今日の音ネタ。 米国のファンク・バンドSly&The Family Stoneの「Stand」(1969年)を爆音で流しておりました(笑)。 DJや音楽関係の仕事(ソロとしてシングルも出していたらしい)をしていたスライ・ストーン(Vo.&Key.)が 中心となって組まれたバンドで、1967年にレコード・デビュー。68年のシングル「Dance To The Music」が 大ヒット♪ただ当人達は社会問題等に関心があり単なるヒット・バンドとしての立ち位置は不満であったようで、 ポップさと彼等の思想が上手く噛み合ったのが、同作であったようです。白黒混合の多人数のバンド形式は 当時の人権運動について歌うにも都合が良かったように思います。このアルバムの大成功後、69年のWoodstockでの Liveは彼等の一つのピークを捉えた映像となっております。ただ、スライ自身の麻薬問題や60年代後半の「愛と平和」を 唱えたカルチャー文化の現実との軋轢等々から、徐々に内省的なサウンドとなっていき、70年代後半には活動が止まって しまいました。私としたらガンガンと楽しいファンク・バンドのままであって欲しかったです♪