ロック･バー　ＳＫＹ　ＤＯＧ　コミュの爆弾 20160308

爆弾 20160308

へぃへぃ。。。スカド名物ねぇ。。。
毎度おなじみ「御来店“０”」でありました。凹むなぁ。。。わはは！
なんと！お客さん以外の来店は4名も居られたのですが、カラオケの営業、
組合の委任状受け取り等々であったでした。。。わはは！
フロアでギター持って大騒ぎしてる時に組合の係の方が委任状回収に
お見えになってちょっと互いにウケました(笑)。

帳場に戻り、今後の事に頭を痛めつつ、ガット・ギターを膝に抱きつつ、
司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読む(笑)。学生時代から何度も読み返し、
何度も他人に贈呈、もしくは古本屋さんに引き取ってもらい、そのつど
買い直した文庫全8巻(笑)。昨年末に購入した際には移転話が出てるのに
新たに荷物増やしてどうすんだ？と自問しつつも、今こそ再読せねば！と
再購入した（8冊で1000円ちょっとwww）ものの、現店舗では読み切れないと
思っていたのですが、7巻まで進んでしまいました(笑)。
幕末において「大政奉還（の提案）」「薩長同盟」を成し得た土佐藩の
脱藩浪士「坂本竜馬」を主人公にした作品です。
幕末というのは理解するのに少々面倒くさい流れがあるのですが、「尊王攘夷」と
言う言葉・概念がキーポイントであります(笑)。実は江戸幕府側も明治維新側も
等しく「尊王攘夷」思想を持っておったのです。「尊王」というのは天皇陛下を
敬う考え方であり、こりゃもうどちら側にもあるんですが（建前を含めて）、
問題は天皇陛下を敬いつつ実際の政治は江戸幕府・徳川家が実権を握るという
考え方（佐幕派）と、権力・政権も天皇中心とした政治を江戸幕府を倒して作りたい
という（倒幕派）勤王主義とに別れるのであります。「攘夷」というのは、神聖なる
日本を外国勢を撃破しても守るという考え方で、島国だった歴史を持つ日本では
当たり前の思想でありました。ただし、270年に及ぶ鎖国を経た日本に到来した
西欧列強の文化・武力は凄まじく、政権を持っていた江戸幕府は、なし崩し的に
開港・通商条約締結を余儀なくされていきます。それに激怒した雄藩・有志が
「なんのための征夷大将軍（将軍）なのか！」と沸き立ち倒幕の気運は高まります。
しかして、幕府の腰抜けぶりに業を煮やした薩摩藩は行列を騎乗のまま横切った
英国人を斬り殺し（生麦事件）薩摩藩vs.英国の戦争を起こします。長州藩は、
断固攘夷！として関門海峡を通る外国船を無差別に砲撃し、長州藩vs.四カ国連合
（イギリス・アメリカ・フランス・オランダ）の戦争を起こしまして、薩摩藩、
長州藩とも惨敗してしまい、西欧列強の強さを実感する事となります。
で、それまでは単純に「外国勢を討ち滅ぼせ！」と言っていた両藩も「こりゃぁ
日本と西欧諸国が戦争になったら日本は負けるぞ。」と理解し、とりあえずは
開国し、文化を取り入れ武力を高め、しかるのちに西欧列強に負けない・占領され
ない強い国を作る！と現実的な考え方となります。
①尊王攘夷思想は幕府側、明治政府側ともに持っていた。
②開国に反対していた過激な攘夷思想を持っていた薩長が、現実に目覚め、将来的に
日本を守るための開国主義に変わった。
この二つが幕末の分かりにくさの大きな二つの要因だと思います(笑)。

今日の音ネタ。
どなたも御来店ないので、遅い時間には爆音でサンハウス「Crazy Diamonds」1983年。を
流しておりました(笑)。サンハウスは、長い博多でのアマチュア時代を経て1975年に
レコード・デビューしたバンドです♪ブルーズ・ロック、英国モッズ・サウンド等々を
独自に解釈した画期的なバンドであり、のちの日本のRock Band達に大きな影響を与え
ました（と、思うwww）。元祖めんたいロックであります♪武闘派んごたあるバンドです(笑)。
いっぺん78年に解散しよったとですが、たびたび再結成ばしよります。こんアルバムは
83年の再結成ん時の日比谷野音で演りよったLiveん音源であります。初期ん音源は御機嫌に
ドライブしよう彼等ん音が非常にしょぼか音で録音されちょりましたが、80年代に録音ば
されたこの音源はバッチリな音となっちょります！ま、ちとオリジナル時期んときとは、
音の厚みが増えた分、違和感も感じるとですが(笑)。カッチョ良かです！
誰ね？「あいつらん曲は、外国人の曲のパクリばっかやんね！」そいういう事ば言うちょう
奴は！(笑)。パクリでん良かやんね！オリジナル！っち言い切ったもんが勝ちヤン！(笑)。

お～ぃ！今夜は寒くなるようですが、
なにとぞ、なにとぞ見捨てずに、、、よろしくお願いいたします！
今宵もお待ちしております！
ヨロシク！
ケロケロ♪

九州のぉ。良かとこやんね(笑)。

ちゃおんぱ！