GZCA-5099 森田葉月 / (AL)“HAZUKI”-Jazz for the next generation- @GIZA,INC. / GIZA studio
2007.04.18. CD 2800円(税抜2667円) 4 523949 044608
優しく切なくパワフルな歌声が巻き起こす旋風。 懐かしいけれど新しい「次世代のスタンダード」誕生。
音楽誌『ADLIB』 編集長 松下佳男 ライナーノーツ付
01.Mack the Knife original / Bobby Darin 作詞 / Marc Blitzstein 作曲 / Kurt Weill 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)Copyright 1928 by Universal Edition A.G.,Vienna Rights for Japan controlled by Ongaku No Tomo Sha Corp.
02.When you wish upon a star original / Walt Disney Movie「Pinocchio」挿入歌 作詞 / Ned Washington 作曲 / Leigh Harline 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)1940 by BOURNE CO. (copyright renewed 1961) All rights reserved. Used by permission. Right for Japan administered by NICHION INC.
03.Nature boy original / Nat King Cole 作詞 / Eden Ahbez 作曲 / Eden Ahbez 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)by CHAPPELL-MORRIES,LTD. / CRESTVIEW-MUSIC CORP ALL right reserved. Used by permission. Rights for Japan administered by WARNER / CHAPPELL MUSIC JAPAN K.K.
04.The Glory of Love 作詞 / William (Billy) Hill 作曲 / William (Billy) Hill 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
05.Come fly with me original / Frank Sinatra 作詞 / Sammy Cahn 作曲 / Sammy Cahn 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)by CAHN MUSIC CO. / MARVILLE MUSIC CORP All rights reserved. Used by permission. Rights for Japan jointly adminstered by WARNER / CHAPPELL MUSIC JAPAN K.K.&FUJIPACIFIC MUSIC INC.
06.Black Coffee Peggy Leeで有名 作詞 / Paul Francis Webster / Francis Joseph Burke 作曲 / Paul Francis Webster / Francis Joseph Burke 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)by Webster Music Company
07.Ain't no sunshine original / Bill Withers 作詞 / Bill Withers 作曲 / Bill Withers 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)by Interior Music Corporation
08.Sing Sing Sing original / Benny Goodman 作詞 / Louis Prima 作曲 / Louis Prima 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚 Guest Vocal&Chorus / 森川七月
(C)EMI ROBBINS CATALOG INC.
09.Fragile 作詞 / Gordon Summer 作曲 / Gordon Sumner 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚 Guest Vocal&Chorus / 森川七月
(C)G M SUMNER
10.Take Five 作詞 / Brubeck 作曲 / Paul Desmond 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)DERRY MUSIC CO.
11.Dream a little dream of me 作詞 / Fabian Andre, Gus Kahn and Wilbur Schwandt 作曲 / Fabian Andre, Gus Kahn and Wilbur Schwandt 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
TRO-(C) Copyright 1930 and renewed 1958 by WORDS AND MUSIC,INC.
12.Someone to watch over me 作詞 / Ira Gershwin 作曲 / George Gershwin 編曲 / 石川武司 Piano / 石川武司 Drums / 高野正明 Saxphone / 横山貴生 Wood Bass / 井手厚
(C)by WARNER BROTHERS INC. All rights reserved. Used by permission. Rights for Japan administered by WARNER / CHAPPELL MUSIC JAPAN K.K.
Produced by Hazuki Morita
Recorded&Mixed by Tatsuya Okada (REDWAY) Assistant Engineer:Kouki Yamamoto (REDWAY)
Recorded&Mixed at GREENWAY STUDIO,BLUEWAY STUDIO Mastered by Fumio Nochi (BIRDMAN MASTERING) Mastered at BIRDMAN MASTERING ROOM
Director, Label Manager:Reiko Sogo (GIZA studio) Sound Advisor:Hiroshi Terao (GIZA studio) English Advisor:Danny Gong
Art Direction&Design:Iwao "GAN" Kojima (MODS HOUSE) Assistant Design:Ai Satomoto (MODS HOUSE) Photographs:Hiromi Kyo (GIZA studio)
Artist Management:GIZA Artists Official Website Staff:Taku Yanagida,Takuya Furukawa (ZET)
Special thanks to:Yoshio Matsushita (ADLIB),Natsuki Morikawa
Thanks to:Katsuko Nagata,Risa Kitahara,Shinako Kiuchi,Miyuki Morimoto (GIZA studio),Ading,ZET,J-DISC Being,MODS HOUSE,REDWAY,TENTHOUSE,all the staff and you!
