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ケアマネ試験への道−合格獲得!コミュの過去問−保健医療分野(基礎)(H16〜H18年度)

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保健医療サービスの知識等<基礎>15問(H16年度)

問題26 次の検査値のうち、加齢に伴って変化しにくいものはどれか。2つ選べ。

1. クレアチニンクリアランス
2. 血清アルブミン
3. 血小板数
4. 1秒率
5. GOT
26 3,5
問題27 高齢者によくみられる状態及び症状について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 廃用症候群とは、日常生活での活動性の低下に伴って生じる身体的・精神的機能の全般的低下をいう。
2. 寝たきりの原因としては、骨折・転倒が最も多い。
3. 栄養状態を評価するために、体重はよい指標となる。
4. 高血圧症のうち、原因がはっきりしているものを本態性高血圧症という。
5. 糖尿病の合併症は、自覚症状が早期に現れやすい。
27 1,3
問題28 脳血管障害について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 脳血管障害の多くは、発症の危険因子が不明で、予防が難しいとされている。
2. くも膜下出血は、起床時に発症することが多い。
3. 脳内出血では、頭蓋内圧亢進症状や高次脳機能障害がみられる。
4. 脳血栓は、脳内で分岐する動脈にアテローム血栓ができて、その動脈の支配領域に虚血性の壊死病変を生じることをいう。
5. 脳塞栓は、心臓でつくられた血栓が脳に飛ぶことによって起こることが最も多い。
28 3,4,5
問題29 高齢者の失禁について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. おむつの安易な着用は、尿意の後退をもたらしやすい。
2. 腹圧性尿失禁が考えられる場合には、排尿に間に合うよう、ポータブルトイレの位置を患者のベッドの近くにする。
3. 寝たきりの高齢者に失禁が続く場合には、水分の制限を行う。
4. 膀胱括約筋が弛緩したり、排尿神経が鈍くなって我慢ができにくくなるために起こる失禁を、切迫性尿失禁という。
5. おむつを着けていても、本人が漏れていることに気付くような場合には、尿意が残っているとみなして対応する。
29 1,4,5
問題30 高齢者の口腔ケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 誤嚥性肺炎を予防する効果がある。
2. 加齢に伴い唾液分泌が減るため、口腔ケアが必要である。
3. 口腔清掃は、機械的清掃より化学的清掃の方が効果的である。
4. 経管栄養を行っている場合には、口腔清掃の必要性は低い。
5. 要介護者が自分でできることは必ずしてもらい、足りないところを介助することが重要である。
30 1,2,5
問題31 リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1. リハビリテーションにおいては、障害を多角的に理解し、援助は総合的に提供されることが重要である。
2. 維持期のリハビリテーションは、自立生活を支援することが目的であり、筋力増強のための運動は行わない。
3. リハビリテーションに伴う危険を予測するため、疾病や障害の状況、バイタルサイン、睡眠パターンなどを事前に確認することが重要である。
4. 長期臥床後に座位訓練を行う場合には、低血圧を生じる可能性が高いため、血圧チェックや自他覚症状への配慮が重要である。
5. 関節可動域訓練は、痛みを伴うことが多く、また筋肉損傷の可能性もあるため、他動訓練を第一に選択する。
31 1,3,4
問題32 痴呆について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 高齢者人口における痴呆高齢者の割合は、次第に減少の傾向にある。
2. アルツハイマー型痴呆では、「まだら痴呆」が特徴的にみられる。
3. 加齢による聴力や視力の低下などが、発症の誘因となることがある。
4. 異常な行動が痴呆の初期症状か性格によるものかは、普段から見ている家族でも、判断が困難なことがある。
5. 発症前後の精神的状況として、何もする気がおきないなどの意欲の低下や、怒りっぽくなるなどの性格の変化がみられる。
32 3,4,5
問題33 薬剤について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 加齢に伴い、肝機能が低下して、薬の作用が強まることがある。
2. 高齢者においては、併用される薬剤数が多いので、薬の相互作用や副作用の発現に注意が必要である。
3. 血液中にある薬は、血液中の蛋白質と結合して作用する。
4. 薬を飲む場合には、希釈されることを考え、なるべく少量の水で飲むほうがよい。
