ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

F・C・MIYA3000コミュの本日のピックアップ vol,1

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 今日ピックアップするのは90年代最強と謳われ、今でもまだまだ強いイタリアの強豪ACミランのフォーメーション。


 4−3−1−2という守備的MFが3枚も並んだ、初めてお目にかかるようなフォーメーションです。一見とても守備的に見えますが何故か点が取れちゃうミランの不思議に迫ってみましょう。

 個と組織の融合という点に着目すると今のミランより完成されたチームは他には見当たりません。みんなチームプレーを最優先していながら、個人の良い所がほとんど消えていないという、監督のカルロ・アンチェロッティの手腕が物をいった素晴らしいチーム作りがされています。

 まず最も特徴的な3DMの解説から。ミランはショートカウンターを得意としてはいますが、オフェンスの基本は中盤でボール支配率をあげるポゼッションフットボールです。そのため組み立ての時に3DMが前線に飛び出したりはおろか、中に移動したりサイドを変えることすらほとんどしません。唯一、フィニッシュの時のみ、ごくたまに左DMのシードルフがミドルレンジからシュートを狙う程度。ゴールのほぼ全てをセットプレーと最前線のFWとカカーに依存しています。
つまりオフェンス時の3DMの役割は組み立てのみ。圧倒的な構成力は他のチームの比較になりません。その中核を成すのが言わずと知れたアンドレア・ピルロ。抜群の個人技と広い視野と瞬間的な判断力でミランのゲームメイクの全てを支える司令塔。彼が自ら提案したこのフォーメーションは、その年にCL制覇。翌年はスクデッド。その翌年はCL準優勝とかなりの好成績をおさめています。このピルロの役割は、正確無比なグラウンダーのパスを左右に散らして相手のディフェンスの脆いところを突くこと。彼のプレーを見ているとショートパスの精度ってすごく大事だなとつくづく思います。みんな練習しましょう。最近はスタミナも付き、課題だった守備力も一気に向上、走れて上手いファンタジスタになりました(レオ科さん聞いてます?)。
そしてピルロを抜群の運動量と1対1の強さとカバーリング技術で助けるのがジェンナーロ・ガットゥーゾ。このシステムからは切っても切れないプレイヤーです。
同じく抜群の運動量とカバーリング技術と、おまけに正確な足元の技術まで備わってる万能オランダ人プレイヤー、クラレンス・シードルフ。彼はアヤックスとレアルマドリーとミランでCL優勝経験を持つという実績が証明しているように、どんなチームでもどんなフォーメーションでも順応できる頭の良さとフレキシブルなユーティリティー性をもった選手です。彼のオフェンス時の役割はというと、まずは正確なパスワークで少しずつ相手のラインを下げて行くこと。そしてドリブル突破。サイドに流れてクロスを上げるのと、突然ゴール前に現れて強烈なシュート。プレースキックが上手いのも彼の持ち味です。彼のプレイを見ていると戦術理解度って大事だなとつくづく思います。

 それぞれに特徴がある3人が横に並んだフォーメーションは、ユニークさと技術があり相手には脅威となります。そしてその1列前には突破力とスルーパスと平均的なFWを凌ぐ得点力を持っているトップ下プレイヤー、カカー。
さらに1列前にはワールドクラスのFWシェフチェンコとクレスポが並んでいます。クレスポは足元の技術がありながら空中戦も得意な現代のCF。シェフチェンコは得点力も並じゃないが、サイドに開いてウイング的な仕事もできる万能タイプ。

 中盤の3DMが世界1のゲームメイクをしてくれるからこそ、前線の3人の個人技が生きるというわけで。今日の教訓は『MFたるもの技術とスタミナの両立が出来ていなければならない』


  次回はミランのディフェンス編です。

コメント(2)

さすがの解説だね、うん。

おい!レオ科聞いてるか?

太老も見てるか?

ゴリラ!バナナばっかり食ってる場合じゃないぞ!

俺も試合で結果出せるようにトレーニングします。

走るぞー!!
ありがとうございます!



みなさんよく読みましょう。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

F・C・MIYA3000 更新情報

F・C・MIYA3000のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング