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探偵奇談 BLACKコミュの登場人物紹介 其之壱 改

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■探偵ブラック (cast BLACK)

一応、本編の主人公。
住所不定。公的には無職。“ブラック”という通り名が示すとおり、黒いハンチ帽をかぶり全身を黒い服で固める傍若無人の無頼漢。
私立探偵を名乗ってはいるが、探偵学校やその他、訓練機関に属した経歴はなく、特殊技能なども一切ナシ。聞きかじりの知識のみで行う探偵稼業である為、無論、探偵のしての腕は三流以下。その為、彼の探偵稼業は成り立っているとはいえず、町の人間の認識としては何かボランティアの一種“便利屋”だというのが主流。
彼自身は便利屋と呼ばれる事を何より嫌い、そう呼んだ相手は誰であろうと突っかかる。

口上では、金で動くクールでニヒルな男を演じようとしているが、生来の子供っぽさと情に流されやすい熱さは隠し切れておらず、退き時を心得ないまま、厄介事に巻き込まれる事が多々。彼自身が探偵として世間にあまり知られていない事から、“自由に使えるカタギではない存在”として、ヤクザなどから利用される事も少なくない。
ただ、無駄に強い悪運と、無駄に豊かなバイタリティで何とかそういった危険を掻い潜っている。

御飯よりもパン派。殊に調理パンは至高の御馳走だと思っている。

好きな言葉は、レイモンド・チャンドラーの探偵小説の主人公フィリップ・マーロウが言った、
「強くなければ生きていけない。優しくなれなければ生きる資格がない。」(「プレイバック」 第二十五章)


町の郊外に遺された廃ビルの一角に事務所を構えているが、無論、市の許可は得ていない。


愛用している牛革のハンチ帽は、探偵になると決めた時にとある人から譲り受けたもので、帽子自体はブラック以上の年月を経ているかなりの年代モノ。
ブラックとしては、その帽子こそが“探偵として生きる自分の誇り”の象徴であり(たとえ、その仕事内容がゴッコに等しいものであっても)、彼が肌身離さず身に着けている何より大切なタカラモノである。



※私見
小説で読んだフィリップ・マーロウのハードボイルドに憧れ、憧れのままに生きる単純で熱い男。

「リアルな世界なんてつまらない。リアルに生きるくらいだったら俺は死ぬ。現実味がなくても、俺は俺が想う姿を目指して走る。」

突き詰める根底はその一点。

あくまでリアリティの無いストーリーの中の、リアリティの無い主人公。



というのが、自作自演をやるにあたって、ブラックに与えた小生との差異ですな。正確には自分の中の半端な部分をラジカルに表現した、という方が正しいかも知れませんが。


あくまで「“憧れの探偵像”を追いかけているガキ」という設定なので、作者である小生自身が探偵業務について現存の知識以外を付け足してリアリティを出すよりも、無知なまま描いたイメージだけ突っ走りたい、というのが当初から決めていた方向性でした。

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