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ガラクタ写真機研究同好会コミュの(特別参加 参考資料) Canon A−1

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【メーカ型名】

 Canon A−1(1978年発売)



【カテゴリ】

 35ミリMF一眼レフ レンズ交換可能 プラ外装 金属フレーム 赤外フィルム使用可能



【主要な仕様諸元】

 35ミリフィルム使用、横走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。全速度電子制御式で、TTL露出計を内蔵。5モードのAE可能(P、S、Aと、絞り込み実絞り、並びにストロボ)で、もちろんマニュアル撮影も出来る。アイピースシャッターを装備。露出補正、多重露光機能とスローシンクロが可能。1/1000−30秒とB(バルブ)。シンクロ速度は1/60。専用ストロボ使用時には、充電完了時にシンクロ自動設定と、ストロボモード表示、絞り値自動設定ができる。使用電池は、カメラ用電池4LR44タイプを、1個使用。驚きなのは、ASA連動範囲の広さ。6−12800は、当時としても、今でもかなり稀少かと。ただし、白黒をやらない人には、無用の長物と思われがちである。これは、実用範囲の25−3200の両端で、露出補正をできるように、と配慮された結果であろうと思われる。ファインダー内表示は、電池節約のためにOFFにすることも可能で、赤色デジットタイプの数値表示で、カメラ測光値が、シャッター速度と絞り値として表示される形式。この他に、表示される項目は、マニュアル警告と、ストロボモード警告のみで、露出補正の警告は出ない。片方が自己選択なら、もう片方が測光値となり、レンズをAマークに固定しておくと、自動になる方式で、絞り優先もカメラ側のダイヤルで行う方式である。この為、現在の絞り値を光学的に表示する機能はなく、まるっきりの電子カメラである。Pの場合、出ている表示で露光が行われる。45度のプログラムラインで、シングルモード、シフトなしで、さぐりを入れる機能としては便利だが、融通はきかない。しかし、値を見てからシャッター速度を変えて撮影すればいいので、慣れてしまえば実用上の支障は大きくない。

 フォーカシングスクリーンは、標準ではこの時代に多用されたスプリットマイクロプリズムの固定式(レーザーマット)。メーカー持ち込みで、交換可能だった。生産年代によって、ニュースプリット採用の個体もあり、コレはF5.6でもかげりが少ない。
 
 注意点。ほとんどのキヤノンMF一眼レフは今のEOS用の視度補正レンスとアイカップが使用できるが、この機種のみ、アイピースシャッターが干渉してしまう関係、使用できない物もある。それと、チャージした状態で絞り込みを行ってからAマークにすると、EEEE表示が出るが、これは多重露光レバーを操作して、1回巻き上げると消える。
 


【入手のキッカケ】

 望遠を使いたくて、一眼レフを検討していて、なるべく幅広い使い道でそれなりに使える機種で、予算の許す範囲、という基準で購入。当初、ストロボを買う予算がなくて、こいつの30秒は、色々とありがたかったし、ASA連動範囲も全て使いました(爆)。



【銀の取得価格】

 今なら安い、ちう前提で(笑)。 

 この機体のみ、新品購入。思い出してみると、もう23年も前になる。定価(83000円)の2割引。既になくなってしまったカメラ店にて。
 モードラも、新品。定価(50000円)の3割引で、池袋ビックにて。
 玉(NFD50/1.4)も、新品。定価(32000円)の2割引で、本体と同じ店で、後日(本体の約一年後)購入。フードも新品。なもんで、特別参加扱い。

【普通に買うと、どんなもん?】

 例の鳴きの出る個体で良ければ、おそらく1万しないはず。完動品かなりの美品でも、3万以下。2万出すと、店でそれなり以上の上物が手にはいる。デジタル、万歳!(違)。



【入手時の状態】

 新品です。



【直した所】

 購入6年目で、レリーズ不能となり、メーカー送り。1万くらいだった。その後、一昨年再度レリーズ不能となり、今回は自分で直した。
 7年目あたりで、アイピースにカビ。自分で清掃。それと、この頃にスクリーンを自分で交換(結局3500円したので、出しても大差はなかったが)。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、大メシぐらいはカンベン、という撮影コスト重視のアナタ(σ・∀・)σ
→純電子ですからね。長時間レリーズを多用すると、あっけなく電池が終わる。今となってはエクスターナルバッテリーパックAを探すのは、ほとんど不可能だろうし、自作するにも骨が折れる。記憶では、このカメラの電池代だけで、多分2万程度はつぎ込んだかと。追記事項として。このモードラ、単三12本使います(笑)。

