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時事討論コミュの<飲酒運転>なぜハンドル握るのか 目立つ「過信」

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飲酒運転による交通事故が止まらない。飲酒運転への風当たりは強くなってきたのに、なぜ飲んでハンドルを握ってしまうのか……。【北川仁士、大場あい】
 「基本的に飲酒の上で起こることに、日本社会は比較的甘い。運転者だけでなく、同乗する人や飲酒運転を勧める人の意識改革を徹底的にやる」。警察庁の漆間巌長官は14日の会見でこう指摘し、飲酒運転対策について強い決意を見せた。
 同庁の委託を受けた交通事故総合分析センターが昨年9月、東京や神奈川、新潟で飲酒事故・運転で行政処分を受けた200人以上にアンケートや面接調査で飲酒運転の理由を尋ねた結果がある。「酔っていないと思った」が最も多く、「飲酒量が少ない」「飲酒から時間がたった」などが続く。「自分は酒が強い」と思っている人が「弱い」の3倍以上おり、「自分は大丈夫」という過信が目立つ。
 酔っていると自覚しながら運転して重大事故を起こすことも。宮城県多賀城市で昨年5月、酒に酔ってRV(レジャー用多目的車)で高校生の列に突っ込み3人が死亡した事故(危険運転致死傷罪で懲役20年が確定)の公判で検察は「被告はアルコールの影響で正常な運転が出来ないと認識しながら運転を続けた」と指摘、判決でも認められた。
 常習者が多いのも飲酒運転の特徴。6割以上が「過去に飲酒運転の経験がある」と答え、繰り返している様子が浮かぶ。幼児3人が死亡した福岡市の事故でも、起訴された福岡市元職員は以前から酒を飲んで車の運転を繰り返していたことを、知人が供述している。
 「『分かっちゃいるけどやめられない』というのは、心の問題を抱えているということ。飲酒運転を繰り返すようになったら、(アルコール)依存症の域に入っていると思った方がいい」。成増厚生病院付属東京アルコール医療総合センターの重黒木一(じゅうくろきはじめ)相談部長は説明する。
 重黒木さんによると、飲酒運転者は、飲酒で気が大きくなっているのに加え「自分だけは捕まらないし、事故も起こさない」と思っており、常習者に至っては、その危険性や悪質性を十分理解している人が少なくないという。アルコール依存を自覚し治療を決意しても、同センターに飲酒運転でやって来た人もいたという。
 清水新二・奈良女子大教授(社会病理学)は、「日本では親や親せきが酔った勢いで子供に酒を勧めることも少なくない。飲酒への寛容さを家庭から変えていくことが、飲酒運転防止につながる」と話す。
 民間の対策も十分ではない。280の代行業者からなる全国運転代行協会(東京都中央区)によると、駐車場付きの郊外飲食店と代行業者が連携して「タクシーの約1・5倍」と割高な代行料金の一部を負担する試みなどが始まっているが、ごく一部にとどまっている。自動車業界でも、運転時にアルコールが検知されたり、複雑な暗証番号を打たないとエンジンがかからない車の開発が検討されているが、実用化のめどは立っていない。
 海外での飲酒運転の現状や罰則はどうなっているのか。
◆米国・殺人罪適用も
 米国は州によって法律は違うが、飲酒運転など無謀運転で死者を出した場合、47州で意図的であれ過失であれ殺人罪の適用を許可している。飲食店などが運転する客に酒を出し、死傷事故を起こした場合に店に法的責任を問う法律が42州で施行され、一般人が酒を勧めて同様の結果を招いた場合は32州で法的責任を取ることを認めている。【ワシントン吉田弘之】
◆ロシア・処分を強化
 ロシア内務省によると、毎年、人口の3分の1に当たる4000万人以上が交通違反で罰金などの行政処分を受け、うち8人に1人は飲酒運転という。かつて飲酒運転は罰金1000ルーブル(約4000円)だったが、04年9月、免許停止1年半の処分に変えたところ、2割減ったという。【モスクワ杉尾直哉】
◆フランス・バーで検査も検討
 数年前の罰則規定強化で飲酒運転は減っている。死者数も、この30年で10分の1以下になった。飲酒運転事故で重傷を負わせた場合は最高で懲役3年、死亡事故の場合は最高で懲役10年の可能性がある。バーの出口などでアルコール濃度の検査を実施することも検討されている。【パリ福井聡】
◆ドイツ・自動車業界の抵抗も
 近年は飲酒運転に対する処罰が厳しくなる方向にあり、許容されるアルコールの血中濃度も01年に引き下げられた。刑法では人身や物損事故を起こした場合の飲酒運転について、5年以下の禁固か罰金刑を定めている。政府は25歳以下の初心者の仮免許期間中にアルコール摂取を一切禁じる法案を準備しているが、自動車産業界は反対している。【ベルリン斎藤義彦】
(毎日新聞) - 9月19日14時19分更新

