少年「ちぇっ…つまんねぇな」
「今とっても忙しいのよ…その代わり…ほら！これあげるわ♪」
と、飛行機の玩具を差し出すマリちゃん。
岬「せっかくのプレゼントだ。もらっとけよ」
少年は「…今度はちゃんと見せてくれよ」と言い、玩具をもらう。
ツッコミポイント?
…えーと(^^;) のっけから何の描写だ、これは。
何の説明もないので勝手に解釈しますと…
少年（氏名不詳、ＯＰテロップでも『少年』）は恐らくマリちゃんの親戚で、ＳＡＦ基地の見学に来たものの、忙しいために追い返されてしまった…のだろう(^^;)
ま、当時の特撮番組では、ほぼ毎回子役を出演させるのがお決まりでした。
そうすることで子供にとって身近な存在という演出したかったのでしょう。…ワタクシ的には子供を出すと、ちとリアリティに欠けるので、あまり好きではありませんが…(-_-;)
それにしても不自然な描写だ(^^;)
３人が立っている場所は、周りに木々が見える草原。すぐ横にビルらしき建物が見えますが…どこの公園だ(^^;)、基地じゃねぇのかぃ??
少なくともマリちゃんが言うほど、忙しそうには見えません(笑)
少年が飛行機をもらって帰ろうとすると、空が突然暗くなります！
すぐに司令室に戻る岬。
「隊長！空が突然真っ暗に！」
現在午前11時56分…しかし真夜中のように暗い。一体何が起こっているのか…
千葉は
「水島さん…地球は、宇宙は狂ってしまったんでしょうか？」
それに対して水島は一言
「発狂した宇宙」
水島さん…(^ｰ^;)会話になっとらんよ〜。
とりあえず、何か異常事態が始まる雰囲気だけは伝わってきます。
やがて日本中に津波や竜巻などの異常気象が発生！未曾有の大災害の幕開けです！
余談ですが、このときの津波や避難する人々の映像は、1971年の『帰ってきたウルトラマン』第13、14話のものが使われています。
どうやらこの異常現象は、宇宙から接近している遊星が原因らしい。そのせいで地球の引力バランスが崩れ、ビルなどの建造物も浮き上がっている地域もあるそうだ。
やがて中央天文台からデータが入り、謎の遊星は『ゴメロス』と命名された。
そのデータを見て、驚愕する水島。遊星ゴメロスは86.99％の確率で、地球の惑星になるという。
えーと…劇中では〔惑星〕と言っておりますが、これは恐らく〔衛星〕のミステイクかと思われます。その証拠に海野隊長は
「あんなものが地球を回り始めたら、地球の潮流や気象がめちゃくちゃになるぞ！」
と言います。
その直後、遊星ゴメロスから隕石落下がしたという情報が伝わります。マリンカーでさっそく採取に向かう水島と岬。
隕石は両手でかかえる程の大きさだ。しかも〔ただの隕石〕ではない。生物のような線状物質が見える。
岬は採取用の特殊な手袋をつけ、ボックスに収容した。その直後にマリンカーに無線が入り、岬が応答に出ます。
ツッコミポイント?
隕石を掴んだ手袋で、そのまま無線に出る岬(^^;) これはイカンだろ〜！
衛生面はもとより、未知の物質なんだから、慎重に扱わなきゃならんのに…。
ちなみに岬の不衛生かつ、不用意な採取活動は、次回の第７話でも見られます。
司令室からは、ゴメロスが再び太陽と地球の間に来る、という連絡だった。
間もなく陽が陰りだし、奇妙な音が聞こえてくる。どうやらゴメロスから発せられているらしい。
岬「水島さん、あの音…」
水島「えぇ…」
ん？ なんだこの会話？？
その後、ゴメロスの音に関する説明が全くないので、この会話の必要性がよく分かりません(^^;)
岸田森さん演じる水島の不思議キャラが、徐々に開花してきたようです。
一方、司令室の海野隊長は、上司らしき人物と電話しています。有効な対策が立てられないまま、防衛隊と警察はＳＡＦの指揮下に入ることが決定されたのです！
いやはや、えらいことになってきました。
ただ欲を言えば、政府の高官を囲んだ会議などで決定されれば、よりリアリティが出たのではなかろうか…と思いました。電話だけで決まるのも、ちと説得力に欠けるし…。 ま、制作費の都合かもしれませんね(^^;)
さて、水島は以前勤務していた宇宙開発センターに、無人観測ロケットの打ち上げを要請します。
ロケットは無事ゴメロスに着陸。大気などの様々なデータがＳＡＦ司令室に送られてきます。
データを読み上げるマリちゃんの横で、何故か白衣を着ている水島。そういえば前回のオレンジ色の液体を調べていたときも白衣だったな(^^;)。
ま、ＳＡＦの中では一番理知的な風貌ですからねー。…キャラはだんだん妙な方向に行きますが(-_-;)
