・Business is about making money, maximising profit. Human beings are not money-making machines. Private sector には、ふたつある。 profit-maximasing private sectorとsocial business private sectorである。
・政府開発援助は以下のような新しい形態の支援を行うことができよう。 ー社会公益性の高い事業を行うSocial Businessの資金面(capital)の支援を行う。 ードナー国側の若い人材が開発途上国でのSocial Businessを立ち上げられるよう支援する。コンペティションを主催して、優れたSocial Business plansを募るのが良い。このようなコンペティションの開催自体が、innovativeなアイデアを生み出すきっかけとなり、広く人々を啓発する効果を有する面も忘れてはならない。。 ーSocial Business Fundを立ち上げ、貸付(間接金融)や株式取得(直接金融)を通じた支援を行う。Social Business Fundの設立については、アジア開発銀行(ADB)が支援を行うことも望ましいと考えており、日本政府は同行に対して大変に大きな影響力を行使しうる立場にいるので、その意味でも日本に期待したい。
国際銀行の篠沢総裁は、なにか貸し付けの事例を紹介されていました。それと、なにか事務的な面の制約、限界を話され、どうしたものか、それが、それ以降の議論の流れを作ってしまったようなところがあり、まことに残念でした。 何のために比較的事務的なレベルと思われるような制度上の制約を話されたんですかね? その発言がかえって講演後の議論の基調を「援助の限界」を前提にしたものとなってしまった感があります。 ぼくたちが聴きたかったのは、いまさら、こういう限界があって、という話ではなくて、どういうことならできる、できそうだ、こういうアイデアがある、できるかもしれないので真剣に検討したい、そういう話を聴きたかったんですけどね。そうじゃありませんか。 それと、本題とは関係ありませんが、国際派にしては珍しく、発言時にドメスティックな日本人にはありがちな、 hissing through the teeth (言葉を出すときに、歯の間から外に向かって吐息を通して、シーーーーーー、という特に意味のない音を出すこと)を繰り返しておられました。英語では、まさか、なさっていないよね、と思ってしまいましたが、、、
国際機構の緒方さんは、social service とsocial businessの違いって??? と、若干首を傾げておられたような雰囲気でした。