5. 薬の副作用として、手の震えやうつ症状等がみられることもある。
33 1,2,5
問題34 在宅での医療管理について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 在宅自己灌流法を行っている患者の場合には、水分バランスや体重、炎症の可能性等の定期的な観察が必要である。
2. 中心静脈栄養のポートを皮下に植え込んである場合には、皮下の炎症の有無に注意する必要がある。
3. 胃瘻を造設している場合には、経口摂取は平行して行ってはならない。
4. 在宅酸素療法により、慢性呼吸不全患者の在宅療養生活が可能となった。
5. 在宅において末期癌患者の疼痛緩和を行う場合には、麻薬の使用は禁止されている。
34 1,2,4
問題35 高齢者虐待について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 被虐待高齢者は、男性のほうが多い。
2. 高齢者虐待の内容は、身体的暴力がほとんどである。
3. 高齢者が極端に人目を避けたりすることも、高齢者虐待を発見するための兆候の1つである。
4. 介護者自身の精神的疲労やストレスは、虐待発生の危険因子の1つである。
5. 同居家族が加害者の場合には、必ず被虐待高齢者に対し施設入所を勧める。
35 3,4
問題36 適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 骨粗鬆症の予防には、適度な運動も有効である。
2. 骨粗鬆症の予防には、ビタミンEの摂取が有効である。
3. 痴呆の予防には、社会的孤立を防ぐことも有効である。
4. 糖尿病性腎症の予防には、血糖コントロールが有効である。
5. 褥瘡の予防には、良肢位を長時間保ち続けることが有効である。
36 1,3,4
問題37 介護保険における通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 通所リハビリテーション事業者の指定を受けられるのは、病院、診療所、介護老人保健施設に限られる。
2. 通所リハビリテーションの対象となる者は、要介護1から要介護5の者に限られる。
3. 個々の利用者に応じて作成された通所リハビリテーション計画に基づいて行われるため、グループごとにサービス提供を行うことはできない。
4. 通所リハビリテーション計画は、医師及び理学療法士、作業療法士その他専らリハビリテーションの提供にあたる従業者が共同して作成しなければならない。
5. 独居老人のための調理訓練は、通所リハビリテーション計画に位置付けられることはできない。
37 1,4
問題38 介護保険における訪問リハビリテーションについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 炊事、掃除、洗濯などのIADLの維持改善は、訪問リハビリテーションの目的に含まれない。
2. 筋萎縮、関節拘縮等の廃用症候群の予防も、訪問リハビリテーションの目的の1つである。
3. 訪問リハビリテーションは、理学療法士や作業療法士の判断で開始できる。
4. 特定施設入所者生活介護を受けている高齢者には、訪問リハビリテーション費が算定されない。
5. 指定訪問看護ステーションの理学療法士や作業療法士がリハビリテーションを実施した場合には、訪問リハビリテーション費が算定される。
38 2,4
問題39 介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 介護老人保健施設で提供される通所リハビリテーションは、要介護1から要介護5の認定を受けた者が対象である。
2. 介護老人保健施設は、あらかじめ協力病院を定めている場合には、医師を置く必要はない。
3. 入所者が健康手帳を有している場合には、健康手帳の医療にかかるページに、提供した介護保健施設サービスに関し必要な事項を記載しなければならない。
4. 介護老人保健施設は、地域に開かれた施設として、家庭介護者や地域のボランティアなどがケア技術を習得する支援等に努める。
5. 病状が安定期にあることが、介護老人保健施設の入所要件の一つである。
39 3,4,5
問題40 介護療養型医療施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 施設サービス計画は、医師または看護師が作成しなければならない。
2. 介護療養型医療施設は、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護、機能訓練などを提供する。
3. 現在、介護療養型医療施設の指定を受けられるのは、療養病床を有する病院・診療所、老人性痴呆疾患療養病棟を有する病院、介護力強化病院である。
4. 介護療養型医療施設の医師は、医学的に入院の必要性がないと判断した場合には、患者に対し、退院を指示しなければならない。
5. 痴呆性高齢者は、老人性痴呆疾患療養病棟にのみ入院できる。
40 2,4