その水島によると、遊星ゴメロスは地球と似ている気候ということが判明。
しかし観測ロケットは地割れに飲み込まれ、データ送信は途中でストップ。
もはや一刻の猶予もない…
水島は、千葉が開発した『マリンゼット』なら、ゴメロスを破壊できるのでは…と考察。
しかし海野隊長は反対します。
「マリンゼットを使うのは危険だ。宇宙空間の構造が変わってしまうかもしれん」
マリンゼット…名前だけしか登場しませんが、その威力はあまりにも強力と推定されます。
それにしても千葉はとんでもない兵器を開発してたんですねー(ﾟ□ﾟ;) 劇中では開発するシーンが一度もないため、ついつい忘れてしまいますが、彼は若き工学博士なのです。
そんな超兵器・マリンゼットを安易に使えないとすると…
水島の考えはひとつ。破壊できないならば、ゴメロスに推進ロケットを取り付け、地球の軌道から外すことです。
いやぁ…1998年の映画『アルマゲドン』を先取りするようなエピソードですねー！もっともアルマゲドンでは、遊星（隕石？）の内部まで掘削して、中心部から爆破する対処法でしたが。
本エピソードでは軌道をそらすという、やや地味な手法ですが、決してそんなことはありません。
アニメ作品・機動戦士ガンダムでは、スペースコロニーやアクシズ（小惑星）に核パルスエンジンを取り付け、移動させたり、あるいは兵器として使われることもありました。
ファイヤーマンはそれほどメジャーな特撮番組ではありませんが、こういうＳＦ描写の基本設定は、もっと評価されても良いのでは…と思います(^^;)。ＳＦ好きにはたまらん設定だと思います。
場面は変わり、隕石を調査する岬と海野隊長。
岩石のように見えて、実は生物の一部ということが判明する。
海野隊長は、遊星ゴメロスに生息する生物ではないか…と推察。
で、ナレーターが補足。
（海野隊長の考えは当たっていた。生き物なのだ。ただし遊星ゴメロスの生物ではない。遊星ゴメロスの一部なのだ！）
なんとゴメロスの正体は、超･巨大生命体だったのです！
で、その直後にゴメロス表面から現れる怪獣・スペーザー。
ツッコミポイント?
…唐突に現れたなぁ、この怪獣(^〜^;) スペーザーは両手にムチ、お腹に顔がついてる特異なスタイル。シルエットだけは帰マンのグドンを彷彿させます。…てゆっか[パクリ]??
いや、それ以前に、この場面で怪獣が登場するシーンは全く必要ないと思います(^^;) ゴメロスの正体が判明した直後に、怪獣を出したらゴメロスの存在が薄くなっちゃいますし(^^;)
…ホント演出の仕方に疑問が湧きます。
ま、とりあえずここでＡパート終了。
ＳＡＦ基地に入る黄色い車(ワーゲン)。出てきたのは長髪の男だ。一体何者なのか…
男は基地を見上げ、何かを口に入れる。
作中では説明されませんが、当時の仁丹かと思われます。
あるいはミント系のタブレットかなぁ…と筆者は推測。
その頃岬は司令室で大あくび。徹夜明けか、早朝出勤か…こうゆう表情を見せるヒーローって、この当時では珍しいよなぁ(^^;)
マリちゃんにあくびを窘(たしな)められながら、ゴメロスの資料を受け取る岬。
資料に目を通しながら、改めてゴメロス阻止計画の大きさに感嘆します。
「しかし…ロケットで遊星を吹き飛ばすなんて、こいつはどうも…」
「やろうと思えばできるさ！」
岬の呟きに答えたのは、マリちゃんではない。
「まぁ、吹き飛ばすなんて威勢の良いものじゃないが、かたつむりぐらいのスピードなら…」
自らの理論と、宇宙ロケット『グリーン47号』の性能を語り、さらにマリちゃんの持ってきた資料を見て、２ヶ月前のもので使い物にならないと一刀両断。
初めて見るこの男に好き勝手言われて、憮然(ぶぜん)とする岬＆マリちゃん。
しかし男は構わず、司令室の設備に感心しながら見回っている。
「…さすがＳＡＦ。素晴らしい設備だ」
そんなマイペース男の横を、突然通り過ぎる水島。手持ちのボードを見てブツブツ呟いている。…ホント不思議キャラが際立ってきたなぁ。さらに、
「おぃ、はー はー…」
…何のセリフだ、こりゃ(^-^;)…ま、すぐに判明しますけどね。
ここで岬は、いきなり男に飛び掛かって、一本背負い！…科学者のくせにケンカっ早いなぁ！
それを横目で見た水島は
「はっはっは…二人とも元気がいいなぁ♪おーぃ、葉山くん！」
葉山くんって… あぁ、そういえばマリちゃんの本名は『葉山マリコ』でしたね。
てか、さっきの「はー はー…」ってのはマリちゃんを呼ぼうとしてたのか！？…謎の水島さん(^^;)
「元気がいい!? こいつ、無断侵入ですよ！」
いきり立つ岬を見て、水島は
