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◇◆古着屋CONFUSION◆◇in山梨コミュの◇古着マメ知識◇ここでは主にビンテージ古着のマメ知識を紹介していきましょう。

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第一回目は定番リーバイス501です。とは言っても501だけでも相当な歴史がありますので簡単に説明したいと思います。

リーバイス自体の歴史は1847年から始まります。
ロットナンバー501が出来たのはその約50年後の1890年頃です。
そもそもハードワークにも耐えられるボトムスをと言う事で開発されたジーンズが、ファッションとして若者の間に広まったのは1930年頃と言われています。ですのでそれ以降の主な501をざっと紹介します。

「40年代(42年〜46年)501大戦モデル 市場価格30万〜100万」

通称501大戦モデルは、その名の通り第2次世界大戦中に作られていた501です。戦時中の物資統制の中、各所が変更されます。代表的なのはアーキュエイトステッチがペンキであったり、ボタンがドーナツ、月桂樹、センターホールなど物によって全く違うディティールになっています。その素晴らし過ぎるインディゴと、マニアックなディティールが今でも世界中のファンが喉から手が出るほど欲しいアイテムの理由ではないでしょうか。

「40年代〜(46年〜54年)501XX革パッチ 市場価格10万〜30万」

501XX革パッチはそのままですが、501XXの革パッチのタイプです。パッチにはギャランティの文字(通称ギャラ入り)が入ります。また赤タブにLEVISの文字が片面にしか入ってない物を片面タブと呼び、両面に入る両面タブより価値が上がります。この片面タブは1950年頃までと言われています。この頃から赤タブにLEVISの他にRのマークが入ります。その他、股リベットやシンチベルトがなくなります。

「50年代(54年〜66年)501XX紙パッチ 市場価格5万〜20万」 

501XX紙パッチは、以前の革のパッチが洗濯などにより縮んでしまう為に紙に変更されました。60年頃まではギャラ入りでそれ以降のギャラなしモデルよりは価値が上がります。写真?の隠しリベットが付く最後のモデルです。ここで501XXは終わりを告げます。

「60年代(66年〜69年)501BIGE 市場価格3万〜10万」

このモデルまで写真?のように赤タブが大文字のEになっています。501XXからの大きな変化はバックポケットがリベット止めからカンヌキ止めに変わったことです。この頃からイエロー綿糸が徐々に消えていきます。また、BIGEモデルには品質基準を表すA(優良)、S(良)、F(不可)の文字がパッチに入るタイプ物があり、これらは普通のBIGEより価値が上がり市場で取引されています。
他にも「501・501」や「501・501−0117」などあまり市場に出回らない物も不可価値がつきます。

「60年代〜(69年〜74年)501 66前期 市場価格2万〜5万」

よく聞く「ロクロク前期」と呼ばれている物です。フラッシャーには1966と書いてある為このように呼ばれています。赤タブが大文字のEから小文字eに変わったのは70年代に入ってからと言われています。このモデルまで写真?のようにバックポケットの裏のステッチがシングルになります。

「70年代〜(74年〜86年)501 66後期、赤耳 市場価格7000円〜2万円」

66後期からバックポケットのステッチがシングルからチェーンに変わります。そして、耳付きもここで終了となりいわゆる一般的にビンテージと呼べるのはこの位までです。

80年代に入り高速機を使った耳なしモデルの脇割りになり現在に至ります。

その他、501のジッパータイプ501ZXXなどいろいろありますが、大まかにこんな感じです。

コメント(3)

さて、今回はタグについて。

よくお客さんに聞かれることで「ビンテージ古着って年代とかどうやって分るんですか?」という質問。

簡単に言うと「見ればわかる!」としかいいようがないのですが、それでは困りますので、見分ける要素の一つ「タグ」で説明したいと思います。

写真?は左が1920年代、右が30年代のタグです。20年代のタグは明らかに他とは違い凝っています。かなりカッコイイです。30年代のタグの特徴は小さめでシンプル、筆記体表記です。

写真?は50年代〜60年代のタグです。シャツなどは三角タグが多く、ロゴは筆記体。それぞれのブランドでオリジナリティがありとてもカッコイイです。

続く・・・
タグについての続きです。

写真?は70年代US古着レディースのタグ。シャツなどは四角いタグで、筆記体とゴシック体が混ざった表記の物が多いです。右下のタグはユニオンメイドのタグで、70年代のUS製のワンピースにはほぼ付いているタグです。古着のワンピースをお持ちの方は見てみてはいかがでしょうか?

写真?は70年代US古着メンズのタグ。右上は60年代に近いものですが、他の物の特徴として、横長の大き目のタグで筆記体とゴシック体のミックス表記。コットン系のシャツはPERMANENT-PRESSという表記がよくあります。

以後80年代に入るとゴシック体のみの表記、デザインも凝っていないのでかっこよくありません。。

タグによってもちろん違うのですが、年代別による特徴はそれほど変わらないのでお手持ち服を見てみてはいかがでしょうか?
あ〜、冬嫌だ。寒いの嫌すぎ。。
しかし、しょうがないので暖かくするしかありません。

この時期、僕にはサーマルシャツにサーマルパンツは必須です。
これが暖かいのオシャレだの言う事なし。
先日、知人にOUTDOOR製の新品のサーマルパンツを譲ってもらいましたが、これがGOOD!オシャレだし。


しかし、もっとオシャレなのがヴィンテージのサーマルです。
100%コットンで、ヴィンテージ感たっぷり!カッコよ過ぎです!!!!

写真は店内で販売中の一部。僕も冬はこれ着て仕事してます♪
サーマルシャツは70年代のUS軍支給品。カッコイイ!暖かい!!!
サーパルパンツは…。これはかなり古い!50年代より前だと思われます。かっこいいなぁ・…。やっぱり古いほどかっこいい。。。。

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