アートコレクターコミュの「第8回大江戸芸術書店めぐり」募集開始

[102nd exhibition/event of Fukase Memorial Visual Art Preservation Plan]

// 39art 2009 //
お待たせしました！
毎年大好評の「大江戸芸術書店めぐり」、
いよいよツアー参加者の申込受付開始です！！！！

「第８回大江戸芸術書店めぐり」
期日：2009年３月７日（土曜日）午前10時集合〜午後７時解散
実験芸術の企画で支持を集める深瀬鋭一郎が芸術書籍の探し方を懇切丁寧にご案内。参加無料、諸経費のみ各自負担。定員８名。環境への配慮から徒歩と電車で移動します。

参加ご希望の方は、下記アドレスにメール送信でお申し込みください！
（メールのタイトルは「第8回大江戸芸術書店めぐり参加希望」として下さい）
申込先アドレス:　info@fmvapp.org

■ツアー解説
芸術書の悩ましいところは、たいがい初版で絶版になってしまうことですね。見つけたときに即購入すればよいのですが、そんなにお金が無限にあるわけではないし。「今度、書店に来たら買おう」と思っているうちに、店頭から消えてなくなってしまった──アートファンなら、こういう経験をお持ちの方も多いかもしれません。ましてや、芸術関係の書籍は初版3000部どころか、500部から1500部しか売れずに、半年後には書店から出版社や著者の手元へ返品されてしまう本が多いので、後々こうした本を探すのは大変です。

そこで、「いま探している本があるんだ」とか、「芸術について自学自習したい」という方に耳寄りなお知らせです。毎年３月に開催される「大江戸芸術書店めぐり」というツアーがありまのです。2002年から開始して定番になったこの企画、ある美術ファンが発した、何気ないひとことがきっかけでした。「画廊や美術館にはずいぶん通ったけど、もうちょっと勉強してみたいなあ。美術関係の資料はどうやってあつめたらいいのかな？」

20〜30店舗を廻る大ツアーとはいえ、広いジャンルをカバーしようとすればそれでも廻り足りなくなるので、参加予定の方々に事前に新刊、古書、洋書など様々な芸術書店のリストを提示して、リクエストがあった先を優先的に回ることにしています。例年は、神保町、青山、中目黒、新宿、荻窪・西荻窪・吉祥寺にある、明治時代以降の美術と写真に関する和洋書籍を取扱う個性的な書店が中心になる傾向がありますが、リクエストに応じて、東京、本郷、根津、千駄木、早稲田、渋谷あたりの地域や、建築、デザイン、音楽、演劇（パフォーミング・アート）、絵本などの書店も廻ります。

散歩の達人ブックス『東京ブックストア＆ブックカフェ案内』『BT美術手帳』、美術の窓『アートコレクター』等でも紹介されたツアーで、既に８回開催、のべ70名の方が参加しています。満員になってしまったらごめんなさいね！今年も、「人気爆発」「全員満足」を目指してがんばります！　

■第1回、第2回の記録
http://art.myplanet.ne.jp/~fukase/oedo1.htm
http://art.myplanet.ne.jp/~fukase/oedo2.htm
http://www.39art.com/2003/report/fukase.htm

■参考
マガジンハウス社 Web da Capo 連載
深瀬鋭一郎のあーとdeロハス
古本deあーと「大江戸芸術書店めぐり」
http://webdacapo.magazineworld.jp/column/lohas/