Executive Producer:JUGO
Official web site //www.hazuki-morita.com
大阪のライブハウスを中心にその実力を磨き、実妹、森川七月とのコラボアルバム『Jazz cover / 森田葉月&森川七月』(2006年7月)で本格的にデビューしたシンガー、森田葉月。 ジャズ・ヴォーカルの新しい波が注目を浴びる中での登場だった。何より彼女たち(25歳と20歳)の若さとジャズの繋がりがとても新鮮だった。 それまでのジャズ・ヴォーカルは、大人やジャズ愛好家のための音楽というイメージがあったし、どこか閉ざされた雰囲気も強かった。それが今や日本を含め、アメリカ、ヨーロッパ、カナダなど世界各国で、昨年はジャズを歌う新世代の女性シンガーたちが数多くデビューすることになり、高い人気を得ている。 面白いのは、彼女達がそれまでの堅苦しいジャズ・ヴォーカルのルールとか関係なしに、自由に、楽しくスイングしていることだ。そんな彼女たちの若さを感じさせる魅力が一般の音楽ファンにもアピールし、「こういうカジュアルなジャズ・ヴォーカルが聴きたかった」という彼らの眠れる関心を目覚めさせた・ スタジオ・レコーディングによる森田葉月のファースト・ソロ・アルバム『"HAZUKI" -Jazz for the next generation-』は、次世代のスタンダードという、まさにその核心をついた作品だ。 「両親が追えでよく聴いていたのがジャズで、それが一番落ち着く音楽になって、自分の居場所にもなり、歌うレパートリーも自然とスタンダードが多くなりました。」という森田。そんな彼女の思いは、今回のアルバムで取り上げた選曲にも生かされている。彼女が尊敬するアーティストでもあるボビー・ダーリンやペギー・リーなどをはじめ、思い入れのあるスタンダードが中心となっている。 例えば、ボビー・ダーリンの大ヒット曲<Mack the Knife>について、「私がまだ小学生になっていない頃からずっと聴いていた歌です。なぜか、ずっと頭にあるんです。歌詞はモテモテの憎めないMackという男の話。実はそのMackとは指名手配中のワルイ男なのだという話を後になって知りました。この、とてつもないストーリーをとっても軽やかに歌っているギャップがなんとも昔らしさを漂わせています、昔からただ聴いていただけの曲の意味を知ったことにより思わず『歌いたい!』と思いました。とっても単純な音楽を、1コーラス、1コーラス盛り上げていくアレンジにしてもらいました。アンプラグドならではのこの音を聴いて何かを体感してみてください。」と語る。
今回、全曲アレンジを担当したピアニスト、石川武司による温かみのあるアンサンブルは、スタンダードという伝統をオープンな新感覚で表現し、そこに森田のアイディアを加味し、どの曲にも新鮮なアイディアが盛り込まれており、互いに響き合うものが感じられる。バックアップする5人のメンバーのサウンドが、ライブ繋がりの感興が得られる仕上がりになっているところも印象深い。 今回、選ばれたスタンダードは、曲がすでに彼女の一部になっているもの、最終的に自分と繋がりを持てる曲、そして、エモーショナルな関係を持てる曲など、バランス良く選んでいるところがよくて、どの曲も愛や人生に溢れたストーリーを持っている。 僕が好きなのは、彼女がその歌を通じて”自分の中で発見したいものを見つけ出していく”というその熱情だ。それはどの曲でも感じられ、シンガーとしての彼女の姿勢にも繋がっていると思う。 どんな音楽でもそうだが、曲を通じて自分が何を感じ、またそれをどう伝えるかが大事でm彼女の場合子供の頃に初めて外国の曲を耳にした思い、新しい世界を見つけた新鮮さ、それらから強烈なインスピレーションを得て、彼女の歌は独自のストーリー・ラインとなって響いてくる。その理由は、彼女がそれぞれの歌詞を理解し、どんな歌なのかを知った上で、自らのこだわりでテンションを高め、自分のソウルをさらけ出すからだと思う。また、森田の歌には、自身のバックグラウンドにロックやソウルもあることを漂わせるところもあり、そのポップなアプローチも聴きどころとなっている。 今回、妹の七月もコーラスで参加しており、<Sing Sing Sing>では大変身!させたアレンジにのって2人でスイングしているのもいい感じだ。伸びのある高音とハスキーなコラボは、ジャズ・ムードとソウルのエモーションを感じさせ、ポップスとしての伝わりやすさも持っている。 ある有名なシンガーは「歌は丁度い感じのところで押さえておくと、もう一度聴きたいという気になる」と言っているが、どこまで感情的になれるか、またその逆にそれをどこまで抑えられるかが、歌唱の面白いところなのかもしれない。 ”歌うことを本当に楽しんでいる様子”が伝わってくるこのソロ・アルバムは、同時に若さとパワーで伸び伸びとジャズ・チャレンジするありのままの彼女が表れている。
●音楽誌『ADLIB』編集長 松下佳男
MANUFACTURED BY GIZA studio DISTRIBUTE BY J-DISC Being