時間だ。上手くスタジオに入り込もう！
サヲリン）でもどうやって・・
マッスン）楽しそう！
さややん）レッツ、ゴー！！

４人は、観覧希望者の学生達の後ろにくっついてススッとスタジオの入り口までやってきた。
その時、玄関の方から受付のスタッフが走ってきて

スタッフＡ）こら！そこの４人、観覧許可のハガキ見せてないだろ！
　　　　　　勝手に入っちゃダメだよ！
マルダー）しまった！見つかった〜！

４人はスタジオに逃げ込み、後ろからスタッフが追いかける！
サヲリン）キャー！マッスン）ヒャー！さややん）ワーイ！　バタバタ・・バタバタ
チョットした騒ぎになった。
ついに４人がスタッフ達につかまりスタジオを追い出されようとした時、ＡＤ風のお姉さんが４人の方に寄って来た。

竹内ＡＤ）そこの奇抜な格好の女の子３人！オーデション希望者はこっちよ！もうすぐ受付が始まるから来なさい！
優しく、でも凛とした声である。
竹内ＡＤ）それからそこの、モジャモジャ！
　　　　　今日のおニャン子危機一髪コーナー担当のお笑い芸人「モジャ」っていうのはあなたでしょう！
　　　　　遅刻です！君も来なさい！

４人は？マーク一杯のまま、チョッと幸運なこの状況に素直に従うのだった。
そのまま、スタジオ奥の控え室に連れて行かれた４人は、ヒソヒソと相談を始めた。

マルダー）モジャだって、なんかなぁ？！
さややん）ワハハ！モジャ！モジャ！
マッスン）フフッ
マルダー）（・・）
サヲリン）可笑しいでも、このままおニャン子に入れれば捜査がしやすくなると思わない？！
さややん）面白そう！賛成！
マッスン）やりますか〜！私はスターだし！
マルダー）それはいいね！ぼくも上手くお笑い芸人を演じてみるよ！
サヲリン）じゃあ、みんな頑張りましょう(^^)/

おニャンコ学園のオープニングが終わり、今月のおニャン子学園のテーマソング「オットチカン〜」が終わると
３人のオーディションの出番となった。　　　　
司会は、売出し中の「とんなりず」のたかさんとのりさん。
まずはさややんの番だ。

たかさん）じゃあ次の娘、いってみよう！
　　　　　名前とチャームポイントは？
さややん）１番、石原さやかです、チャームポイントは小さな体と笑顔で〜す
観覧席やおニャン子達からは「きゃ〜かわいい」「ちっちゃ〜い！」「ゆうゆより小さい！」との声が掛かる。
たかさん）お前、小学生はオーディション受けられないんだぞ！
さややん）私！女子大生です
のりさん）ええ”〜うそだろ〜！
　　　　　それから、そのファッションはなんだぁ？ミニのワンピースの下にＧパン？？
　　　　　（多分このころはデニムパンツとは言わない）
たかさん）う〜ん、まぁいいだろう？？じゃあ、なにか歌ってもらおう！
さややん）は〜い！歌は得意です。（この頃の歌は・・そうだ！聖子ちゃん）
　　　　　♪月明かり青い岬に　　　　　　ママの目を盗んで来たの
　　　　　真夜中に呼び出すな・ん・て　　あなたってどういうつもり・・
のりさん）なかなかなか上手いなぁ！たかさん！
観覧席やおニャン子達からも「うまい！聖子ちゃんみたい」「すげ〜、カワイイ」なんて歓声があがる。
たかさん）ああ！久々来たなこりゃ！！

次はマッスンの番だ。
マッスン）３番！増見ひろこで〜す！チャームポイントは、細い足デース。　　
たかさん）お前、その短パンずり落ちてないか？ヘソが見えてるぞ！　　
マッスン）これはファッションなの！カワイイでしょう！
観覧席やおニャン子達からは「きゃ〜かわいい」「スレンダー！」「美人系！」との声が掛かる！
たかさん）う〜ん？？（こいつもインパクト強いなぁ）じゃあなにか歌ってもらおう。
マッスン）歌は得意よ！（私アイドル歌手だし！）
　　　　　
　　　　　♪真っ赤なリンゴを欲しがる　ネイビーブルーのＴシャツ
　　　　　　あいつは、あいつはカワイイ　年下の男の子　

