闇にひっそり浮かびゆくものコミュのfinal message

世界中の郵便屋さん
どうかあの人に伝えて

世界中の山頂に立つ登山者よ
どうかあの人に伝えて

世界中に羽ばたく鳥たちよ
どうかあの人に伝えて

世界中を旅する逞しい風よ
どうかあの人に伝えて

世界中から愛されている神様よ
どうかあの人に伝えて

心逝くまで
私のこの錆びれた深い心は

心逝くまで
あなたを愛してゆくと。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 01月17日 23:09

はじめまして。
ラストにひとひねり欲しかったような感じがします。
が、「心逝くまで」。一見見過ごしそうですが、珍しくない言葉のなかに、あえて珍しくない言葉のなかに込めた深い心情があるような・・・珍しい言葉を使うのだけが詩ではありませんからね。むしろ、どこにでもあるような言葉をもう一度見直してみる。その大切さを認識させられたご作品でした。

[2] mixiユーザー 01月20日 09:58

あ、「心逝く」ってオリジナリティありますね。ごめんなさい。珍しくない言葉じゃない。
「心逝く」・・・あらためて心に沁みてきました。
最初っからよく読めって感じですよね。ごめんなさい
勉強になりました。

[3] mixiユーザー 01月20日 19:57

太一さん
ありがとうございます。
思うがままに感じとってくださって嬉しく思います。
「心行く」はよく聞く言葉ですけど
その心行くの満足するまでといった意味とは違って
文字通り心が逝くまで思いも同じく逝くということです
最後、愛して逝くにしたかったのですが
そこは愛してゆく、かなにしました。

心が動かなくなるまで愛してゆければという願いと
心も愛も同時に葬ることができればという願いを重ねてみました。

[5] mixiユーザー 01月22日 18:06

＞最後、愛して逝くにしたかったのですが
＞そこは愛してゆく、かなにしました。

＞心が動かなくなるまで愛してゆければという願いと
＞心も愛も同時に葬ることができればという願いを重ねてみました。
なるほど、思いっきりひねってますね。またまた失礼。
かなにすると、いろんな意味で広がりますね。

ふたつの願い、心にしみます。

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