「無断？ … …ごめん。忘れてた♪ グリーン47号を開発した竹原くんだ」
「!?…すると宇宙開発センターの… いやぁ！これは失礼しました！」
途端にへりくだる岬。男の正体は宇宙開発センターの若き博士・竹原でした。ということは、水島の元同僚ということですね。
それにしても水島さんの完全な伝達ミスでした(笑)。竹原は対ゴメロスの推進ロケット『グリーン47号』を開発し、この日ＳＡＦに出向してきたのです。
さて、竹原を演じているのは富川�酩廖覆箸澆�わすみお）氏。昭和47年『ウルトラマンＡ』の第22話で『宇宙仮面』を演じた方です。
竹原は
「きみの一本背負い、効くなぁ」
と皮肉まじりに笑顔。根は[いいヤツ]のようです。
場面は変わり、宇宙服を着た岬と竹原。待合室のような部屋で少々リラックス。
「岬さんは…田舎は東京ですか？」
唐突の質問で驚く『地底人ミサキー』(笑)。
さすがに「アバン大陸です」とは言えず、「えぇ…そうです」とゴマかします。
釣り好きの竹原は、そのうち一緒に行こうと誘い、例の仁丹らしきものを口に放ります。
それを興味深く見ている岬にも、一粒渡しますが、どうやら岬の口には合わなかった模様(笑)
岬はスゴい表情になります(^^;)とてもヒーローに見えん…。てか、この仁丹は一体何なんだ？？
…関係ありませんがアニメ映画『風の谷のナウシカ』で、アスベルがナウシカからもらった『クコの実』(…だったかな??)を食べたときの表情を思い出します(^^;)
一方、司令室の水島と海野隊長が座っていると、電話が鳴ります。
ほぼ同時に受話器をとる二人。しかも同じセリフ…
海野＆水島「はい」
海野＆水島「そうです」
海野＆水島「えぇ」
その後、海野隊長だけが会話を続け、水島は無言で受話器を置きます。
ツッコミポイント?
水島こと、岸田森さんの[お遊び]が顕著に出てきました(^^;)
当時は映像を先に収録して、あとでアフレコ（声を入れる）する作業だったため、このシーンはただのアドリブではありません！
つまり最初から、この[無意味]なシーンを狙って演技したと思われます。
海野隊長はゴメロスの軌道を変えるべく、第一陣を送ることを決断！…ということは、さっきの電話は上司から？ ＳＡＦの組織体系が不明の分かりませんが、恐らく上層部からの要請でしょう。
司令室に集まるＳＡＦ隊員と竹原。…よく見ると、この宇宙服…ＳＡＦの制服同様[背中チャック]だ。エラく着づらいと思います(^^;)
海野隊長は
「竹原…この作戦が終わったら、きみには正式にＳＡＦに入隊してもらう」
と告知。…そうだよなぁ。竹原なら少なくとも、マリちゃんより入隊資格はあると思います(^^;)
竹原入隊と聞き、喜ぶ岬。 しかし水島は
「荷物の関係上、搭乗者は私と竹原、千葉。この３名だ」
なんと主人公・岬はメンバーから外されてしまいます。
納得いかない様子の岬に対して、海野隊長は諭します
今回の調査が成功すれば、グリーン47号の機材を運ぶロケットが何度も往復することになる。それに乗れば良い、と。
岬は断念し、竹原に励ましの言葉をかけます。で、例の仁丹をもらうのですが、口に含む寸前でやめます。…相当、危険な味なのでしょう(笑)。笑ってゴマかす岬。
さぁ、いよいよＳＡＦが初めて宇宙空間に飛び立ちます！
ちなみにマリンゴンは最初から宇宙飛行も可能な、万能戦闘機。あっという間にゴメロスに到達します。
ウルトラマンの第16話『科特隊宇宙へ』とは違い、割とあっさり宇宙に行くので若干拍子抜けではありますが、ゴメロスの脅威を丹念に描くためには仕方ないでしょう。
さっそく着陸するマリンゴン。
しかし地中から突然伸びた触手によって、捕らえられてしまいます！触手の呼称は不明ですが、ウルトラマンの吸血植物『スフラン』みたいなものでしょう。
自力で飛び立つことができなくなり、３人は機外に出て触手排除を試みます。
水島＆竹原は光線銃で触手を攻撃！ところが千葉が触手に捕まってしまいます！
ちなみに千葉はこのとき、名称不明のライフルを持っています。どうやら第４話で水島が使ったものと同じライフルのようです。このあと第８話では岬も使っていますので、特に千葉専用の武器というわけではないみたいですね。
水島は光線銃を発射！千葉に絡みついた触手を焼き切りますが、今度は竹原が捕まり、土中に引きずりこまれてしまいます！…かなり[あっけない](-_-;)
水島と千葉はマリンゴンに戻り、ＳＡＦ司令室に連絡。
千葉「こちらマリンゴン！ 隊長！竹原さんが…」
隊長「竹原がどうした！？」
千葉「殺されました！」
隊長「なにぃ！？」
ツッコミポイント?
