今日の音ネタ。 米国の方も懐かしそうに一緒に鼻歌で合わせていたのはBill Withers「Lean On Me」(1972年)という 楽曲でした♪ウィザースは、30歳半ばの1971年にレコード・デビューした米国の黒いシンガー・ソングライター であります。デビュー曲「消え行く太陽」(Ain't No Sunshine)は、その後多くのカバーを生む名曲で、 もちろん商業的にも大成功したのでした♪翌年発表された「Lean on Me」もカバーされる事の多い全米No.1 ヒット曲です。ブルーズ、ゴスペルに影響を受けつつ、とりわけてアーシー(土の香りがするような)で、 原初的リズムに乗せたシンプルな楽曲を得意とする人であります。シンプルで、独特な楽曲ながらポップで あるというのは、大変難しい事でありまして、こういう人を見ますと・聞きますと、本当に才能だなぁと 感じてしまうのであります(笑)。1981年にはGrover Washington, Jr. の「クリスタルの恋人たち」(笑) Just the Two of Usという楽曲で楽曲提供&Vo.で参加し、大ヒットさせ、日本ではウィザースもシティ派の 印象がありますが、どちらかと言うと彼が得意とするのは、もっと大地に根ざしたような音世界であると 思います♪