のりさん）イエイ！ランちゃんみたいだったよ！たかさん！
観覧席やおニャン子達からも「すげ〜！ランちゃんみたい」「カワイイ〜」なんて歓声があがる。
たかさん）ああ！（こいつもやるなぁ）え〜と、ひろこちゃん特技とかある？
マッスン）は〜い！少し武道を習っていたの！
のりさん）空手かなんかかい？
マッスン）そんなもんかなぁ！
のりさん）よおし、じゃあたかさんに蹴りをいれてみてくれ！
マッスン）ハーイ！
たかさんが、キャッチャーのようなプロテクターをつけて出てきた。
マッスン）じゃあ行きますよ〜！（あの人大きいから少し能力（チカラ）を加えてっと・・）
　　　　　｢短パン、キ〜ック！！」
マッスンがのキックがたかさんのお腹の真ん中に炸裂すると、たかさんは５ｍほど吹っ飛んでしまった。
のりさんが思わず駆け寄る。
マッスン）（アチャー、力入れ過ぎた〜）
のりさん）たかさん大丈夫？
たかさん）あ？？、ああ、ちょっと大げさに飛びすぎたよ
観覧席やおニャン子達からも「なぁんだ、演技か〜！でもすごいぞ！」「短パンキック、カッコイイ」なんて歓声があがる。

そしてサヲリンの番だ。
サヲリン）５番！田川さおりで〜す！チャームポイントは、鋭い目デース。　　
たかさん）お前、タンクトップにミニスカートなんてセクシー過ぎるぞ！　　
サヲリン）これが私のスタイルなの！すけべな目で見ないで
観覧席やおニャン子達からは「セクシ〜」「胸大きい！」「美人！」などと声が掛かる！
たかさん）う〜ん？？（こいつもかぁ）じゃあなにか歌ってもらおう。
サヲリン）はーい！（へへん、最近センさんの特訓受けてるから、成果を見せてやるわよ！）
　　　　　
　　　　　♪緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ　一人旅なの私一人でハンドル切るの
　　　　　　・・・
　　　　　　チョット待ってプレイバックプレイバック　　プレイバック　

歌が終わると、スタジオ内がシ〜ンと静まり返った。
のりさん）パチパチ　たかさん、途中で止めるのも忘れてしまったよ！すごいよ！たかさん！
観覧席やおニャン子達からも「すげ〜！」「百恵さんみたい〜」なんて大歓声があがる。
たかさん）ああ！（こいつやるなぁ）え〜と・・そうそうさおりちゃんの特技は？
サヲリン）は〜い！私も少し武道を習っていたの！
のりさん）３番の娘と一緒かい？
サヲリン）まあ・・ちょっと違うかなぁ！
のりさん）よおし、じゃあまたたかさんが相手します！
サヲリン）ハーイ！じゃあ、たかさんはそこに立ってください。絶対動いたらダメよ！
サヲリンは何処から持ってきたのか木刀を持って構えた。
たかさんはオドオドしながら、突っ立っている。（マッスンの技の恐さをしているからサヲリンが何をするのかわからずビクビクしているのだ）
サヲリン）じゃあ行きますよ〜！「（十文字と呟き）斬り〜！」

ただの木刀で空気を切っただけ（のように見えたのに）たかさんのシャツが十文字に切れて、たかさんの目が釣りあがった。
スタジオの空気も静まる。
　　　　　
サヲリン）（アチャー、やり過ぎた〜）
のりさん）たかさん？
たかさん）あ・・ああ？？、いやあ、仕掛けが上手くいった。
観覧席やおニャン子達からも「なぁんだ、仕掛けか〜！でもすごいぞ！」「これって十字に切れたから十字斬りね、カッコイイ〜」
なんて歓声があがる。

