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太極拳最高コミュの簡化二十四式太極拳 76

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いよいよ三調の最終段階の調心法です。

 「調身法」「調息法」と進んできましたが、調心法も含めて全てがリラックスの方法を学ぶことです。ですから、太極拳の根底には「放鬆・ほうしょう」が据えられています。この調心法も、心をリラックスさせることです。心をリラックスさせた状態を太極拳では「入静・にゅうじょう」といっています。
 禅でいう「悟」です。太極拳の場合には、禅と同じ悟りの世界を追究するものとして動く禅「動禅」といわれています。
 調心は文字通り心を調えることです。それは心理活動を調整するものであると、言葉の上では理解できるのですが、実際問題として、自分の心でありながら、自分でコントロールできないというのが実情ではないでしょうか。
 それを昔の人は「意馬心猿・いばしんえん」と表現しました。心というのは、馬が跳ねたり駆け巡ったり、猿がから騒ぎをして一所にジッとしていることがないというように、心というのは誠に厄介な代物であるということです。
 人は何時の時にも、頭の中には言葉が行き交っていて、その言葉で何かしら考えているものです。何を考えているのか、自分でも意識しないうちに、ああでもないこうでもないと、止まるところを知りません。
 心を調えるというのは、形式や習慣などの外見的なものに囚われていますと、実質的な実を得ることができません。そうした実態を沢庵和尚はこう歌に詠んでいます。
 こころこそ 心まどわす こころなれ 心にこころ こころ許すな
と。心というのは捉えどころのないもので、自分の心でありながら、どう捉え、どう処理すればいいのか戸惑うところです。

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