スポーツ好き集合～！！！！！コミュの巨人ＶＳ楽天　交流戦。。

巨人２－４楽天

深谷二塁塁審の右手が上がると同時に巨人・原監督はグラウンドに背を向けた。９回２死一塁で打者は隠善。敗色濃厚ながら一発同点の場面だ。カウント１―０から一塁走者の矢野が二盗を試みたが失敗。今季初の貯金を狙った試合は、なんともお粗末な形で“終演”した。

　連勝は３で止まり、わずか１日で借金生活に逆戻り。ベンチから“行けたら行け”のサインは出ていたが、原監督は「最後は絶対にセーフにならなければいけない」と表情を曇らせ、緒方外野守備走塁コーチも「１２０％アウトになってはいけない」と“イチかバチか”でスタートしたタイミングの悪さを指摘した。矢野は「セーフにならないと駄目です…」と肩を落とした。

　それまでにも拙攻を繰り返していた。３回は無死満塁で隠善、坂本が簡単に連続三振。その後にラミレスの適時打などで２点を挙げたが、相手の失策に乗じた好機で一気に畳み掛けることができなかった。６回の１死二、三塁もあっさり無得点に終わった。

　４番・ラミレスは好調。５番・阿部も上昇気配だ。夢の貯金生活にはクリーンアップまでの“つなぎ”がテーマとなる。

　≪ラミ２３戦連続Ｈ≫巨人のラミレスがオリックス時代の９４年イチローに並ぶ２３試合連続安打。３回２死満塁で一時は勝ち越しの左前適時打を放つと、６回は先頭で右前打を放った。チームでは張本（３０試合）、王（２５試合）に続く歴代３位。これで打率・３４０、１７本塁打、４５打点で打撃３冠でトップに躍り出たが、チームの敗戦に「３冠？うれしいけど、もうシーズンは中盤に差し掛かっているから、意味のあるヒットを打ちたい」と気を引き締めていた。