【200312】の凶悪犯罪、殺人事件コミュの東京都足立区金銭強奪暴行段ボール詰め殺人事件

東京都足立区の新聞販売所の従業員寮で１月、段ボール箱に入った多摩市
　出身の小出亜紀子さん（２４）の遺体が見つかった事件で、警視庁は３日、
　元従業員の本間直人容疑者（２４）＝死体遺棄罪で起訴＝と少女（１９）を
　殺人容疑で再逮捕した。

　捜査１課の調べでは、２人は昨年１２月１４日、少女が働いていた店の寮で
　ある足立区綾瀬３丁目のアパートに小出さんを呼び出し、同居を始めた。
　金を無心したが断られたため、同２０日ごろから１月２０日にかけ、下着しか
　着けさせずに天井下の狭い空間に閉じこめ、食料や水もほとんど与えずに
　衰弱させ殺害した疑い。

　殴ったり熱湯をかけたりしたほか、腕立て伏せを長時間させたこともあったという。
　死亡に気がついた同日朝、遺体を室内の洋服ダンスに隠した。しかし少女が店を
　辞めて退去を求められていたことから、遺体を段ボール箱に入れ本間容疑者が
　同２２日から働き始めた新聞販売所の寮に運び込んだ。同２６日、本間容疑者が
　戻らないことを不審に思った別の従業員が箱を開けて見つけた。


東京都足立区千住緑町２の朝日新聞販売店「ＡＳＡ千住」の２階にある寮の一室で、段ボール箱の中に若い女性の変死体が入っているのを19歳の販売員が発見、「寮の段ボールに人が詰められている」と110番通報した。

千住署の調べによると、女性は20〜30歳代で、段ボール箱は荷物の中に埋もれていた。貸していたＣＤを返してもらおうと部屋に入ったところ、異臭がしたため、従業員が段ボール箱を開けたという。女性は下半身の下着以外に衣服を身に着けておらず、身元を示すものは見つかっていない。

この部屋に住む別の男性従業員（24）が同日午後６時ごろ、自転車で寮を出て以降、行方がわからなくなっており、同署では、死体遺棄事件とみて捜査を始めるとともに、この男性が何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。



●被害者



被害者の女性は多摩地区に住む24歳の女性ということがわかった。女性は行方が分からなくなっている同販売所の新聞配達員の男（24）と昨年11月ごろから足立区綾瀬３のアパートで同棲していたとみられる。

女性の遺体は、高さ60センチ、幅70センチ、奥行き50センチの段ボール箱に両足を抱えた格好で入れられた状態で発見された。下着姿で死後４日前後だった。

女性には、背中に熱湯をかけられたようなやけどの跡があったほか、全身に激しく暴行を受けた跡もあった。死因は、外傷性ショックとみられる。



●犯人逮捕



警視庁は１月28日の午後1時、死体遺棄の疑いで、新聞販売店の従業員（24）を新宿歌舞伎町のコマ劇場の前で逮捕した。男の本名は本間直人と判明。なお、逃げていた19歳の女三浦美maruも一緒に逮捕されていた。この19歳の女は元風俗嬢だったそう。

本間容疑者は、新潟県豊栄市の出身。中学卒業後、地元工務店に就職したが、１年半ほどで退職し、その後は職を転々としていた。



●暴虐、金銭強奪の数々・・・


●2005年７月15日　元新聞配達員、殺人・死体遺棄で懲役13年確定へ



段ボール詰め殺人事件で、殺人、死体遺棄の罪に問われた元新聞配達員本間直人被告（25）に対し、最高裁第２小法廷（今井功裁判長）は、上告を棄却する決定をした。決定は13日付。懲役13年とした１、２審判決が確定する

●2005年７月15日　元新聞配達員、殺人・死体遺棄で懲役13年確定へ