ＦＣ東京　恋の都コミュの次戦・ＡＣＬラウンド１６・vs広州恒大・アウェイ

潤沢な資金力で、強化をすすめてきた中国スーパーリーグのクラブたち。

そのなかでも、ド派手な補強話と結果を両立させているのが、中国王者である広州恒大。
脅威の１1億円プレイヤー、コンカを筆頭に、国内外から有力選手をかき集め。
最近では、ドルトムントからパラグアイ代表バリオス(！)を獲得。

まあ、バリオスは６月からの登録なので今回は出場できませんけどね。

これだけでも充分すぎる話題性。
しかし、ＡＣＬ決勝トーナメントに向けてクラブの打った更なる手は・・・。

ご存知！マルチェロ・リッピ新監督が就任！

０６年にはイタリア代表を率いてW杯優勝。
ユベントスを指揮していたときは、３連覇を含む５回のセリエA王者。
欧州ＣＬでも優勝。
トヨタカップでも優勝経験あり。

代表でもクラブでも結果を出した、まさしく名将。

とんでもない監督を、年俸10億の２年契約という、とんでもない待遇で連れてきた広州。
本気で今年のＡＣＬを獲りにきとるな。

それにしてもＦＣ東京と資金力どのくらい開きがあるんでしょうね。
考えただけでも恐ろしい。

個の能力も東京の選手を上回るタレント揃いかもしれません。
クラブの資金力だって、とんでもない差があります。
考えたくないことですが、ピッチ内外で「色んな意味で」アウェイを感じるかもしれません。

でも、そんな相手に勝っちゃったら？
考えただけでも、楽しい。

持っているクラブが勝つとは限らない。
持たざるクラブだから負けるとは限らない。
これぞ、フットボールの醍醐味。
そう思わせてくれるような試合になることを期待したい。

ここまで、ポポさんが貫いてきたサッカー。
相手が誰だろうと、どんなスタイルだろうと、目指すは自分たちのやり方を押し通すこと。

突破者。ＦＣ東京。
中国の赤い壁なんか、なんぼのもんじゃい。

待ってろ、リッピ。
お前の葉巻、まずーくしてやんぞ。

東京の、アジアを巡る冒険はまだまだ続くと信じてます！