不純の中の純愛コミュのＸ’ｍａｓｓが来たら…

街のイルミネーションが華やかな今日この頃。。。
でも、私、心がウキウキしない。
何故って？彼がプレゼント用意しないと思ってるから。。
私は、もちろん用意した。初めてのＸ’ｍａｓｓだもの。
彼の喜ぶ顔が見たい一心で、喜びそうなもの考える。
パジャマにしようかな？メッセージまで考えてみる。
「一日の最後に、コレを着る時、私の顔をあなたの頭の片隅に思い浮かべてほしい。」どうだろう。。。伝わるかな？
でも、好みもあるしなぁ～
そうだお風呂で音楽聴くの好きだから、シャワー室で使えるＣＤデッキにしよう！そう思って、贈る事にした。
メッセージに、「何を贈ろうかな～と思う幸せを、あなたにいただきました。あなたが喜んでくれると良いんだけど…」
さ～準備できたよ！！いつ逢えるのかな？
イブはきっと彼女とのデート。
イブイブはどうかな？メールで、連絡してみる。
「Ｘmassの予定はどうする？」押し付けがましく無いくらいに
聞く。「イブイブに逢おうか？」
「うん」そう約束を取り付けた。
当日だって、彼女の電話が終わらないと会えない。
車の中で、時間を待っている。メールを待っている。
そうしてでも、逢いたいのはどうして？
いずれ終わるかも、終わる恋をどうして、夢中になるくらい
愛せるの?自問自答してみるが、彼の事を諦める理由は無い。
彼の部屋で、贈ったＣＤプレーヤと私のお気に入りのＣＤを贈って、二人幸せに包まれた。。。
私にも、ちゃんと、プレゼント用意していた。
そこがまた好き。さりげなく、私のも心を、つかんでしまう。。待ってると彼が迎えに来た。
「お待たせしました。寒かったでしょう？」
「大丈夫。車の中で待ってたから…」
深々とした夜中の町を、白い息が二つ並んで、空へと浮かぶ。
私の荷物を持ってくれて、彼と腕を組んで歩く。
幸せな時間。腕組んで歩ける事、こんなにもうれしい事なんて
思った事無かった。彼が教えてくれた幸せ。
そして部屋へと導かれてゆく。。。
Ｘｍａｓｓのお菓子一緒に食べ、音楽を聴いて。
プレゼントを渡す。すごく喜んでくれた顔。うれしそう。
「今、コレで音楽聴いてみよう！！」子供のようにはしゃぎ
色々使い方を調べている。子供のように夢中になるとこ、好き
私にも、プレゼントを用意してくれて、
「僕らしいものを選びました…安くてすみません」
値段じゃないのよね～
「いくらだったとかじゃなく、あなたが、私のためにプレゼントを選んでくれた事が、うれしいんだから。。。ありがとう。大切にするよ」
そう言って、彼のプレゼントを受け取った。
私を思ってくれただけで、良いんだよ。
それ以上望んではダメなんだから。。。
一緒に祝えただけ。それだけで、また一つ思い出できたでしょ？そうして、心のアルバムに思い出をつむいでゆく…
ＩＬＯＶＥＹＯＵ。君を思う時間がすき。