演出が････足りません(^^;)
もうちょっと竹原の犠牲を丁寧に描けなかったものか…題材が秀逸なだけに非常に残念です。
状況は最悪です。グリーン47号の開発者でありＳＡＦ隊員候補の竹原を失い、さらにゴメロスが地球に向けて動き始めたのです。おまけにＡパートで登場したスペーザーも現れ、マリンゴンは大ピンチ！
竹原の死を聞き、愕然とする岬。司令室の海野隊長は悲壮な決断をします。
最後の切り札・マリンゼットを撃ち込むしかない。しかしそれは同時にゴメロスで身動きのできない、水島と千葉の二人を見捨てることになります。
基地を飛び出した岬。ここでナレーション。
『行け、ファイヤーマン！お前にはその能力がある！』
「ふぁいやー！」
岬はファイヤーマンに変身。なんと瞬間移動をします。このシーンはウルトラマンの第16話で、ウルトラマンがＲ(アール)惑星に移動するときと良く似ています。
しかしファイヤーマンは地底人なのに…何でもありのヒーローですな(￣ω￣;)
ゴメロスについたウルト…いやいやファイヤーマンはマリンゴンに絡みついた触手をブチブチ切ります。マリンゴンは緊急上昇。
しかしスペーザーが襲ってきます。少々格闘して、
「ふぁいやー…ぅあぁぁぁしゅ!!」
割とあっさり倒して終了。
で、このゴメロスはファイヤーマンの力に恐れをなしたのか…よく分かりませんが、地球から遠ざかっていきます。
えー(￣□￣;)なんだこの無理矢理な終わり方は…
ツッコミポイント?
水島曰く、ゴメロスは生物らしい。自分の考えを自嘲気味に説明し、地球へ戻る水島たち。
ラストは竹原の墓(？)に、彼が愛用していたペンダントをかける岬。
尊い犠牲の上に、地球の平和が守られた。という雰囲気で番組終了。
-総括-
初めての宇宙。しかも宇宙人の襲来ではなく、あくまで自然現象として遊星を排除することが目的。
そういう意味では人間ドラマの濃さを演出できたエピソードだと思います。
しかし…
キーパーソンとなる竹原はＢパートからの登場で、ややインパクトに欠けます。こういう人は冒頭から出すべきでしょう。
その竹原の最期も、ちと[あっけなさすぎ]です。同じ最期を迎えるなら、今回の件で親しくなった岬や、元同僚の水島を庇う…とか。
そういう意味では出動メンバーは岬、水島、竹原にすればよかったと思います。で、マリンゼットの開発者である千葉は基地に残るのが自然の流れでしょう。
そうなると当然ファイヤーマンの瞬間移動シーンはなくなりますが…これは特に必要ないでしょう(^^;)
また怪獣スペーザーとゴメロスの関係、ゴメロスの撤退理由…
あいまいな点が多いのも残念です。
いろいろ批判的な総括になりましたが、映画・アルマゲドン、ディープインパクトなどの元ネタでは？と思わせる設定はとても秀逸でしょう！
「今とっても忙しいのよ…その代わり…ほら！これあげるわ♪」
と、飛行機の玩具を差し出すマリちゃん。
岬「せっかくのプレゼントだ。もらっとけよ」
少年は「…今度はちゃんと見せてくれよ」と言い、玩具をもらう。
ツッコミポイント?
…えーと(^^;) のっけから何の描写だ、これは。
何の説明もないので勝手に解釈しますと…
少年（氏名不詳、ＯＰテロップでも『少年』）は恐らくマリちゃんの親戚で、ＳＡＦ基地の見学に来たものの、忙しいために追い返されてしまった…のだろう(^^;)
ま、当時の特撮番組では、ほぼ毎回子役を出演させるのがお決まりでした。
そうすることで子供にとって身近な存在という演出したかったのでしょう。…ワタクシ的には子供を出すと、ちとリアリティに欠けるので、あまり好きではありませんが…(-_-;)
それにしても不自然な描写だ(^^;)
３人が立っている場所は、周りに木々が見える草原。すぐ横にビルらしき建物が見えますが…どこの公園だ(^^;)、基地じゃねぇのかぃ??