保健医療サービスの知識等<基礎>15問(H17年度)

問題26 高齢者によくみられる疾患について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. シャイ・ドレーガー症候群では、パーキンソン病様症状がみられる。
2. 関節リウマチは、血清尿酸値の上昇によって起こる疾患である。
3. 高齢者のてんかんの原因は、主に脳血管障害か頭部外傷の後遺症である。
4. パーキンソン病は、徐々に全身の骨格筋が萎縮して、四肢の筋力低下による運動や歩行等の生活機能低下、嚥下障害、言語障害等の症状がみられる。
5. ピック病は、認知症を主症状とする疾患であるが、アルツハイマー病と比べて、人格障害の症状が顕著にみられる。
26 1・3・5
問題27 脳血管疾患について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. くも膜下出血は、脳の局所症状を伴うことが多い。
2. 脳塞栓は、注射針等から混入した空気が原因となることが多い。
3. 脳血栓の症状は、数時間から1日、2日かかって完成する。
4. 硬膜下血腫は、経過観察により自然消退することが多い。
5. 脳血管疾患の後遺症の予防には、早期のリハビリテーションが大切である。
27 3・5
問題28 加齢に伴う検査値の変化について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 経口糖負荷試験の血糖値は、より高くなりやすい。
2. クレアチニンクリアランスの低下に伴い、血清クレアチニン値も低下する。
3. 血清アルブミン値が上昇し、浮腫を来しやすくなる。
4. GOT(ALT)の加齢に伴う変化はほとんどない。
5. 呼吸機能検査では、肺活量が低下し、1秒率は増加する。
28 1・4
問題29 高齢者の介護について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 経管栄養の場合には、唾液の分泌が減少するので、口腔清掃の必要性は低下する。
2. 褥瘡を予防するためにエアーマット等の用具を使用している場合でも、体位変換は必要である。
3. 嚥下食の場合には、便秘を起こしやすいので食品内容を工夫する。
4. 嚥下困難がある場合には、飲み込みやすくするため、スポンジ状の食品や練り製品がよい。
5. 胃瘻がある場合には、入浴ができないので,清拭を行う。
29 2・3
問題30 適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 廃用症候群の改善もしくは予防のためには、日常生活を可能な限り活動的なものにすることが重要である。
2. 拘縮とは、筋力の低下により、関節可動域が制限された状態である。
3. 関節可動域訓練は、より可動域を広げることができるよう、自分で運動ができる場合でも、他動的訓練を優先して行なう。
4. 食事、排泄、更衣等の基本的な日常生活動作をIADLという。
5. 日常生活動作の援助においては、本人の残存能力を積極的に使い、可能な限り自立できるよう援助する。
30 1・5
問題31 認知症(痴呆)について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 認知症の一般的な特徴としては、記銘・記憶力障害を中心に見当識障害、知的機能の低下がみられる。
2. 日によって認知症の症状にむらがある状態を、「まだら痴呆」と呼ぶ。
3. 認知症は、加齢に伴う症状であり、65歳未満の者には発現することはない。
4. アルツハイマー型痴呆では、人格が比較的よく保たれる。
5. 脳血管性痴呆は、脳卒中発作の度に階段状に進行することが多い。
31 1・5
問題32 薬の副作用について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 薬剤服用中に、生体に新たな変化が認められたときには、副作用の可能性について常に注意を払う必要がある。
2. 高齢者が睡眠薬を服用する場合には、虚脱や歩行障害等の副作用が現れやすい。
3. 腎機能の低下している高齢者では、副作用が出にくい。
4. 降圧剤の副作用で起立性の低血圧を起こすことがある。
5. 高齢者においては、薬の副作用で尿閉が起こることはほとんどない。
32 1・2・4
問題33 適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 服薬するときは、なるべく少ない水で飲むのがよい。
2. 腎不全では、高蛋白質の食品を多めに摂取した方がよい。
