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ガラクタ写真機研究同好会コミュのCanon FX

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【メーカ型名】

 Canon FX(1964年発売)



【カテゴリ】

 35ミリMF一眼レフ レンズ交換可能 金属外装 金属フレーム 機械式シャッター採用 赤外フィルム使用可能


【採用マウント】

 FLマウント。TTL露出計ではなく、外光メーターなので、絞り込む意義は測光にはない。FDレンズも使用できる。ミラーアップも可能。



【主要な仕様諸元】

 35ミリフィルム使用、横走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。全速度機械制御式で、外光露出計を内蔵。露光域切り替え式で、明るければ室内でも一応使用できる受光体感度はある。1/1000−1秒とB(バルブ)、X。シンクロ速度は1/60(ホットシューではないので、シンクロコード使用で有線接続の必要がある)。使用電池は、酸化水銀ボタン電池MR9タイプを、1個使用。既に生産されていないので、アダプタか、互換電池での対応となる。

 フォーカシングスクリーンは、珍しくスプリットプリズムの固定式。暗い玉だとかげるが、それを除けばなかなか良いと思う。
  
 注意点。とにかくプリズム腐食が多く、これがまともな状態の個体は、それ自体稀少。



【入手のキッカケ】

 学生時代に頭の腐ったのをお遊び用として手に入れていて、それがメーター死亡となり、2代目購入(笑)。



【銀の取得価格】

 2台とも、3000円



【普通に買うと、どんなもん?】

 元々まともなのが少ないので、高くて5000円。



【入手時の状態】

 2代目は無事。



【直した所】

 汚いので、外装清掃。それだけ。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、安っぽさを感じる機体は、ちょっと…という、高級指向のアナタ(σ・∀・)σ
→巻き上げ感の頼りなさと、ミラー駆動時の情けなさが問題点。プリズム腐食の問題以前に、これが嫌われる原因かと思われる。しかしながら、このおかげか、ミラー割れの個体は見ない。

 2、アクセサリを充実させたいアナタ(σ・∀・)σ
→視度補正レンズ以外、何も付けようがない(笑)。



【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、とりあえず、メカでFDを使える機体が、安く欲しいというアナタ
→FTよりは、出回り数があるし、スクリーンがスプリットになる。精度的におかしくなりつつある、古いTTLメーターで、かつ絞り込み専用よりも、あきらめてメーターは別に用意するつもりであれば、こいつの選択余地もあると思う。ちなみに、FXは、ありがた迷惑と言われやすいキヤノン独自のQL方式は、採用していない。隠れた魅力か?(爆)。



【使ってみました(爆)】

 先に手に入れたのは、FTだった。しかし、あのQLがどうも馴染めないこと、それと、針の戻りの遅さにイライラさせられることから、FXも手に入れた。基本的な構造としては、どうやらFTbまで大差はないようで、撮影に関する基本的な操作感は,あまり大きな違いがない。
 ヌカミソ的というか、節度がないと言うか、あるいは柳腰というか、大ニコンのような、「カキーン」感が、どこにもない。当時としてはそれなり以上の価格の機体であり、剛性感がもっとあった方が、好まれたかな?とも思う。しかし、普通に使う分には、これと言った大きな問題点はない。あくまで撮影に必要な機能と環境を提供してくれる機体であり、それ以上のものは望まない、というなら、かなりお買い得な機体である。+αを望まないなら。

 これを考えると、ペンタのSPが、今なお人気を保っているのが、何となくわかる気もする。双方、甲乙付けがたい基本性能(FTと比較した場合)なんだが、使用できるレンズが人気のFDレンズの割に、本体の人気(価格面でなく、評価と要望の多さで見て)では、ブッチギリでSPなのだ。この、使用感ってやつは、使ってみないとわからない部分であるが、非常に大事な側面である。

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