Fairy Cafe◆私が私でいられる場コミュの「想いが重い」から脱出するには

「想いが重い」から脱出するには

好きになればなるほど重くなる

知らず知らずのうちに、好きすぎて重くなってしまいますよね。

一途な想いと、重い想いは紙一重。

重い想いの根本には自分がもっと愛されたい、気にかけて欲しい。

このように意識のベクトルが自分に向かっています。

すると、彼は「要求がきつい」「重い」と感じてしまうのです。

自分が彼から愛されたいという内なる欲求、衝動があると受け入れていないとどうなるでしょうか。

自分は彼のことを想い、気にかけ、愛しているのに彼は十分な愛情表現を返してくれないと悩むことになります。

そればかりか、「重い」と言われ別れを切り出されたり、振られてしまうこともあるかもしれません。

自分で気づけないこと

私たちは自分のこうあってほしいと思う理想的な状況や相手への役割をついつい押しつけてしまうものです。

「こうあるべき」「こうあってほしい」「こうあって当然」「こうしないのはおかしい」など

どうしても自分ルールを他人にも適用して、知らず知らずのうちに相手を管理しようとしてしまいます。

相手をコントロールしようとしている自覚があれば、自身で制御できますが、「私が正しい」「私の言う通りにすれば上手くいく」と無意識に思いっていると、彼は自分の心を守るためにあなたとの距離や時間をとり逃げていってしまいます。

こうなってしまうと、自分の「好き」だという気持ちをいくら伝えてもなかなか彼に受け取ってもらえません。

彼にはワガママな人、重い人に見えてしますのです。

どうすれば彼から重い人に見られなくなるでしょう

実は大好きな彼を意識しすぎないことがテーマになります。

どういうことでしょう？

いわゆる「重さ」は自分本位、自分都合、自分からの目線だけで物事をとらえ行動することにあります。

そこで大切になるのは、自分軸で生きることです。

自分軸と自分本位はどう違うのでしょう？

自分本位の人は

物事をネガティブに捉えがち

過去のことをくよくよと思い悩む

出来ない計画を立て挫折し自己嫌悪する

他人と自分を比べ自信を無くす

自分の足りないところが気になり行動できない

周りの自分へのネガティブな評価が気になる

その結果心の余裕がなくなり、彼の立場に立つことが難しくなるほど精神的に疲れ果ててしまうのです。

自分軸の人は

自分の間違いに寛容なので、失敗を恐れない

ストレスを解消する方法を持っているので、ポジティブで大抵の時は笑顔でいられる

自分が完璧でないことを受け入れているので、本心を打ち明けることができる

他者の生き方や考え方を認め、話を聞くことができる

その結果心に余裕ができ、自分と他者をわけて考えることができるので、彼を思いやることができます。そして、彼のよさや彼らしさを受け入れることができます。

自分軸で生きるには

軸とは判断の基準です。

その基準を自分の本心に据えることで、あなた自身を生きることができます。

すると心に余裕が生まれ、私は私、彼は彼であることが分かり、彼に「重さ」を与えることがなくなります。

親からの期待を手放す
友達からの期待を手放す
社会、世間からの期待を手放す
カッコよくありたい自分からの期待を手放す

自分軸とは、自分は結局自分でしかないことに気づくこと

自分が自分であること

内側にある本当はこうなりたい！と思っている種（たね）に気づくこと

それをはぐくみ育てていくことが自分軸です。

自分軸と彼との関係

自分軸で生きるようになると自分を大切にしているので、彼に対する配慮、思いやりも自然にできるようになります。

自分の意見を大切にしている人は、彼の意見も同じように大切にすることができます。

ですので、相手を攻撃することなく自分の意見をお互いに伝えあうことができます。

誰かからの期待からではなく、自分なりの生き方をしているので、上の立場になることも、カッコウをつけることも意地をはることもなくなります。

素直な気持ちで彼と向かうことができます。

「想いが重い」を抜け出す

「想いが重い」はあなたの想いに圧迫されて、距離をもう少しとりたいという彼の心のSOSです。

彼への愛情が大きいことは大切なことです。

しかし良好な関係を長く続けるためにもっと大切なことがあります。

それは、自分軸で生きることを前提にして、
相手を思いやること、感謝をすること、素直に心を開くことです。

自分軸で彼と良い関係を長く続けていきましょう。