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スポーツ好き集合〜!!!!!コミュの第86回全国高校サッカー決勝!!!

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第86回全国高校サッカー決勝が14日、東京・国立競技場で行われ、流通経大柏が藤枝東に4―0で大勝し、2大会ぶり2度目の出場で初優勝を果たした。清水入りが内定しているFW大前元紀(3年)が2得点を含む全4ゴールに絡む活躍。今大会通算得点を7に伸ばし、全国総体、全日本ユースに続く史上初の3大会連続得点王に輝いた。チームは全日本ユースに続く2冠を達成。市立船橋が制した全国総体と合わせ千葉勢が全国3冠を成し遂げた。

 全国2冠を告げる終了の笛が響くと、大観衆の歓声と悲鳴がスタジアムを揺らした。ピッチに描かれる勝者と敗者のコントラスト。崩れ落ちるふじ色のユニホームの横で、笑顔の大前が次々と歓喜の抱擁を繰り返した。「最後の試合を笑って終われてうれしい。FWなのでゴールで貢献できて良かった」。最近10年では02年度に次いで2番目に多い4万8884人の観衆を集めた決勝は身長1メートル66のエースの独壇場となった。

 試合開始の興奮冷めやらぬ前半6分にいきなり魅せた。ドリブルでペナルティーエリア内に進入するとDF3人に囲まれながら、絶妙のパスを出して村瀬の先制弾をアシスト。後半3分には相手GKがはじいたボールを追いかけた名雪が上げた右クロスを、角度のないゴール左のライン際から左足ボレーで叩き込んだ。後半17分には左クロスで上條がつぶれ役となって相手DFを引きつけると、すかさず詰めて左足で鋭くネットを揺らした。後半26分には左CKで田口のダメ押し弾の起点にもなった。準決勝で怒とうの4得点を挙げたのに続き、決勝でも全4得点に絡む活躍。今大会通算得点を7に伸ばし、全国総体、全日本ユースに続く3大会連続の得点王に輝いた。

 小学生のころから小柄で「チビ」と呼ばれてきた。中学卒業時には身長が足りずにJクラブのユースのセレクションを受けることができなかった。背を伸ばすために、ひざや背中の矯正サポーターを着けたこともあり、母・恵子さん(49)は「小さいなりにどう生き残るかを常に考えていた」と話す。今季全国大会で17試合21得点という驚異的な数字を残せたのも、パワー不足をカバーするためにシュートのタイミングや体の使い方を工夫してきた成果だ。

 決勝を視察したU―23日本代表の井原コーチは「判断が速い」とゴール前でも冷静さを失わないプレーを評価。Jクラブのスカウトは「即戦力クラス」と絶賛した。来季の清水入りが内定している大前は「高校サッカーは終わったけどまだ先がある。日本代表入りは夢であり目標。サッカーをやるからには狙っていきたい」と力を込めた。15日には清水の入団会見に臨む予定。全国2冠と得点王3冠の大記録を引っ提げて、小さなエースが新たなステージへと上がる。

コメント(1)

大前の左足ボレーはすばらしかったねあっかんべー

決勝も点差はついちゃったけど、ナイスゲームでしたexclamation

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