 2、メカ大好きなアナタ(σ・∀・)σ
→やはり、純電子ですから。底板を外すと、輝く電磁石が見えますよ(σ・∀・)σ

 3、評価測光とまでは言わないけど、せめてスポットか部分測光が欲しい、というアナタ(σ・∀・)σ
→ないっ(笑)。そういうシーンでは、自分はF−1を持ち出します(爆)。

 4、デジタル…(笑)(σ・∀・)σ
→コンバーターを付ければ、相当不便ながら、EOSに取り付けは可能。しかし、ただでさえデジタル普及機では1.6倍のペナルティに加え、更にコンバーターの倍率で1.2倍となると、実質的には約2倍の焦点距離のレンズ相当の画角に化けてしまう。広角レンズとしての使用を考えているなら、まるでお話にならない状態になる。



【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、見やすいファインダー内表示が好きなアナタ
→赤の数字表示デジタル式は、液晶などと比べて視認性が良く、古い世代のアナログよりも壊れにくい。目の悪い自分にとって、コレは結構助かる。

 2、一部に根強い人気と定評のあるFDレンズを、なるべくお買い得?な機体で楽しみたい、というアナタ
→コストパフォーマンスで見て、少なくともT90よりはうまい。モードラも、ワインダーも手に入りにくくはないし、専用ストロボもそれなりに残っている。普通に欲しいと思われるアクセサリの中で、おそろしく少ないのはスクリーンくらいで、今でもちゃんとそれなりのシステムが組める。しかも、大体の物が比較的安い。そりゃ、F−1とかの方がかっこいいけど、実用機なら、コレがベストバイか?AE−1と比べて、数は少ないけど、定価が高かったせいもあり、大事にされた個体が多く、鳴きを別とすれば程度の良い物が多い。早くから中古価格が下がり、大事にされなかった個体の多いAE−1よりも、買った後の満足度は多分高いと思う。



【使っております(爆)】

 セロハンテープがおしゃれでしょ?(爆)。先週、遂に電池室のふたが、取れちゃいました。ここまでA−1を使い倒す人も珍しいと思うけど、事ある毎に撮影に引っぱり出し続けていて、結局今でも主力の一角。縦位置レリーズが使えて、露出値の視認性が良く、明るいファインダーで幅広い世代のレンズが自動露出で使える。コレが結構大きい。デジタル化されるより前、EOSシリーズに切り替えが行われたときに捨てられたマウントであるけど、日陰でマゼンが浮き上がる、FDマジックは、サクラの撮影などには結構便利で、ピンク系にニュアンスを強く持たせたいときには、何かと便利である。カビを別とすれば、やはりMFレンズの方が寿命が長く、各アクセサリも、現代の物と比べれば、まだまだしっかり作られている。プリズム腐食の問題は、Aシリーズ以降は少なくなっていて、比較的程度の良い個体(鳴きだけは別)を納得の低価格で手に入れることが出来る。高画質仕様のLレンズでなければ、それなりの値段で手に入り、そこそこの写りを期待できる。デジタルに未練のない使い方をするのであれば、今でもそれなり以上の働きを期待できます。
 純電子ならではの魅力として、ショックの少なさがある。こいつは、モードラ使用時も電子レリーズなので、ショックの増大がない。撮影時ミラーアップの像消失時間が長い部類の機体だけど、さすがに元々安い機体ではないので、全体の造りもしっかりしている。操作感も、ガタとか遊びは元々少ない上に、使い込んでもそんなにボロくなって来ない。電池室のふたは取れるけど(笑)

コメント(7)

A-1使いは結構いましたねえ・・・・。
komi先輩の代なら肇先輩、
うちらの代ならユーレイ化した(爆)吉沢、
んで、銀氏の代は銀氏、
そしてその下は狩井と、
結構
ニコン人よりキヤノラーが多かった気が。(笑)

