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ガラクタ写真機研究同好会コミュの《プチ特集》 魅惑のKマウント軍団

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個々の機種のご紹介に、ちと最近飽きてきまして、浮気を(爆)。

小特集として、いくつかの今でも魅力ある「マウント単位での集団」てのを企画してみました。

第一回は、「なぜか中古でレンズだけが先になくなるKマウント」。

詳しい方に今更言うことではないのですが、ペンタックスのデジタル一眼レフの場合、かなり多くの機種で古い電子的な連動機構を装備していないレンズでも使えてしまう関係から、レンズだけが先に売れてしまい、だぶつきがちなフィルムの本体は予想以上に注目を浴びないことが近頃多く、特別に希少な機種でない限り、コストパフォーマンスの良い買い物ができる系統でもあります。

とはいえ、つい先頃、その総本山、ペンタックスがHOYAに吸収されて、レンズの将来にかなりの不安があるのもまた事実。今のうちに、敵な駆け込みレポをやってみました(爆)。

写真左 リコー XR−10P+M35−70/2.8−3.5
写真中 ペンタ KX+M35/2.8
写真左 ペンタ SFXn+F28−80/3.5−4.5

まず、これだけのレンズをマトモな状態のものとして手に入れるとすると、それだけで結構な金額になると思うのだが、大半が問題個体で清掃した個体だから、私の場合は安く済んだのはあるとしても、組み合わせ的には自分なりに面白いと思っています(爆)。

軽量でスポット測光装備のXR−10P、基礎体力の高い隠れた高級機、SFXn、そして、信頼性の高い横走りフルメカ機、KX。

略式仕様諸元

XR−10P(MF)

電子制御式縦走り、1/2000−30秒とB,X=1/100で、専用レンズ リケノンPレンズ使用時にはプログラムが使用可能で、Kマウントレンズなら絞り優先とマニュアルが選択できる。スポット測光を切り替えで使用可能。オートブラケット(±4EV)も装備されていて、基礎体力にちと不満がある程度で、通常の撮影では充分間に合うだけの装備が搭載されている。電子プレビュー、ホールドされるAEロックなど、本家ペンタックス一眼レフの高級機でなければ付いていない装備まで満載である。A−1ユーザーの私にとっては、見やすいデジタル数値式表示である。まったりとした動作が何ともいえないが、使用電池が単3×4本で、経済的なのはうれしいところ。しかし、それ故液漏れ個体が多い。また、外装部品が限界まで薄く作られているので、落とすと割れる。

KX(MF)
機械制御式横走り布幕、1/1000−1秒とB,X=1/60で、ペンタックスのレンズであれば、絞り値がファインダー内で確認できる。人気のアナログ2針式の追針式露出計で、ニコンFE系と同じタイプである。巻き上げフィール、シャッターの切れたときの動作感など、古い時代の良いカメラ、という部分での満足感の高い機種である。プリズム腐食と、油切れから来る動作不良がある。仕様電池がLR44タイプなので、液漏れは比較的少ないが、古い世代のカメラなので、SR44での使用を基本としていたせいか、予想以上に電池の減りが早い。

SFXn(AF)

電子制御式縦走り、1/4000−1秒とB,X=1/125で、専用レンズ 使用時にはプログラムとシャッター優先が使用可能で、Kマウントレンズなら絞り優先とマニュアルが選択できる。この機種の場合、絞りを本体、レンズのどちらでも制御できる方式なので、レンズの選択の幅が広いのが魅力である。また、普及機、SF7と違い、基礎体力がずいぶん高いので、AF速度、レスポンスなど、色々な面で、満足度が高い機種である。改良されたnの使用感の良さは秀逸で、視度補正内臓、液晶パネル照明装備と、さすがに当時の事実上の最上位機種だったのはダテではない。比較的壊れやすいことで有名なMZの内臓ストロボと違い、この系統のはそう簡単には壊れない。画角を読み取れるレンズ(CPU内蔵レンズ)の場合、照射角が限界値の35ミリを下回ったら発光しなくなる安全機能付である。GN14(EI100)と、まあそこそこの光量で、普段の持ち歩きにはちと重くてでかいが、何かと便利な機種である。グリップを交換すると電池を選択できるのは当時のミノルタのα7000と同じ発想で、私の個体は2CR5の物である。こちらの方が、アルカリ単3×4本の物よりも性能が上がるはずである。液漏れも、これなら起こらない。デザインのバタ臭さが問題っちゃそれはあるけど、ミラーショックの少なさとか、最高速1/4000搭載の数少ないKマウント低価格機種という魅力は大きい。気になるAF速度は、F−801初代の物よりかなり早く、今でも実用可能な速度だと感じた。測光のアホさ加減(切り替えのない中央部重点のみ)は問題だが、基礎体力重視での選択としては今でも一押しの機種である。これでファインダー内で絞りが確認できたら言う事なかったのだが、専用レンズで上部情報パネルに表示されるだけ(しかも、A位置での撮影時限定)なので、前時代の大衆機の基礎体力を可能な限り上げて、機能を増やしただけ、という見方もある。どちらと受け取るかは、使い方、ユーザーの感性次第,ということか(汗)。

コメント(2)

ペンタもついにフィルムカメラなくなったね。

だけどユニバーサルマウントと謳っただけあって、
互換性はどこぞのマウントより融通が利くのでありがたい。
しかし、APSサイズのレンズを次々と開発しているので、
うわさのフルサイズは開発中止かな?

XR-10Pはレアモデルだね。
フラッシュ内蔵のXR-10PFだったらもっとレアだけど(笑)

XR−10P

実は、フラッシュ内蔵モデルも見つけたんですが、電池室液漏れ&破損で、ひどすぎる割に高かった(3990円)ので見送りました。翌週見つけたのがこの個体で、どうやらチャイナモデル(中国語の機能説明シールが付いている。台湾向けかな?)らしい。国内での販売はほとんどされていないはず(その頃、フィルムカメラは冬の時代だったはず)なので、珍機種かと(爆)。しかし、機能の面では本家以上かも。

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