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英検準1級合格スパルタ道場コミュの英検問題作成者の心理に迫る!

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英検準1級語彙問題(2006第3回)における出題者心理を推測する!−その1−

(1) Robert felt quite ( overwhelmed ) by the generosity of his wife’s parents when they bought him a flat-screen TV for his birthday.
overwhelmed  underdressed  overlapped  underspent

問題作成者側の都合が典型的に露呈している。つまり、選択問題を作る際の安易な常套手段がみえみえだ。問題を作る立場から言わせてもらえば、大量の問題を短期間に作るためには、正解以外の選択肢を出来るだけスピーディーに仕上げたいのである。そこで、まず正解(ここではoverwhelmed)と同じまたは反対の接頭語または接尾語を持ち、同じ位の字数で、易し過ぎず、難しすぎない、しかも受験者が読んでみて何となく文脈から連想してしまいそうな語を「当て馬」として置くわけだ。
この問題では、正解の単語が大学入試レベルとやや易しめとの認識から、出題者心理として、問題の例文中にgenerosityというもう1つ出題可能な「狙い目」的単語を組み込んでいる。そうすることで、問題の難易度が下がり過ぎないよう、多少の配慮・工夫をしていると見た。どちらも実用英語としては、常識的な単語だが、悲しいかな私の指導経験からも、案外準1受験者で正確に理解していない人がいる。この問題が出来ないようでは、「合格は見込めないぞ」という出題者の意思が伺われる。
もう一つ、これは受験テクニックになろうか。4つの選択肢を良く見て欲しい。最後のunderspent だけ、語尾が他の3つと違っている。私も問題を作る側なので、良く分るのだが、これは明らかに作成者が「当て馬」を同じ語尾の単語で揃え切れなかったと見られる。つまり、受験者は、消去法でこの問題を解こうとすれば、この単語はまず9割近い確率で排除できる。なぜなら、出題者心理としては、受験者を惑わそうとして選択肢を考えるものなので、正解だけ他の選択肢と違った(目だった)形にはしたくないものだからだ。
  今日はここまで。いかがでしたか。参考になれば幸いです。では、今日もまた、HPでお会いしましょう!
http://homepage2.nifty.com/english-for-japanese/

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