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ガラクタ写真機研究同好会コミュのアサヒペンタックス 6×7

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【メーカ型名】

 ASAHI PENTAX 6×7(写真は、TTLプリズムファインダー付)



【カテゴリ】

 6×7判120/220(ブローニー)MF一眼レフ レンズ交換可能 金属外装 金属フレーム 現行生産レンズあり 赤外フィルム使用可能



【主要な仕様諸元】

 120又は220フィルム使用、横走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。全速度電子制御式で、1/1000−1秒とB(バルブ)。レンズシャッター付レンズ使用時以外のシンクロ速度は1/30。ファインダー交換可能で、TTL露出計(きちんと開放測光できる)をオプション装備可能。使用電池は、カメラ用電池4LR44タイプで、バルブは、電池を使わないように改造できるらしい。市販されていたかどうか、記憶にないのだが、フォーカシングスクリーンを変更した機体を見た記憶があるので、メーカー交換は可能だったのかも知れない。なお、ウエストレベルファインダーでの視野率はほぼ100%であるが、プリズムファインダーだと、かなり落ちる。
 製造年代により,いくつかのマイナーチェンジされたモデルがあるらしいが、大きな変更を受けたのは、ミラーアップ機能の搭載。カメラの右側に、スライドスイッチが付いているのは、このミラーアップスイッチで、後から改造で付けることも出来た。
 プリズムファインダーの場合、アイピースリングを外すと、裏にもう一つの薄いリングがあり、コレを外して視度補正レンズを入れるようになっている。尚、この機種の後継機、67?は、標準的に使用されるであろうAEプリズムファインダーでは、視度補正は、組み込みになってしまったので、6×7用の視度補正レンズは、思ったよりも手に入りにくいので注意。

 注意点。通常の35ミリ用のストラップは、取り付け金具を取り外された個体に付ける場合、専用の金具が必要となる。コレ、1個950円もする。付いていないように見える場合、又は、明らかにナシと明記されている場合、買ったお店(又は、提供者)に、中古で良いから安いのがないか確認しよう。2個新品買うと、1900円と、予想以上に高いのだ。

 蛇足になるが。このカメラに限らず、ブローニーフィルム使用のカメラに普通に見られることだけど、フィルムカウンターが0(始点)になると、巻き上げが空振りします。コレを故障と叫ばないように。結構恥ずかしいので(笑)。



【入手のキッカケ】

 学生時代。フィルムテストで使うだけだから、何でも良いから、ブローニーの機体を貸してくれ、と頼んだ所、出てきたのがこれ。それ以来、ずっと気になっていた。当時はコレが高くて買えず、しょうがなくマミヤのRB67を使っていたけど、アレは手持ちでは使いものにならない。ココ数年、一番欲しかった機体です。



【銀の取得価格】

 北村(笑)さんで、(公称)メータージャンクの現状品、9800円(消費税込み)



【普通に買うと、どんなもん?】

 程度に大きくバラツキがある機種で、本当にファインダー死亡(又は、頭なしで本体単独)であれば、実際にこんな程度の価格で委託品が出ることもある。メチャクチャ使い込んだ、メーターなしのプリズム付(あるいは、頭なし)でも、およそこのくらいか、もう少し高いかな?程度。美品はキリがないので、割愛(笑)。平均的な程度の個体(35ミリ一眼レフの中古の基準で平均的な程度の個体って、少ないけど)で、TTL付の場合、3万くらいかなぁ。近頃安いから。

 (2007年7月29日 追記)
 合併騒動に、デジタル飽きた組の乗り換え(追加)購入からか、ここ2ヶ月くらいは相場が高騰の傾向が見える。レンズは半年前の2倍程度、本体は少なくなり始めている。安く手に入れる計画の場合、委託品などが良いと思う。オクでは故障がわからない。



【入手時の状態】

 メーター、動いていました(爆)。この為、事実上、完動美品格安ゲットとなりました(爆)。



【直した所】

 結果として、直さなくて済みました(謎)。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、でかい重いは手首と肩の敵だ、という、軽量コンパクト志向のアナタ(σ・∀・)σ
→そういう人が買うとは思えないシロモノだけど(爆)。ちなみに、こいつをもって、三滝でフィルム1本通したら、その後車に戻って持ちかえた旧Fー1が、まるでプラカメのように軽〜く感じたのは、きっと気のせいだと思う(爆)。

 2、望遠命、高速モーター必須の使い道のアナタ(σ・∀・)σ
→300ミリが150ミリ相当の画角に化ける。デジタルの反対なので、長い玉メインのユーザーにとっては、言うまでもなく苦しいフォーマット。また、言うまでもなく、モーターなんて付きません、コレ(笑)。昔、これで鉄をやるのが一つの憧れだった人が少なくなかったらしいけど、先人の偉大さを感じてしまいます(違)。



