スポーツ好き集合～！！！！！コミュの中村俊輔、右足首の痛み再発！！

サッカー日本代表・Ｗ杯３次予選直前合宿（１０日、バンコク）日本代表が１４日の南アＷ杯アジア３次予選タイ戦に向けて、バンコク市内で初練習。ところが、ＭＦ中村俊輔（２９）＝セルティック＝は右足首痛で別メニュー調整となり、出場に黄信号が灯った。出場停止のＦＷ大久保嘉人（２６）＝神戸＝に続き俊輔までも欠くことになれば、最終予選進出決定の可能性もあったタイ戦が一転、岡田ジャパンはピンチに陥ることになる。

　西に沈むバンコクの真っ赤な太陽が、俊輔の厳しい表情を照らした。午後５時からバンコク市内のインターナショナル学校のグラウンドで始まったタイでの初練習。背番号１０は本隊から離脱、軽くランニングした程度で引き上げてしまった。

　「テーピングを巻いても痛い。試合に間に合わせるように努力はしている。出場の可否？　それはまた、あした（判断する）」。７日のオマーン戦後に、右足首が悲鳴を上げた。岡田武史監督（５１）も「最悪、ダメなときのことも考えないといけないと思っている」と、タイ戦欠場も視野に準備を進めることを明言した。

　チーム医師は「もともと持っている痛みが、ゲームの後に強くなっている」と説明した。岡田ジャパン初参戦となった５月２７日のパラグアイ戦の直前にも、左太ももの違和感で別メニューはあったが、その際は本人も出場への自信を示していた。

　しかし、今回は結論を先送り。酷暑や長距離移動での疲労の蓄積が要因とみられるが、普段は「コリコリするだけで１、２日でよくなる」だけに、２日間のオフ明けでも改善されない症状に不安は募る。

　さらに、強行出場が可能でも、移動なども含め３日間連続して本格的な練習ができていない。万全の状態で本番を迎えられるか、微妙な情勢だ。

　「あしたも（痛みが）変わらないなら、テーピングでガチガチに固めて、それでどうにか動けるなら、それでやる」。俊輔は悲壮な決意を示した。前戦の一発退場でエース格のＦＷ大久保が不在となるタイ戦。岡田ジャパンの前に、新たな不安が広がった。