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ガラクタ写真機研究同好会コミュのNikon FE

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【メーカ型名】

 Nikon FE
(写真は、オプションのモータードライブMD−11と、データバックMF−12を装着)



【カテゴリ】

 35ミリMF一眼レフ レンズ交換可能 現行生産レンズ使用可能(絞りリング付のみ) 金属外装 金属フレーム 赤外フィルム使用可能(但し、写真のMF−12はプラ部品を使用しているので、付けない方が良い)



【主要な仕様諸元】

 35ミリフィルム使用、縦走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。電子制御式で、TTL露出計を内蔵。1/1000−8秒とB。シンクロ1/125(ネジ付のBターミナルを装備)で、BとM90は、機械制御方式を残している。中央部重点平均測光で、人気の高い2針式アナログメーターを採用している。プラの緑が追針で、細い黒が指針である。これに加えて、ファインダーアイピース上部に専用ストロボ使用時のチャージ完了赤色LEDがある。Ai方式お約束の、光学式絞り直読窓もある。FMから始まる中ニコンを代表する機種であり、今なお人気が高い同機種の、人気の秘密は、この見やすくわかりやすいファインダー内情報に集約される、と言っても、大げさでないと思われる。

 使用電池は、ボタン電池LR44タイプを、直列で2個使用。

 フォーカシングスクリーンは、ユーザー交換可能で、中ニコン最終形態のFM3Aまで互換性を保っていた。但し、世代の違うスクリーンを使用する場合、露出補正が必要になる。視度補正レンズも、同じく、中ニコンは全て共用できる。なお、スクリーンはともかくとして、視度補正レンズが予想以上に貴重品となっているので、−2等の人気のある物は、近頃ではおそろしいほど見かけないので、気を付けたいところ。

 モータードライブは、公称秒3.2コマだったように記憶している。ちなみに、MD−11では、Sモード時にはレリーズボタンを離さないと巻き上げされない。これ、結構うるさいので、音が問題になる場所での使用は見合わせた方が賢明。リモートコードは3ピンの旧タイプである。
  
 注意点。メインスイッチは、巻き上げレバー予備角引き出し式で、モードラ使用時にはモードラのスイッチと競合する。巻き上げレバーをしまっておかないと、モードラが連動しなくなる。FE系はモードラのスイッチを切り忘れても電池消費は少ないが、デジタル表示の機種は半日程度で電池が終わる。良くあるチョンボなので注意(爆)。FAのMD−15と違い、MD−11/12使用機種の場合、MDからの電源供給は行われない。
 また、データバックは、第2世代以降の機種と違い、MF−12しか使えない。2系以降の機種ではデータバックMF−16が適用となる。これは互換性がない。MF−12そのものは結構残っているけど、接続コードが壊れていて、使えなくなっている物が少なくない。
 買うときに、是非とも注意して欲しいことが一つ。この機種は、今でも人気があり、壊れても直す人が多い関係上、補修用の電子部品が既に枯渇しているので、ちゃんと電池を入れてもミラーが上がってロックする個体は避けよう。もう、これは直らないのだ。



【入手のキッカケ】

 高校時代の先輩に、少し触らせてもらって以来、欲しいと思い続けていたんだが、安いのが少ないので、探していた。



【銀の取得価格】

 本体 ミラー割れ 1万
 MF−12 本体1869円 コード500円程度(だった記憶)
 モーター 1890円
 視度補正レンズ 100円
 撮影用小物 500円(爆)



【普通に買うと、どんなもん?】

 上程度の本体は、今でも結構高いが、2万チョイになってきた。 



【入手時の状態】

 本体はミラー割れのみ。MD−11は取り付けネジと動作に異常があった。MF−12は、全てのボタンが死んでいた。 



【直した所】

 MD−11は、分解して、接点半田外れと、迷い込んだネジ取り出しで終わり。MF−12は…苦労しました(苦笑)。これ、ボタンの構造が古典的ながら特徴的で、接点の掃除が非常に大変。何とか生き返りましたが、出来れば2度とやりたくない整備の一つです。ミラーは、近いうちに直そうと思い、部品取りを買ったが、これはこれで使えそうなので、3台から2台をと、検討中。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、メカ機命のアナタ(σ・∀・)σ
→それならFM(爆)。ただし、FMより、FEの方がシャッターフィールとか、操作感の面では上品さがある。

