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漫画動画健康保険組合の提案コミュの基本概念  動漫健保

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 動画漫画健康保険組合の基本概念として「叩き台」を掲出します。

 1.国民健康保険(個人/地域)からの切り替え。 
   より安価な保険料で豊かな福利厚生が期待できること。

 2.社会保険(法人/地域)からの切り替え。
   より安価な保険料で豊かな福利厚生が期待できること。

 3.不定期所得環境への対応性
   所得が不安定となっても安定補償を受けられること。

 4.ヘルスケアサポーターの充実
   特にアニメーターの職業病や高齢者への医療ケア。
   (眼疾病、腰痛、生活習慣病などへの専門医対応)

 これらの実現のために……

 単純に保険料集積先の組み替え…だけでなく、補填財源の確保や隣接業界の支援、国家行政府の支援を積極的に求めてゆくアクションなどについてのシミュレーションが必要です。

 健康保険組合の成立が困難または現状からの切り替えよりも不利という調査試案結果となった場合、他の有利な健康保険組合への転入提案を構想します。

 例えば、美術家や作家が加入する文芸美術国民健康保険は、医療保険料が上限で月1万3200円。年間15万8400円です。
 所得がいくらであっても、この金額が固定されています。

 或る程度の所得を得られる被保険者にとっては、他の自治体の国民健康保険や法人が加入する社会保険に比べて割安感のある費用設定となっています。

 この国保には映画監督やプロデューサー、脚本家、作家、漫画家、イラストレーターなどの協会、約50団体に所属しているクリエーターが加入できるようになっています。

 ではなぜアニメーターは加入できないのか…というと、動画家個人が参加する協会がないからです。

 http://www.bunbi.com/

 また、もっと若いスタッフが安い保険料で加入できる制度も必要だと考えています。

 ゲーム業界やコンピュータ業界の組合保険:ITソフトウェア健保や出版社の出版健保などは財源が豊かであるため、保養施設や福利厚生が極めて恵まれた待遇であるようです。

 アニメーターが加入する健保も、これらと同等の待遇を獲得すべきと考えています。

 それらを可能とする財源として、国家行政府に働きかけて輸出コンテンツに貢献している産業に従事する労働者へのフォローとして、健保組合に対する助成金や知財コンテンツの再利用や輸出から生まれる利益の一部を健保組合に還元する制度提案をしてゆく可能性についてを検討します。

 今後も増加が予想される私的録画補償金やコミック貸与権、漫画やDVDコンテンツの商用化許諾からのコウテシィフィーなどからも健保組合への拠出金が期待できると考えています。

 調査により試案が作成され、結果、満足行くプランが得られた場合、各方面に取りはからった後に、実現化に向かってのアクションを起こすかどうか…の意見を業界有志に問います。

 そこで賛同を得られ、また有志が集まった時に、実現化に向けてアクションを起こすことになります。

 有識者、アニメ産業界、政治家、官僚、そして医療医学界に向かって協力と賛同を求めて行くことも行います。
 2007年度は、それらの活動への原点として「成立の可能性と問題点予測のための調査」を行っては…と思います。

 もちろん、この調査についても(可能な限り有志の無償参加を期待しますが…)、実費活動費も必要であり、それらを関係各方面に協力協賛後援として求めて行くことになります。

 ……というのが、本提案の骨子です。

コメント(3)

アニメーターの方の待遇が悪いという認識は(様々な方の努力で)大分広まってきた感もありますが、じゃぁどうすればよいかという一つの提案として、本コミュの理念には非常に賛同いたします。
アメリカで何かできることがないかを含めて検討してみたいと思います。
 実はこれ、アニメ業界にとっては「地獄の釜のふた」なんです。

 どこのスタジオの経営者も、この件については目をつぶってきてるから……。

 或るアニメスタジオは一部上場企業の傘下企業ですが、スタジオで働くスタッフの2割位しかその会社の社会保険に加入してない。残りの8割は机もありタイムカードも押し定額給与も貰い名刺もあるのに、社会保険や年金には入っていない。

 もちろんコンプライアンス的には決してよろしくない。

 或るスタジオは世界的に有名な作品を次々に世の中に出しているのに、社会保険は未加入。で、当然、労働保険にも加入してない(社保に入ってないと労働保険には入れない)訳です。
 制作進行とかは車を運転することが多いため、まったく保険がないのも心配…ということで、スタッフには会社負担で死亡傷害保険が掛けられるという切なさぶり。

 上場審査とかに引っ掛からないのかと、驚きますよ。

 で、これを言い出すと、どこのスタジオ経営者も不機嫌になる…。臭いモノには蓋ですね。

 ところが、アニメで商売してるレーベルメーカーや玩具会社の社員は全員が社会保険か組合健保に加入している。

 これは、どうみてもおかしい。

 でも、そんな地獄の釜のふたを開けたら、あちこちから恨まれること必須だから誰も言わない……という情けないおとなの事情があるんですね。

 僕も十年以上前から、そのアンバランスさに疑問を投げかけていたけど、何もしてこなかった。

 うちの会社だって(薄給とはいえ)、社保や年金は掛けている側な訳です。アニメの本も制作してる(商売してる)側で。

 動けなかったのは、解決策が見つからなかった…というのもありました。スタジオ各社がいきなり社会保険に加入したら、その法人負担分の保険料だけで大変な出費になる。

 100名のスタッフの法人負担額は月200万円、年額で2000万円は軽く超えます。これはスタジオにとっては、かなり厳しい。

 中堅以上のアニメスタジオに社会保険加入を推奨、強制することはまず不可能。

 さらにアニメ業界は人材の流動化も進み、作品によってスタッフも移動する業界。保険によって固定化することは必ずしも正解ではない。

 その解決策として、健康保険組合(健保)を作るというアイデアが生まれたのが数年前でした。

 もし、それがダメだった場合、なんとかして文芸美術健保に入れるようにアニメーター協会を組成して、無理矢理でも健保に入れさせて貰う。

 ……という落としどころを掴んだので、いよいよ、提案と調査事業をやろうと思ったわけです。

 僕らの年齢的にも、今やらないと…という思いもあり。

 アニメ業界に楽しませて貰って四十年、仕事させて貰って三十年。その御礼という意味でもあります。

 
 
 

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