少なくともマリちゃんが言うほど、忙しそうには見えません(笑)
少年が飛行機をもらって帰ろうとすると、空が突然暗くなります！
すぐに司令室に戻る岬。
「隊長！空が突然真っ暗に！」
現在午前11時56分…しかし真夜中のように暗い。一体何が起こっているのか…
千葉は
「水島さん…地球は、宇宙は狂ってしまったんでしょうか？」
それに対して水島は一言
「発狂した宇宙」
水島さん…(^ｰ^;)会話になっとらんよ〜。
とりあえず、何か異常事態が始まる雰囲気だけは伝わってきます。
やがて日本中に津波や竜巻などの異常気象が発生！未曾有の大災害の幕開けです！
余談ですが、このときの津波や避難する人々の映像は、1971年の『帰ってきたウルトラマン』第13、14話のものが使われています。
どうやらこの異常現象は、宇宙から接近している遊星が原因らしい。そのせいで地球の引力バランスが崩れ、ビルなどの建造物も浮き上がっている地域もあるそうだ。
やがて中央天文台からデータが入り、謎の遊星は『ゴメロス』と命名された。
そのデータを見て、驚愕する水島。遊星ゴメロスは86.99％の確率で、地球の惑星になるという。
えーと…劇中では〔惑星〕と言っておりますが、これは恐らく〔衛星〕のミステイクかと思われます。その証拠に海野隊長は
「あんなものが地球を回り始めたら、地球の潮流や気象がめちゃくちゃになるぞ！」
と言います。
その直後、遊星ゴメロスから隕石落下がしたという情報が伝わります。マリンカーでさっそく採取に向かう水島と岬。
隕石は両手でかかえる程の大きさだ。しかも〔ただの隕石〕ではない。生物のような線状物質が見える。
岬は採取用の特殊な手袋をつけ、ボックスに収容した。その直後にマリンカーに無線が入り、岬が応答に出ます。
ツッコミポイント?
隕石を掴んだ手袋で、そのまま無線に出る岬(^^;) これはイカンだろ〜！
衛生面はもとより、未知の物質なんだから、慎重に扱わなきゃならんのに…。
ちなみに岬の不衛生かつ、不用意な採取活動は、次回の第７話でも見られます。
司令室からは、ゴメロスが再び太陽と地球の間に来る、という連絡だった。
間もなく陽が陰りだし、奇妙な音が聞こえてくる。どうやらゴメロスから発せられているらしい。
岬「水島さん、あの音…」
水島「えぇ…」
ん？ なんだこの会話？？
その後、ゴメロスの音に関する説明が全くないので、この会話の必要性がよく分かりません(^^;)
岸田森さん演じる水島の不思議キャラが、徐々に開花してきたようです。
一方、司令室の海野隊長は、上司らしき人物と電話しています。有効な対策が立てられないまま、防衛隊と警察はＳＡＦの指揮下に入ることが決定されたのです！
いやはや、えらいことになってきました。
ただ欲を言えば、政府の高官を囲んだ会議などで決定されれば、よりリアリティが出たのではなかろうか…と思いました。電話だけで決まるのも、ちと説得力に欠けるし…。 ま、制作費の都合かもしれませんね(^^;)
さて、水島は以前勤務していた宇宙開発センターに、無人観測ロケットの打ち上げを要請します。
ロケットは無事ゴメロスに着陸。大気などの様々なデータがＳＡＦ司令室に送られてきます。
データを読み上げるマリちゃんの横で、何故か白衣を着ている水島。そういえば前回のオレンジ色の液体を調べていたときも白衣だったな(^^;)。
ま、ＳＡＦの中では一番理知的な風貌ですからねー。…キャラはだんだん妙な方向に行きますが(-_-;)
その水島によると、遊星ゴメロスは地球と似ている気候ということが判明。
しかし観測ロケットは地割れに飲み込まれ、データ送信は途中でストップ。
もはや一刻の猶予もない…
水島は、千葉が開発した『マリンゼット』なら、ゴメロスを破壊できるのでは…と考察。
しかし海野隊長は反対します。
「マリンゼットを使うのは危険だ。宇宙空間の構造が変わってしまうかもしれん」
マリンゼット…名前だけしか登場しませんが、その威力はあまりにも強力と推定されます。
それにしても千葉はとんでもない兵器を開発してたんですねー(ﾟ□ﾟ;) 劇中では開発するシーンが一度もないため、ついつい忘れてしまいますが、彼は若き工学博士なのです。
そんな超兵器・マリンゼットを安易に使えないとすると…
水島の考えはひとつ。破壊できないならば、ゴメロスに推進ロケットを取り付け、地球の軌道から外すことです。
いやぁ…1998年の映画『アルマゲドン』を先取りするようなエピソードですねー！もっともアルマゲドンでは、遊星（隕石？）の内部まで掘削して、中心部から爆破する対処法でしたが。
本エピソードでは軌道をそらすという、やや地味な手法ですが、決してそんなことはありません。
アニメ作品・機動戦士ガンダムでは、スペースコロニーやアクシズ（小惑星）に核パルスエンジンを取り付け、移動させたり、あるいは兵器として使われることもありました。
ファイヤーマンはそれほどメジャーな特撮番組ではありませんが、こういうＳＦ描写の基本設定は、もっと評価されても良いのでは…と思います(^^;)。ＳＦ好きにはたまらん設定だと思います。
場面は変わり、隕石を調査する岬と海野隊長。
岩石のように見えて、実は生物の一部ということが判明する。
海野隊長は、遊星ゴメロスに生息する生物ではないか…と推察。
で、ナレーターが補足。
（海野隊長の考えは当たっていた。生き物なのだ。ただし遊星ゴメロスの生物ではない。遊星ゴメロスの一部なのだ！）
なんとゴメロスの正体は、超･巨大生命体だったのです！
で、その直後にゴメロス表面から現れる怪獣・スペーザー。
ツッコミポイント?