3. 低蛋白血症では、良質な蛋白質食品とともに糖質や脂肪も十分摂取した方がよい。
4. ヘモグロビンA1cは、測定日以前1か月から2か月間の平均的な血糖状態を反映する。
5. 痛み止めの常用は、病気による発熱を隠蔽することがある。 
33 3・4・5
問題34 感染症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者については、隔離してケアを行うことが必要である。
2. 高齢者の敗血症の原因としては、尿路感染や胆道感染に由来するものが多い。
3. 感染症が原因で、せん妄等の精神症状が現れることがある。
4. B型肝炎及びC型肝炎ウイルスの感染者については、リネンや食器類等は別にする。
5. 膀胱炎等の尿路感染症は、高齢者に多い感染症の1つである。
34 2・3・5
問題35 気管切開をしている患者のケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 切開口の消毒は、週1回が目安である。
2. 室内が乾燥しないように注意する。
3. カフエアーの交換時には、カフ上部にたまっている唾液や分泌物等を誤飲しないように慎重に吸引する。
4. 口腔からの食事摂取はできない。
5. 気管カニューレを挿入している患者の気管内吸引は、無菌操作で行うことが必要である。
35 2・3・5
問題36 急変時の対応について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 高齢者では、狭心症でも胸痛の程度が軽いことがある。
2. 心室細動の場合には、握りこぶしで前胸部を叩くことで、心拍が再開することがある。
3. 気道を確保するためには、頭部を前屈させ、下顎を胸につけるようにする。
4. 異物による上気道の閉塞の場合には、胸部を強く圧迫することにより、異物の除去を試みる。
5. 黒い便を見たら、上部消化管出血を考える。
36 1・2・5
問題37 介護保険の訪問看護について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 訪問看護では、家族の介護負担の軽減を図るため、必要に応じて家族関係の調整等を行う家族支援もサービスの1つである。
2. 急変時の医療的な対応についての相談を受けたり、緊急時訪問を行う訪問看護の24時間ケアを提供した場合には、特別管理加算の支給を受けることができる。
3. 急性増悪時に主治医から特別訪問看護指示書の交付を受けた場合には、指定訪問看護事業者は、その指示の日から2週間に限って、介護保険の訪問看護費の支給を受けることができない。
4. 指定訪問看護事業者は、訪問看護師が訪問看護計画を作成し、医師との間でこれを共有することで、医師による訪問看護指示に替えることができる。
5. 訪問看護のリハビリテーションは、理学療法士や作業療法士が行うこととされており、訪問看護師が行うことはできない。
37 1・3
問題38 介護保険の通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 通所リハビリテーション計画は、既に居宅サービス計画が作成されている場合には、その計画の内容に沿って作成しなければならない。
2. 通所リハビリテーション従業者は、それぞれの利用者について、通所リハビリテーション計画に従ったサービスの実施状況及びその評価を診療記録に記載する。
3. 嚥下障害のための食事摂取のリハビリテーションは、通所リハビリテーションの計画に位置づけることができる。
4. 個々の利用者に応じたリハビリテーションを提供するため、同時に、一体的にサービスを提供できる人数の上限は、5人までとされている。
5. 介護老人保健施設に併設されている通所リハビリテーション事業所においては、通所リハビリテーション計画の作成は、介護老人保健施設の介護支援専門員が行うことが望ましい。
38 1・2・3
問題39 短期入所療養介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 一時的に入所し、医学的管理を行う事が目的であり、家族の冠婚葬祭等を理由とした入所はできない。
2. 短期入所療養介護を行えるのは、介護保険施設、療養病床を有する病院・診療所、老人性認知症疾患療養病棟を有する病院とされている。
3. 介護報酬は、要介護度、短期入所させる施設の種類に応じて設定されている。
4. 利用定員を20人以上とし、短期入所療養介護の事業専用の居室を設けることとされている。
5. 入所期間が2日以内の利用者に対しては、短期入所療養介護計画を作成しなくてもよい。
39 3・5