 2、できるものなら上級機が…と思うアナタ(σ・∀・)σ
→それならFE2(核爆)。しかし、アレは故障が多いので、FEとペアで持ってもムダにならないと思う。



【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、従来レンズに多大なる興味か未練のあるアナタ
→Ai方式で、かつツメの跳ね上げの出来る機種としてみて、多分一番コストパフォーマンスの良い機種かと思われる。F2よりは安い(笑)。FMよりも数がある(爆)。F3やF4よりも、軽くて小さい(核爆)。もっとも、従来レンズに未練ある人ならもう持っているか(爆)。

 2、使いやすいカメラが欲しいアナタ
→元の愛称がシンプルニコン(FE2だったかも知れないが)だったように記憶している。実際、シンプルながら、使いやすい。



【使ってみました(爆)】

 ファインダー表示が見やすく、優秀なのは改めて書くまでもないことなのだが、それ以外にも色々と魅力の多い機種である。まず、巻き上げフィールの良さ。2系の機種と違い、最高速が大したことない分、巻き上げが軽快で、それでいてしっかり感がある。あの、メリメリッという、やば〜い雰囲気がない(爆)。無論、設計に無理がない分、信頼性も高かった。初期ロットの電子系の故障はないこともないけど、メカ系の故障はかなり少ない部類に入る。そして、思ったよりも静かで、カキーン音がしない。ショックも大きくない。これで露出補正の警告があれば言うことなかったんだけど、それは時代を考えると望みすぎか。

 SP系がブルマーなら、さながら、この機種は

「綿100% イチゴのパンティー」

だろうか?(核爆)。この機種で萌える世代がブルマーよりも少し若くなり、自分で見て可愛くて実用性高く、見せて可愛い(爆)。そして、それでいて、少し壊れやすい。ブルマーのように、長年に渡り使い続けられて、実用一辺倒で酷使に耐えるのではなく、一時のブームであり、影ながら今でも愛され続けていて、使って良し、見て良し、見せて良し、少しだけほのかな色気があって、売りに出せば大人気(ヨセ 爆)。そして、近頃見かけなくなりつつある(爆)。


 最後に。あまり一般的に使われていない、ここでの(蛇足的)用語解説を(笑)。

中ニコン→元の愛称シリーズで、EMがリトルニコンだったことから勝手に付けさせてもらったグループ的愛称。モータードライブ MD−11/12が使用できる、一連のニコン中型MF一眼レフで、次の機種をさします。かなり多くのアクセサリが共用できるのがポイント。今なお人気が高い。大きさが手頃で、機能と使用性の面での魅力が高い。

FM FM2 NewFM2(一般に、FM2Nと略される) FE FE2 FM3A FA

F一桁シリーズ(大ニコン)→言うまでもなく、F〜F6までの、ニコン最高級一眼レフシリーズ。実際でかいから、こう呼んでいる(爆)。それぞれの機種に専用化したシステムが用意されていて、アクセサリの互換性がほとんどない。今でも多くの人にとって憧れの機種であり、熱い視線を浴びる、国産カメラの花形的存在。本質的には究極の実用品として開発されているはずだが、コレクション的な買われ方が目立つ気がする。

小ニコン→まだ使っていない言葉だけど、MD−E/16が使用できるニコン小型MF一眼レフで、下記機種。ちょっと故障が多いのが難点で、今でも実用品(爆)。折り畳み式の巻き上げレバーが特徴的で、FG以外はエントリー機として開発されているように思うが、実際に使うのはベテランが多いのが面白い所でもある(爆)。

EM FG FG−20

2系→中ニコンのうち、形式名に2がつくもの(FE2 FM2/Nも含む)で、シンクロ速度の向上(少なくても1/200)と、最高速の向上(1/4000を実現)がなされている。今なお人気の高い系統だが、酷使に弱く、故障した個体が目立つ。

コメント(4)