…唐突に現れたなぁ、この怪獣(^〜^;) スペーザーは両手にムチ、お腹に顔がついてる特異なスタイル。シルエットだけは帰マンのグドンを彷彿させます。…てゆっか[パクリ]??
いや、それ以前に、この場面で怪獣が登場するシーンは全く必要ないと思います(^^;) ゴメロスの正体が判明した直後に、怪獣を出したらゴメロスの存在が薄くなっちゃいますし(^^;)
…ホント演出の仕方に疑問が湧きます。
ま、とりあえずここでＡパート終了。
ＳＡＦ基地に入る黄色い車(ワーゲン)。出てきたのは長髪の男だ。一体何者なのか…
男は基地を見上げ、何かを口に入れる。
作中では説明されませんが、当時の仁丹かと思われます。
あるいはミント系のタブレットかなぁ…と筆者は推測。
その頃岬は司令室で大あくび。徹夜明けか、早朝出勤か…こうゆう表情を見せるヒーローって、この当時では珍しいよなぁ(^^;)
マリちゃんにあくびを窘(たしな)められながら、ゴメロスの資料を受け取る岬。
資料に目を通しながら、改めてゴメロス阻止計画の大きさに感嘆します。
「しかし…ロケットで遊星を吹き飛ばすなんて、こいつはどうも…」
「やろうと思えばできるさ！」
岬の呟きに答えたのは、マリちゃんではない。
「まぁ、吹き飛ばすなんて威勢の良いものじゃないが、かたつむりぐらいのスピードなら…」
自らの理論と、宇宙ロケット『グリーン47号』の性能を語り、さらにマリちゃんの持ってきた資料を見て、２ヶ月前のもので使い物にならないと一刀両断。
初めて見るこの男に好き勝手言われて、憮然(ぶぜん)とする岬＆マリちゃん。
しかし男は構わず、司令室の設備に感心しながら見回っている。
「…さすがＳＡＦ。素晴らしい設備だ」
そんなマイペース男の横を、突然通り過ぎる水島。手持ちのボードを見てブツブツ呟いている。…ホント不思議キャラが際立ってきたなぁ。さらに、
「おぃ、はー はー…」
…何のセリフだ、こりゃ(^-^;)…ま、すぐに判明しますけどね。
ここで岬は、いきなり男に飛び掛かって、一本背負い！…科学者のくせにケンカっ早いなぁ！
それを横目で見た水島は
「はっはっは…二人とも元気がいいなぁ♪おーぃ、葉山くん！」
葉山くんって… あぁ、そういえばマリちゃんの本名は『葉山マリコ』でしたね。
てか、さっきの「はー はー…」ってのはマリちゃんを呼ぼうとしてたのか！？…謎の水島さん(^^;)
「元気がいい!? こいつ、無断侵入ですよ！」
いきり立つ岬を見て、水島は
「無断？ … …ごめん。忘れてた♪ グリーン47号を開発した竹原くんだ」
「!?…すると宇宙開発センターの… いやぁ！これは失礼しました！」
途端にへりくだる岬。男の正体は宇宙開発センターの若き博士・竹原でした。ということは、水島の元同僚ということですね。
それにしても水島さんの完全な伝達ミスでした(笑)。竹原は対ゴメロスの推進ロケット『グリーン47号』を開発し、この日ＳＡＦに出向してきたのです。
さて、竹原を演じているのは富川�酩廖覆箸澆�わすみお）氏。昭和47年『ウルトラマンＡ』の第22話で『宇宙仮面』を演じた方です。
竹原は
「きみの一本背負い、効くなぁ」
と皮肉まじりに笑顔。根は[いいヤツ]のようです。
場面は変わり、宇宙服を着た岬と竹原。待合室のような部屋で少々リラックス。
「岬さんは…田舎は東京ですか？」
唐突の質問で驚く『地底人ミサキー』(笑)。
さすがに「アバン大陸です」とは言えず、「えぇ…そうです」とゴマかします。
釣り好きの竹原は、そのうち一緒に行こうと誘い、例の仁丹らしきものを口に放ります。
それを興味深く見ている岬にも、一粒渡しますが、どうやら岬の口には合わなかった模様(笑)
岬はスゴい表情になります(^^;)とてもヒーローに見えん…。てか、この仁丹は一体何なんだ？？
…関係ありませんがアニメ映画『風の谷のナウシカ』で、アスベルがナウシカからもらった『クコの実』(…だったかな??)を食べたときの表情を思い出します(^^;)
一方、司令室の水島と海野隊長が座っていると、電話が鳴ります。
ほぼ同時に受話器をとる二人。しかも同じセリフ…
海野＆水島「はい」
海野＆水島「そうです」
海野＆水島「えぇ」
その後、海野隊長だけが会話を続け、水島は無言で受話器を置きます。
ツッコミポイント?