最近オクでLR44を4個入れて使う4LR44アダプタみたいなのが
売っているので、そろそろA-1でも買おうかと。

でもT90のほうが便利で使っちゃうんだよねえ・・(ーー;)

100均でLR44なら2個買えるしねぇw
径の合うパイプと電極用金具があれば自作できるかな?
必殺、セロテープ巻きと、高さ調整のゲタで対応できるけど…(爆)@電池

あのアダプタ、魅力的だけど、ネジがスグに死にそうで怖い(大汗)

確かに人気のある機体で、各世代いた気がする罠(笑)。

うん、確かに、T90があると、それで用が足りちゃうんだけど、A−1の方が、「寝かせ」に強いんですよ。T90の場合、使用しない期間があまり長いと、例のエラーが出て、OHしなければいけなくなる。使用頻度が低いなら、むしろ便利だったりします(謎)。

ニコンだと、機能はガマンできても、玉が…高いw(当時)。
ここまでキレイな品だとガラクタ枠を遥かに超えちゃいます。
     ↓
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k45626273

つか、写真スゴ過ぎ・・・。

(この人キヤノンMF一眼の美品連発で出品してるけど、何者だろう?)
使った形跡ナイね、これ(爆)。

コレクター以外に考えられないが、4万弱で止まるのが悲しい性ですな@一応、FD採用機種の花形なんだけど
欲しいカメラなんですけど、あまり安く出ないですよね。
昔、先輩のを借りて1本撮ったことがあったけど、当時はニコマートFTNとニコンFしか使ったことがなかったので、楽チンなカメラだなぁという印象でした。
 一つの選択肢として、ヤフーで鳴きの出る個体を手に入れて、鳴きを直すのが安く手に入れる方法かと思います。完全な状態の個体で、中野で12000前後からとなります。

 数は出ないのですが、新宿のキムラの委託品なども、価格を抑えて手に入れる方法だと思いますよ。

 確かに、AEの魅力を楽しませてくれる機種ですね、これ。
思い出したことがあったので、一つ。


70年代からある自動露出つきのカメラで、秒5駒のモーターが使えて、それなりの値段で本体が買えて、モーターが取り外せる構造のカメラって、これとOM−2位しかなかったように思う。

単に秒5駒モーターならOM−1でもできるけど、そんな高速撮影中に絞りを操作するのはかなり無理で、追いピンしながら撮影する上で、この点はかなり大事。F3でも可能だけどNi−Cd電池じゃないと速度が落ちるし、各メーカーからその後に発売された最高級機は、どれも本体が高かった。結果として、一番安く秒5駒を手にすることができる組み合わせ、という期間は、予想以上に長く続いた。AF一眼レフで秒5駒、というのが実現されたのは、EOS−620と1とF4,α9000という、第2世代での話で、どれもシステム価格ではかなり高いものである。単体で可能なのは、このうちEOS−620だけで、それ以外は何らかのオプションが必要で、ただでさえ高い本体に、更に追加投資となる。AF連動しての秒5駒となると、更に後の時代にまで進んでからの話になる。今ではデジタルでも当たり前の性能だが、これを実用化するのには相当苦労したのだ。

そして、モーター本体がかなり安く設定されていたのも魅力。オリンパスのモータードライブは、記憶では標準セット価格で68000円したと思ったが、モータードライブMAは、単三仕様ならセットで50000円。当時の割引を考えても、オリンパスでシステムを組むとすると、モードラだけでそれなりの中古の本体が買える位した。そして、キヤノンのこだわりか、縦位置レリーズが、単三でもNi−Cdでも標準で使えた。これは近い世代で他だとオリンパス(M.15Vコントロールパック併用時限定)と、コンタックス(ほとんど全ての外付けモーターに採用)位しか実現していない。低価格なワインダーはキヤノンでも付いていないが、このこだわりはEOSになった後も引き継がれ、ただ単に「縦位置グリップ」なんちゅー変な物を発売したりしたくらいである。

体育祭とか、まあせいぜいその程度でしか私はこの性能を使うことはなかったんだが、それでも色々とありがたかったのは確かである。

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