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ベンチャーキャピタルコミュのビジネスモデル特許

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数年前、この言葉がマスコミに持て囃されました。
そして恥ずかしながら数ヶ月前まで、「そういうカテゴリー
も出来たんだよね〜」って思ってました。

でも!実際にはありません。ビジネス関連の特許に関する
指針が出来ただけのこと。そして中身としては従来同様、実際の
機器やデータの流れとして新規性を主張し、そのフローについて
特許権を申請するという意味だったのです。(!_!)
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/bijinesu/bijinesu_list.htm

さて、ことベンチャー企業に関しては、特許自体の有効性は、
一部の基礎研究部門を除くと実はさほどありません。
1. 特許申請をしても認められるものは10%未満
  審査請求もせず忘れられているものが大部分なのです

2. 特許の権利範囲は思っているよりも狭い
  請求項に定めた、まさにそのやり方を他人が侵害した場合
  侵害認定され賠償金を取れますが、ステップが一つでも
  違っている場合、それは別のやり方なのです。
  ネット上のビジネスの多くが他の方法でも同じように実現
  できます。その考えられる限りの全てを網羅して出願した
  つもりでも  一つでも漏れがあった時点でアウトなのです。
  特許の網の隅を突くのはいとも簡単です。

3. 特許内容の実行力は体力勝負
  同じ事を始めるのであれば、VBがやるより大会社の一部門
  でやった方が早く確実に成長します。当たり前ですが、
  この体力勝負に勝たねばならないベンチャー企業は特許の
  有無と関係なくノホホンとしていられないのです。

4. トレードするものがない
  大企業間における特許紛争の場合、多くは特許の相互利用
  許可(クロスライセンス)によって決着を図ります。
  しかしVBにはトレードするネタもなければ、せっかく
  使えるようになった相手方の特許を有効利用して新規
  事業をガンガン立ち上げる体力もありません。従って
  一方的に恩義を与えただけ、という結論になりかねません。
  (そういう小粒の会社を買収して有名企業の特許を利用
  する権利を安価に手に入れた会社もありましたが)

そのようなわけで、VBから提示される特許リストを見ながら
類似特許を検索し、競争が激しい分野では値付けは難しいな
とか思ったりするわけです。

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