水島こと、岸田森さんの[お遊び]が顕著に出てきました(^^;)
当時は映像を先に収録して、あとでアフレコ（声を入れる）する作業だったため、このシーンはただのアドリブではありません！
つまり最初から、この[無意味]なシーンを狙って演技したと思われます。
海野隊長はゴメロスの軌道を変えるべく、第一陣を送ることを決断！…ということは、さっきの電話は上司から？ ＳＡＦの組織体系が不明の分かりませんが、恐らく上層部からの要請でしょう。
司令室に集まるＳＡＦ隊員と竹原。…よく見ると、この宇宙服…ＳＡＦの制服同様[背中チャック]だ。エラく着づらいと思います(^^;)
海野隊長は
「竹原…この作戦が終わったら、きみには正式にＳＡＦに入隊してもらう」
と告知。…そうだよなぁ。竹原なら少なくとも、マリちゃんより入隊資格はあると思います(^^;)
竹原入隊と聞き、喜ぶ岬。 しかし水島は
「荷物の関係上、搭乗者は私と竹原、千葉。この３名だ」
なんと主人公・岬はメンバーから外されてしまいます。
納得いかない様子の岬に対して、海野隊長は諭します
今回の調査が成功すれば、グリーン47号の機材を運ぶロケットが何度も往復することになる。それに乗れば良い、と。
岬は断念し、竹原に励ましの言葉をかけます。で、例の仁丹をもらうのですが、口に含む寸前でやめます。…相当、危険な味なのでしょう(笑)。笑ってゴマかす岬。
さぁ、いよいよＳＡＦが初めて宇宙空間に飛び立ちます！
ちなみにマリンゴンは最初から宇宙飛行も可能な、万能戦闘機。あっという間にゴメロスに到達します。
ウルトラマンの第16話『科特隊宇宙へ』とは違い、割とあっさり宇宙に行くので若干拍子抜けではありますが、ゴメロスの脅威を丹念に描くためには仕方ないでしょう。
さっそく着陸するマリンゴン。
しかし地中から突然伸びた触手によって、捕らえられてしまいます！触手の呼称は不明ですが、ウルトラマンの吸血植物『スフラン』みたいなものでしょう。
自力で飛び立つことができなくなり、３人は機外に出て触手排除を試みます。
水島＆竹原は光線銃で触手を攻撃！ところが千葉が触手に捕まってしまいます！
ちなみに千葉はこのとき、名称不明のライフルを持っています。どうやら第４話で水島が使ったものと同じライフルのようです。このあと第８話では岬も使っていますので、特に千葉専用の武器というわけではないみたいですね。
水島は光線銃を発射！千葉に絡みついた触手を焼き切りますが、今度は竹原が捕まり、土中に引きずりこまれてしまいます！…かなり[あっけない](-_-;)
水島と千葉はマリンゴンに戻り、ＳＡＦ司令室に連絡。
千葉「こちらマリンゴン！ 隊長！竹原さんが…」
隊長「竹原がどうした！？」
千葉「殺されました！」
隊長「なにぃ！？」
ツッコミポイント?
演出が････足りません(^^;)
もうちょっと竹原の犠牲を丁寧に描けなかったものか…題材が秀逸なだけに非常に残念です。
状況は最悪です。グリーン47号の開発者でありＳＡＦ隊員候補の竹原を失い、さらにゴメロスが地球に向けて動き始めたのです。おまけにＡパートで登場したスペーザーも現れ、マリンゴンは大ピンチ！
竹原の死を聞き、愕然とする岬。司令室の海野隊長は悲壮な決断をします。
最後の切り札・マリンゼットを撃ち込むしかない。しかしそれは同時にゴメロスで身動きのできない、水島と千葉の二人を見捨てることになります。
基地を飛び出した岬。ここでナレーション。
『行け、ファイヤーマン！お前にはその能力がある！』
「ふぁいやー！」
岬はファイヤーマンに変身。なんと瞬間移動をします。このシーンはウルトラマンの第16話で、ウルトラマンがＲ(アール)惑星に移動するときと良く似ています。
しかしファイヤーマンは地底人なのに…何でもありのヒーローですな(￣ω￣;)
ゴメロスについたウルト…いやいやファイヤーマンはマリンゴンに絡みついた触手をブチブチ切ります。マリンゴンは緊急上昇。
しかしスペーザーが襲ってきます。少々格闘して、
「ふぁいやー…ぅあぁぁぁしゅ!!」
割とあっさり倒して終了。
で、このゴメロスはファイヤーマンの力に恐れをなしたのか…よく分かりませんが、地球から遠ざかっていきます。
えー(￣□￣;)なんだこの無理矢理な終わり方は…
ツッコミポイント?