【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、とりあえずブローニーフィルム使用カメラは欲しいけど、玉はそれなりに揃えたい、と言うアナタ
→タクマーなら、出物もそれなりにあるし、程度も価格と見比べて、割高感はないように思う。ペンタックスネームの玉は、まだそれなりに高いけど、ワイドからテレまで,そんなに高くない値段帯(ある意味、同じペンタックスのKやA、Fの35ミリ用の玉より割安感があるくらい)で、およそ必要とされるような焦点域(35ミリと比べて、画角で同じにすると、およそ2倍になるので、半分にして計算するとわかりやすい)が大体見つかる。ブローニーフィルム使用カメラで、ここまでレンズが安くてたくさん見つかる機種は、他にそんなにない。その意味で、かなり貴重な存在。他に低価格できちんとシステム構築ができそうな機種…とすると、セミ判を別とすれば、事実上のライバルは、マミヤRB67シリーズくらいしか、思い浮かんでこないけど、セミを入れてもまたしても同社の645シリーズと、マミヤの645シリーズが、格好のライバルとなっている。ホント、運命的(違 爆)。

 2、せっかくの中判、お外で使ってナンボでしょ、という、行動派のアナタ
→軽快さでは、ハッセルの500系が優れているけど、アレはこんなに安くない(爆)。RBは重くて操作性も良くないし、RZは玉が少な目。
 ギリギリ何とか手持ち使用可能で、一眼レフタイプ、となると、やはり貴重な存在。セミ判(645フォーマット)よりは、画質の面で有利だし。そう考えると、かなり昔から、唯一の大衆67一眼レフ(スタジオカメラ除外)なのは、後継機(67?)がまだ高い今の時点でも、変わっていない気がします。



【使ってみました(爆)】

記憶にある通り、この機種の特徴、ファインダー画像の正直さは健在で、ほとんど、見たままが画像として再現されている。これ、大事なんですよね。やたらとお世辞がうまいファインダーってのも困るし、実像よりあまり汚い見え方でも、やる気が出ない。仕上がり画像と、本当に近いファインダー画像。これが、この機種の最大の特徴だと、個人的には思っている。
 レンズ購入の時に、試し見させてもらった、後継機の67?と見比べてみても、ファインダーの良さはこちらの方が、安くても上かも知れないと思った。55ミリ付けると、67?の場合、付けたスクリーンによっては、周辺が暗くなる。
 グゥワァシャコン、という、やたらと大げさな動作は、レスポンスの良い35ミリに慣れたに身は辛いけど、それをガマンすれば、少々昔のメカ機全盛期時代のスペックと大差のない環境で、豊富なレンズ群を、6×7フォーマットで使用できる。単にこれだけでも、十分に選択の価値はありますよ、コレ。
 最後に、購入者からのエピソードを一つ。35ミリに合わせて作られたカメラ収納だと、コレは入れにくい(場合によると、入りません)。ホームセンターで、工具用のアルミケースを用意しました、自分(爆)。中判用のカメラトランクより、大分安く済みます。大体4000円も出せば、コレが入る大きさのケースが手にはいるので、参考までに。

コメント(3)

むかしこれの最終系ペンタックス67(6×7ではない)
を使ったことがあるがでかくした35mm一眼レフ感覚で使えるのが
いいところ。
さすがにミラーショックが大きいが、意外とブレていない。
思うに、シャッターが作動したあと、ミラーがリターンする
ショックが大きいのかと思う。
シャッター自体は電子制御なので横走りということもあり
それほどショックはない。

アホな私はこれでストリートスナップをしたりしましたw
さすがに重いですが。

しかし、作られていた期間が長いため、
個体差で価格に幅があります。

大まかに分けると
ペンタックス6×7(初期型)
ペンタックス6×7 ミラーアップ装置つき(後期型)
ペンタックス67 デザイン一新、機能は同じ

となり、レンズもSMCタクマーレンズとSMCペンタックスレンズに
分けられる。
もちろん古い方が安いのが当たり前で、
ミラーアップ無しの個体はそれなりの値段w
もともとミラーアップの存在価値に疑問を持ってますが、
個人的には。

一眼レフで機動性があるのはこのペンタックスだと思う。
スナップにはマミヤ7の方がいいのはわかっとるw
こいつでストリートスナップ、流行りましたな(一部に 爆)。

もっとも、マミヤ7の方が、軽さとか、ショックの面で有利なのは言わずもがな、なのだけど、それはわかりきっていることなので、安く手に入らない。

やはり、今更フィルムを…という人にとって、120フィルムは存在価値の大きい物であり、同じマミヤなら、RB、ブロニカならS2とかが安いけど、機動性の面では、このペンタ67シリーズに軍配が上がる。
これを揃えたのは去年、9月下旬の頃だった。思い起こすと、そこから昨年末、今年はじめ辺りが底値だったようで、最近、急速に値を戻してきている。

撮影枚数が少なく、デジタルとの併用という使い道の場合、確かにブローニーは理想に近いと思う。ペンタックスのみならず、他のメーカーの機種でも近い傾向が見られるが、昨今の合併騒ぎに乗じてか、元が安すぎたのかは何とも言えないが、ヤフーなどでのガラクタ出現頻度が激減した。中野でも、元の相場に近い価格帯まで戻ってきている。645も近い傾向が見られ、さながらペンタックス ミニバブル状態である。

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