審査するＡＤや、その他のスタッフ達もこの３人にはドギモを抜かされたようで・・
「何処のプロダクションから送り込んだんだ」「ナベか、ホリか？」「いや、あそこは出さない」
「しかし、すごいのが来たなぁ・・」「う〜ん、スケバンキャラに、ゆうゆの妹のような娘！これはいけるぞ！」
そんな会話を聞きながら、竹内ＡＤ（女性）だけは少し、ニヤッ！としていた。　

みんなの審査が終わっていよいよオーディション結果の発表だ。
のりさん）さあ、５人の審査員一人一人が１００点も持点を持っています。
たかさん）１００点以上取った人が晴れておニャン子になれます！
　　　　　では、審査員のみなさんスイッチオン！
女の子達の頭上の得点表の数値がデジタル表示で得点を表示していく。さややん、マッスン、サヲリンの得点はまだ止まらない！
のりさん）でました！１番、３番、５番！
たかさん）なんと、３人同時に合格です！新しいおニャン子が３人誕生しました！！　　
　　
観覧席やおニャン子達からも「すごい！」「ブラボー！」｛俺はファン第一号だ！」などと大歓声が！
こうして、なんと３人はおニャン子学園に入学してしまった。

審査員Ａ）３人同時の合格おめでとう”いや３人ともすばらしかった。３人は欠番だった出席番号１番、２番、３番で頑張ってもらうよ！

そして、マルダーはというと・・
次のおニャン子危機一髪のコーナーで、おニャン子同士を黒ひげ危機一髪ゲームで戦わせ、黒ひげが飛んで負けたおニャン子に
勝ったおニャン子が、マルダーの出した少しエッチな質問をする、というコーナーの司会を上手くやっていた。

マルダー）ようし、「ゆうゆ」の勝ち〜！じゃあ、まけちゃった「マミちゃん」に、この質問をしてみよう！
と言いながら、ゆうゆにカンペを見せる。
ゆうゆ　）え〜！！えっと、マミちゃんのパンツの色は何色
マミ　　）・・・し・ろ（＊＊）　　キャー！
マミちゃんはキャーキャーいいながら、マルダーをポコポコ叩く！
マルダー）次の挑戦相手は、出席番号１８番のルリちゃん！
観覧席からは、ルリルリ〜ン、ルリルリ〜ンとの大声援！

マルダー）じゃあ、ゆうゆとルリちゃんの対戦！スタート・・・（お約束のようにルリちゃんが負ける）
　　　　　はい、ルリちゃんのバツゲーム
ルリ　　）キャー！イヤーン！
マルダー）（本物だ・・感動・・セミロングの髪にリボン、大きな目にカワイイ口・・やはり可愛い・・）
マルダーはゆうゆにカンペを見せる。

ゆうゆ　）エート、ルリちゃんは何処が一番感じやすいの？
ルリ　　）キャー！なに〜！この質問！！
ルリちゃんは体をよじって、体全体で恥ずかしさを表現する。
マルダー）（このしぐさがカワイイんだよね・・）

ルリ　　）え〜と、髪を触られると眠くなるの〜(^^)
マルダー）いるね〜（ハート）そんな子供

観覧席からも、ルリちゃんカワイイ、子供〜！ルリっ子〜！などと声援と、大笑い！
マルダーのコーナーは大盛況のうちに終了した。

竹内ＡＤ）モジャくん、良いよ君、明日からも頼むね！
３人娘も合格したし明日から４人でおいで！

マルダー）はい！よろしくお願いします。
あなたは、もしかしたら・・

竹内ＡＤ）私、忙しいからこれで・・明日からよろしく！

　

マッスン）は〜い(^^)/マッスンで〜す。
　　　　　めでたく？、あまりにも都合よく過ぎない？？
　　　　　おニャン子学園に潜入できたマルダー達４人！
　　　　　
　　　　　おニャン子学園の裏に潜む謎とは？あまりにも可愛いルリルリン、謎なんかあるのか？
　　　　　
　　　　　竹内ＡＤの方もあやしいぞ！

　　　これからの執筆が楽しみだ（＾＾）。