問題40 指定介護療養型医療施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 医師が入院治療の必要を認めれば、要支援者でも入院できる。
2. 施設サービス計画は、医師の治療の方針だけではなく、入院患者の希望やアセスメントの結果に基づき作成される必要がある。
3. 入院継続の必要性については、入院患者の心身の状況等から3か月ごとに検討することとされている。
4. 指定介護療養型医療施設の指定の申請があった場合に、その区域内の指定介護療養型医療施設の入所定員の総数が地域医療計画上の必要入所定員総数を上回るときは、都道府県知事は、指定しないことができる。
5. 指定介護療養型医療施設が指定を辞退するためには、1か月以上の予告期間を設ける必要がある。
40 2・5


保健医療サービスの知識等<基礎>15問(H18年度)

問題26 摂食、嚥下に関して適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 加齢に伴う口腔の変化としては、口腔粘膜の萎縮、歯槽骨の吸収、咀嚼筋の筋力低下などがある。
2. 高齢者の場合、味覚の低下の原因としては、薬剤の副作用、口腔乾燥、口腔真菌症などが多い。
3. 舌に痛みなどがある場合、口腔清掃を行ってはならない。
4. 食物が摂取され、体外に排出される過程は、食欲から始まり、摂食、咀嚼、嚥下、消化・吸収、排泄の順序である。
5. 歯の噛み合わせは、咀嚼、嚥下機能に影響するが、全身の能力、姿勢の制御には影響しない。
26 1・2・4


問題27 認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 認知症の原因として最も多いのは、ピック病である。
2. 長谷川式認知症スケールやMini-Mental State Examination (MMSE)の結果のみで認知症と診断してはいけない。
3. 認知症の人は、記憶力や判断力が低下しているので、現実を知らせないほうが落ち着いて生活できる。
4. アルツハイマー病は、血管性認知症に比べ、神経症状が少なく、感情の平板化がみられることが多い。
5. 認知症ケアの基本的考え方は、認知症をもつ人と共生するという姿勢をもち、個別ケアを提供していくことである。
27 2・4・5


問題28 高齢者の症状や検査について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 体重は、栄養状態が不良な場合であっても、浮腫性疾患(心不全、ネフローゼ、肝硬変)では増加することがある。
2. 血清アルブミン値は、高齢者の栄養評価の指標の1つであり、加齢に伴って低下することはない。
3. 高齢者では、たとえ血清クレアチニン値が正常でも、糸球体ろ過率(クレアチニンクリアランス)が低下していることがあり、薬剤の副作用には注意が必要である。
4. 不整脈を詳しく調べるために24時間心電図(ホルター心電図)が測定されるが、心身の負担になるため、高齢者ではほとんど利用されない。
5. 骨密度は、成人後は加齢とともに低下するが、特に男性においてその低下が著しい。
28 1・3


問題29 高齢者の身体機能の維持について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. がんに罹患している要介護者に対しては、一般的に、病気の進行を早めるためリハビリテーションを行ってはならない。
2. 廃用症候群は、過度の安静や長期臥床により生じることもあるので、早期のリハビリテーションが必要である。
3. 廃用性筋萎縮の予防は、日常生活動作の励行、筋力増強のための運動、趣味活動やレクリエーション活動などを継続することによって可能である。
4. 下肢を中心とした運動機能の低下が転倒の原因となるので、転倒防止のための環境整備を行うことが重要である。
5. リハビリテーションの他動的訓練は、意識レベルの低い場合や、自分で運動できない場合は効果が乏しいので行わない。
29 2・3・4


問題30 排泄ケアについてより適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 尿失禁の原因には、服用している薬剤による影響も考えられる。
2. 尿失禁をしている場合、排尿の回数、量などのリズムを把握し、水分の制限を行いながら、トイレへの誘導等を行う。
3. 尿失禁が心配で外出しない高齢者に対しては、高齢者の意思及び尿失禁の状況を確認した上で、パッドやおむつを使用する。
4. 寝たきりの高齢者の便秘の予防は、摘便や浣腸により行う。
5. おむつや留置カテーテルを使用している場合は、尿路感染を起こしやすくなるため、清拭や洗浄によって清潔に保つ必要がある。
30 1・3・5


問題31 食事とその介護について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 味覚、嗅覚、視覚の感覚の低下は、食欲不振をもたらしやすくなる。
2. カステラは、嚥下困難を誘発しやすい食品である。
3. 嚥下障害は、誤嚥を起こすもとになり、誤嚥性肺炎の原因ともなる。
4. 食事をとる姿勢は、できるだけ座位にして、頭部を後屈させる。
5. 嚥下食は、脱水や便秘を起こしにくい。
31 1・2・3


問題32 口腔ケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 口腔内の清掃は、化学的清掃法より機械的清掃法が効果的である。
2. 口腔ケアの目的は、口腔機能の保持により、要介護者のQOLとADLの維持・向上を図ることである。
3. 総義歯を装着している場合、歯がないので、口腔内の清掃は、必要ない。
4. 経管栄養の場合、唾液分泌の減少による自浄作用の低下のため、口腔内は不衛生になりやすい。
5. 高齢者は歯と歯の隙間が大きくなるので、むし歯や歯周疾患になりにくい。
32 1・2・4