水島曰く、ゴメロスは生物らしい。自分の考えを自嘲気味に説明し、地球へ戻る水島たち。
ラストは竹原の墓(？)に、彼が愛用していたペンダントをかける岬。
尊い犠牲の上に、地球の平和が守られた。という雰囲気で番組終了。
-総括-
初めての宇宙。しかも宇宙人の襲来ではなく、あくまで自然現象として遊星を排除することが目的。
そういう意味では人間ドラマの濃さを演出できたエピソードだと思います。
しかし…
キーパーソンとなる竹原はＢパートからの登場で、ややインパクトに欠けます。こういう人は冒頭から出すべきでしょう。
その竹原の最期も、ちと[あっけなさすぎ]です。同じ最期を迎えるなら、今回の件で親しくなった岬や、元同僚の水島を庇う…とか。
そういう意味では出動メンバーは岬、水島、竹原にすればよかったと思います。で、マリンゼットの開発者である千葉は基地に残るのが自然の流れでしょう。
そうなると当然ファイヤーマンの瞬間移動シーンはなくなりますが…これは特に必要ないでしょう(^^;)
また怪獣スペーザーとゴメロスの関係、ゴメロスの撤退理由…
あいまいな点が多いのも残念です。
いろいろ批判的な総括になりましたが、映画・アルマゲドン、ディープインパクトなどの元ネタでは？と思わせる設定はとても秀逸でしょう！
|
|
|
|
コメント(7)
リアルタイムでは殆ど見てなかったに等しいので毎週新鮮です。
岸田森さんの存在も大きく円谷プロ１０周年記念作品も頷けます。
子供がよく出ると確かにクオリティが下がりますね。ホシノ少年が勝手に出入りすると科学特捜隊の警備は甘いなとよく思います。あまり子供が出ないセブンはノンマルトやペロリンガ星人の回とか印象に残ります。
自分が理工系だったり大学の考古学の標本室を見るのが好きだったので今回、若き科学者の遺志が引き継がれることを墓前に報告する姿には胸が熱くなります。
ＳＡＦの立ち上げから疑問なのは科学者たちが、いきなり空飛ぶ戦闘機に乗れたり。特に武道の練習とか身体を鍛えてる様子は無いなあと。まあ細かいことを言えばキリないですが。
ナレーションは村越伊知朗さんですが裏番組の「サザエさん」のノリスケ役と時期はかぶってなかったのかなと気になります。昔は裏番組に出ても、うるさくなかったんですかね。
円谷劇場はマイティジャック、流星人間ゾーン、スターウルフ、緊急指令10-4-10-10、とか有り得ない再放送を期待しています。
岸田森さんの存在も大きく円谷プロ１０周年記念作品も頷けます。
子供がよく出ると確かにクオリティが下がりますね。ホシノ少年が勝手に出入りすると科学特捜隊の警備は甘いなとよく思います。あまり子供が出ないセブンはノンマルトやペロリンガ星人の回とか印象に残ります。
自分が理工系だったり大学の考古学の標本室を見るのが好きだったので今回、若き科学者の遺志が引き継がれることを墓前に報告する姿には胸が熱くなります。
ＳＡＦの立ち上げから疑問なのは科学者たちが、いきなり空飛ぶ戦闘機に乗れたり。特に武道の練習とか身体を鍛えてる様子は無いなあと。まあ細かいことを言えばキリないですが。
ナレーションは村越伊知朗さんですが裏番組の「サザエさん」のノリスケ役と時期はかぶってなかったのかなと気になります。昔は裏番組に出ても、うるさくなかったんですかね。
円谷劇場はマイティジャック、流星人間ゾーン、スターウルフ、緊急指令10-4-10-10、とか有り得ない再放送を期待しています。
竹原登場シーンで掛かる「♪ベベベベベン」。選曲の鈴木清司氏は『元祖天才バカボン』、新『ルパン三世』等の東京ムービー作品、『大都会』、『西部警察』等石原プロ作品、『俺たちの旅』、『ゆうひが丘の総理大臣』等ユニオン映画作品でも選曲を担当されていた方、件のブリッジ曲は上記の作品はじめ鈴木氏が関わったあちこちの作品で使用されてます。竹原と岬が語り合うシーンでのＳＡＦテーマバリエーションの選曲も印象的でした。
確かにツッコミどころはいろいろとありますが、細かいところでは妙に味わいのあるエピソードだと思います。しかし本当にドラマ部分の見所は岸田森さんはじめ出演者の小芝居になってゆきますね。竹原役の冨川氏は岸田森さんと同じ劇団の方で、『ウルトラマンＡ』、『トリプルファイター』、『１０‐４・１０‐１０』とほぼ同時期の円谷作品に何度かゲスト出演されてます。
確かにツッコミどころはいろいろとありますが、細かいところでは妙に味わいのあるエピソードだと思います。しかし本当にドラマ部分の見所は岸田森さんはじめ出演者の小芝居になってゆきますね。竹原役の冨川氏は岸田森さんと同じ劇団の方で、『ウルトラマンＡ』、『トリプルファイター』、『１０‐４・１０‐１０』とほぼ同時期の円谷作品に何度かゲスト出演されてます。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
ファイヤーマン 更新情報
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
ファイヤーマンのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています
人気コミュニティランキング
- 1位
- mixi バスケ部
- 37831人
- 2位
- 酒好き
- 170655人
- 3位
- マイミク募集はここで。
- 89517人