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「一度も事故を起こしたことがない」
ことによる絶対の自信が飲酒運転の常習につながっているのでしょうか。

とにかく題名にも書いてあるように
自分の運転技術に対する過信が大半のように思えます。

普段の運転でもどのような危険が待ち受けているかわからないのに
よく飲酒で運転ができるな〜と逆に感心してしまいますね。
日常の運転でも物以外にぶつかったら
そのぶつかったものに対する賠償責任の重さを感じると
それだけで緊張感が走ります。
その緊張感を常に持って運転してこそ
事故につながらない第一歩だと思うのですが
飲酒などはその緊張感を持てなくなる典型です。


自信過剰で自分の人生を終わらせないように・・・。

コメント(2)

<飲酒運転>警官前で缶酎ハイ「今飲んだ」と主張 逮捕 

 神奈川県警磯子署は23日、横浜市磯子区洋光台6、会社員、稲沢優也容疑者(26)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。稲沢容疑者はバイクでパトロール中の同署員に車を止められた後、缶酎ハイを署員の前で飲み、「今飲んだ、今飲んだ」と主張、飲酒運転を言い逃れようとしていた。
 調べでは、稲沢容疑者は同日午前2時25分ごろ、同区杉田1の国道16号で、酒を飲んで軽トラックを運転した疑い。
 署員が進路変更時にウインカーを点滅させない稲沢容疑者の車を発見。停止させてドアを開けると酒のにおいがしたため、車から降りるよう求めると、車内にあった350ミリリットル入りの缶酎ハイを2、3口飲み、「今飲んだ」と主張した。
 しかし、呼気を計測すると、1リットル当たり約0.7ミリグラムのアルコール分を検出。同署は「わずか2、3口の飲酒で出る数値ではない」として逮捕した。稲沢容疑者は「酒を飲んでも運転できる自信があった」などと容疑を認めている。
 同乗の横浜市内の23歳と24歳の女性についても、飲酒運転のほう助の疑いがあるとみて事情を聴いている。【池田知広】
(毎日新聞) - 9月23日21時6分更新

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相変わらず飲酒運転の報道は続きますね。
警察の検問に対して
飲酒が見つかった人は怒りをぶつけると思いますが
飲酒運転で大事故になって
多額の慰謝料を払って
遺族の方に対して一生お詫び続けることを考えれば
罰金一人30万円で反省できることのほうが
どれだけ幸せか分かりません。

運転に自信があって飲酒される方は
その覚悟がきっとあるのでしょう。
自分にはそんな覚悟を持つことは決して出来ません。
シラフでも運転恐いです。

>かつて飲酒運転は罰金1000ルーブル(約4000円)
>だったが、04年9月、免許停止1年半の処分に変えたところ、
>2割減ったという。

年間500万人の飲酒運転が400万人に減ったのか。
400万人が免停1年半て凄いな。

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