問題33 高齢者の栄養・薬剤管理について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 栄養・食生活の支援を行う際には、身体計測、臨床診査、食事調査等から得た情報が重要となる。
2. 高齢者では腎機能が低下しており、腎から排泄される薬の排泄が遅くなるため、薬の作用が減少することが多い。
3. 嚥下障害等により食事の経口摂取ができない状態では、医療機関への入院が必須である。
4. 痛み止め(解熱鎮痛薬)を服用している場合、風邪、インフルエンザなどに罹患しても、発熱の症状が、現れないため対応が遅れる可能性がある。
5. 栄養状態の改善や食生活の支援を適切に行うため、ケアプラン作成の際には、管理栄養士のみと情報交換すればよい。
33 1・4


問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家族に正しく理解してもらうことが重要である。
2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当てる。
3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象としたケアも含まれる。
4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護師も行うことが可能である。
5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付することができる。
34 1・3・5


問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤としては、経口麻薬剤のみが許可されている。
2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細かく継続して観察することが望ましい。
3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。
4. 胃ろう造説術を施された患者の治療上生じるトラブルとしては、カテーテルが自然に抜去することがある。
5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。
35 2・4・5


問題36 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の管理及び指導である。
2. 居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居宅療養管理指導を利用しなければならない。
3. 保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行い、改めて指定を受けなければならない。
4. 口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができる。
5. サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師と訪問先でも開催できる。
36 1・4・5


問題37 介護予防サービスについて正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 医師が行う指定介護予防居宅療養管理指導では、適切なサービス提供のために必要がある場合には、医師は、介護予防支援事業者や介護予防サービス事業者に対し情報提供や助言を行う。
2. 指定介護予防訪問リハビリテーションについては、期間を定めて、計画を作成してサービスを提供するため、モニタリングは行わなくてもよい。
3. 指定介護予防訪問看護の提供に当たっては、主治医から口頭による支持を受けなければならない。
4. 指定介護予防通所リハビリテーションは、利用者の介護予防に資するよう、その目標を設定し、計画的に行わなければならない。
5. 指定介護予防通所リハビリテーション事業所においては、利用者の生活機能を向上するために、必ず理学療法士又は作業療法士を確保しなければならない。
37 1・4


問題38 居宅サービスについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 訪問看護ステーションから訪問する場合であっても、理学療法士、作業療法士が訪問する場合は、訪問リハビリテーションに分類される。
2. 通所リハビリテーション(一般にデイケアと呼ばれる。)が提供できる事業者は、病院、診療所及び介護老人保健施設に限られる。
3. 介護保険の訪問リハビリテーションのみを利用する場合であって、既に居宅サービス計画が作成されているときは、訪問リハビリテーション計画を作成する必要はない。
4. 短期入所療養介護の最大の役割は、緊急の治療を集中して行うことである。
5. 居宅療養管理指導を利用できるのは、通院が困難な要介護者に限られる。
38 2・5


問題39 介護保険施設について適切なものはどれか。2つ選べ。

1. 要支援1及び要支援2の認定を受けたものは、介護老人保健施設の介護予防短期入所療養介護を利用することができる。
2. 介護老人保健施設の医師は、入所者を医療機関に通院させる場合には、その医療機関の医師又は歯科医師に対し、その入所者の診療状況に関する情報の提供を行わなければならない。
3. 介護老人保健施設の医師は、入所者の家族の同意があれば、厚生労働大臣が定める医薬品以外の医薬品を施用し、又は処方することができる。
4. 介護療養型医療施設は、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者であることや薬剤費が高価である場合には、入院を拒否することができる。
5. 介護療養型医療施設は、医療の管理が必要な要介護者の終の棲家であり、在宅復帰を目的とするものではない。
39 1・2


問題40 介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 利用者が健康手帳を有している場合には、健康手帳の医療にかかるページに、提供した介護保険施設サービスに関し必要な事項を記載しなければならない。
2. 介護老人保健施設は、あらかじめ協力病院を定めている場合には、医師を置く必要はない。
3. 介護老人保健施設は、介護保険法に基づき、入所者に対する衛生管理に必要な措置を講じ、その内容を最寄りの保健所に届けなければならない。
4. 開設者は、地方公共団体、医療法人、社会福祉法人その他の厚生労働大臣が定めた者に限られ、都道府県知事の許可を受けなければならない。
5. 介護老人保健施設の入所者は、病状が安定期にあり、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療を要する要介護者である。
40 1・4・5


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