そういやいたな、FE使い(爆)
一時アメリカに赴任していたが、
今は帰ってきている。住所は昔の住所と違うのだが、
近所に引っ越している(笑)
相変わらず元気にいろんなところに飛び回ってるよ。
ぼくは関東圏にしがみついて写真を撮っているのだが、
対照的。
そういやあのFEは使い潰して、先輩から二台目を譲ってもらったとか。
F4使っていた時期とか、F2使っていた時期とかあるらしいが、
なんかF3が欲しいといっていたが、いまカメラ買いまくっているらしく、
メインカメラはなんだか知らないw

さて、内輪話はさておいて。

MD-11/12はFE/FM装着時は秒3.5コマ、
2系につけると銀氏の指摘の秒3.2コマ。
FAにつけると(付くんだなコレがw)秒2.7コマになる。

MD-11と12の違いは露出計スイッチのタイマーがあるかないか。
MD-11はモードラのスイッチを入れておくと露出計はオンのまま、
それを改良してカメラと同じく露出計タイマーで自動でオフになるのがMD-12

もちろんモードラ本体の電源は自動でオフにならんので注意w

MF-12は完品が少ないよねえ・・・(汗)

まあ、FE自体稼働の個体が少なく、
自身はFM系を買い捲ってるw

ニコンのなんたらニコンの称号?は以下の通り。

F3:スーパーニコン
FA:マルチニコン
FE・FE2:シンプルニコン
FM・FM2・NewFM2:マニュアルニコン
FG:プログラムニコン
FG-20:ライトニコン
EM:リトルニコン

さらに小ニコンのモーターはMD-14とMD-E、
それぞれ秒3.2コマと秒2コマ
電源は単三8本と単四6本(笑)

意外と気付かないがセルフタイマーをエプロン側に倒すと
AEロックができる。
ニコンのMF系は露出補正にロックが付いていて、
使うな、と言いたげなほど使いにくい。
基本ネガでAEか、リバーサルならマニュアルを勧める。

手持ちのカメラでよく似たカメラがある。
リコーのXR-1000Sである。
追針式マニュアルを備え、メカニカルシャッターを備える。
プレビューはないものの、専用フラッシュでオート時に
シンクロスピードに設定される。
モーターは用意されていないが、ワインダーが付く(秒2コマ)

AE&マニュアルのMFカメラとしては理想的な出来であり、
これ以上は望めそうにない。
未だに人気があるのもうなずけるというものだ。

でもイチゴのパンティはどうかと思う(笑)
シンプルニコンなだけに純白の・・・・(以下自主規制(爆))
そうですかぁ。お元気ならなによりです@この機種の愛用者

ご指摘毎度ありがとうございます。

いつも間違えるんだよね(汗)@MD−14と16

ちなみに、FAにMD−11を付けると、実際かなり巻き上げ速度が遅くなるのが体感できます。

赤名さんの突っ込みを更に突破して(爆)、純白でなく、イチゴの…なのは、AEという、お色気装備があるからで、「究極の実用品で、永遠の憧れ的存在、かつ使い道が広く、コーディネート自由」綿100%の純白のパンティー(まだ言うか、自分 爆)は、F2に付けたいと思うんだけど、ここに出してこられるほど安くないのでガマンしています(爆)。両方手元にあるんだけどね(核爆)。

2万だと、ミラーが霜降り(爆)で、頭なしのFが精一杯。F2は、動けば3万は下らない。だから安くなったF3を、初回投入したわけで(笑)。あれも2万で、となると、相当苦しいけどね。

ちと発見あり。

シンクロ接点への配線取り回しが、年代により変化している様子。

オレンジリード線による、有線結線=本体1接点の前期型(3477708)
接点式による、コードレス接続  =本体2接点の後期型(3913260)

トップカバーに互換性はある(ちゃんと2接点用意されているし、半田しろもある)ので、移植できたが、聞いた話しではFEは有線結線と聞いていたので驚いた。FMほどの露骨な違い(外装部品が違い、単純に移植出来ない部品が多いし、構造的にも変化している)ではないが、これにも前期後期があるとは。そんなに製造年数が長かったようには記憶していないので、意外であった。

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