バックパッカー情報ノートコミュのアルゼンチン情報

みなさんはじめまして！
最近までいたアルゼンチンの情報です（長くて申し訳ない！）。
まー、アルゼンチンは今冬だし行く人もあまりいないとは思いますが･･･。
HP「かって気ままに世界旅行」の方で他の南米諸国の情報も掲載していますのでよろしかったらご覧ください。
http://park15.wakwak.com/~kimamasekairyoko/

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アルゼンチン República de Argentina
（2005年1月〜7月情報） 1USドル = 2.9ペソ

<両替>
ニセ硬貨やニセ札がブエノスアイレスで出回っているらしいけど、結局一度も見かけなかった。ニセ硬貨はつかまされても市バス（自販機で切符が出てくる）以外では普通に使えるとのこと。ATMでUSドルも引き出せるように表示があるものが多いが、現在ではアルゼンチンペソしか引き出せない。

<移動・宿>
バスでの長距離移動はかなり快適。ただ、パタゴニア地方はバスの本数自体が異常に少ない。特に夏の混みあう季節はかなり前もって予約しておくか、余裕を持った旅程を組んだ方がいい。12月〜2月は通常1週間くらい先まで予約で満席になっている。宿も同様で、夏のパタゴニア地方はどこも満室で泊まれずに野宿しなければならない場合もある。


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ブエノスアイレス Buenos Aires ★★★★

<飛行機>
ブエノス発日本行き860USドル前後。南アフリカのヨハネスブルク行き370USドル前後。西ヨーロッパ行き390USドル前後。

<バス>
サンチャゴ行き110〜150ペソ、21時間。プエルトイグアス行き70〜100ペソ、18時間。エンカルナシオン行き50〜60ペソ、13時間。リマやラパスへ行く直行便もあるらしい。

<船>
ブエノスアイレスからラプラタ河を渡ってウルグアイ方面へ船で行くことができる。ブエノスのプエルトマデーロ港からウルグアイのコロニア行き（普通船片道3時間、日帰り往復71ペソ、ウルグアイ出国税5ペソ）で行くのが一般的だが、ブエノスの北のティグレTigreからも対岸のヌエバパルミラNuevaPalmira行きの船がある。以下はティグレ発の船について。
・Lineas Delta社
ティグレ→ヌエバパルミラ：毎日7:45発片道34ペソ、所要3時間半、往復58ペソ。ヌエバパルミラからコロニア行きのバスも合わせて買うことができ、その場合ティグレ→コロニア片道38ペソ、往復61ペソ。ヌエバパルミラからコロニアまでは1時間半ほど。
・Caccida社
ティグレ→カルメロCarmelo：片道36ペソ、往復64ペソ
ティグレ→モンテビデオ：片道52.5ペソ、往復96ペソ、どちらも毎日8:30と16:30発。

<国際中央郵便局>
Centro Postal International 住所:Comodoro Py y Av. Antartida Argentina
月-金 10:00-17:00。本やCDだけなら書籍扱いで送れる。箱は2〜5ペソで売っていて、中身だけ持っていけば梱包してくれる。ちなみにアルゼンチンから日本までの絵葉書は4ペソ。

料金表（日本へ） 1kgまで 3kgまで 5kgまで 10kgまで 15kgまで 20kgまで
船便 57ペソ 109ペソ 159ペソ 280ペソ 390ペソ 496ペソ
航空便 108ペソ 185ペソ 244ペソ 480ペソ 607ペソ 716ペソ

料金表（日本へ） 100gまで 500gまで 1kgまで 2kgまで 1kg超過毎
Impreso Certificado（書籍） 14.25ペソ 28.50ペソ 48.00ペソ 86.75ペソ 44.00ペソ
Impreso Expreso（書籍速達） 22.25ペソ 36.25ペソ 56.00ペソ 94.50ペソ 51.75ペソ

<ブラジル大使館> Embajada de Brasil
住所:Carlos Pellegrini 1363 Piso 5
ビザの申請受け付けは月〜金10:00-13:00の間。申請に必要なものはパスポートと写真1枚。パソコンの画面に必要項目を入力すると申請用紙が自動的に受付にまわる仕組み。入力項目で大事なのはブラジルでの滞在先。ホテルの名前と住所と電話番号を入れればいいのだが、実在しないホテルをテキトーに書いたりするとすぐに見破られる。ブラジルまたは隣国からの出国航空券の提示を求められることもあるが、たいていはクレジットカードを提示すれば問題ないようだ。黄熱病予防接種証明書（イエローカード）の提示も必要なし。申請後に指定銀行で166.5ペソを振り込み、その受領書を出せば翌営業日14:00に90日有効90日滞在可能のマルチビザが発給される。

<黄熱病の予防接種を受けられる保健所> Direccion de Sanidad de Fronteras
住所:Av. Ingeniero Huergo 690
月曜（14:00〜15:00）、火･水曜（11:00〜12:00）、木曜（16:00〜17:00）。無料、要パスポート、予約不要。予防接種証明書も無料で発行してくれる。

<おすすめ安宿>
・日本旅館 住所:Miraflores 2045 電話:4924-4144 URL:www.geocities.jp/nihonryokan_ar
ドミ1泊13ペソ（15日以上11ペソ、30日以上10ペソ、60日以上9ペソ、90日以上8ペソ）、2人部屋1泊14ペソ（15日以上12ペソ、30日以上11ペソ、60日以上10ペソ、90日以上9ペソ）。非常に居心地がいい日本人宿。予定以上に長居してしまう人が多く、宿泊客の回転率が異常に悪い。中心街からかなり離れている。人気があるので満室のことも多いが、頼めば床にマットを敷いて寝かせてもらえるかも。情報ノートあり。日本語書籍あり。NHKが観れるテレビあり。ビデオ多数。インターネットの使用は1時間1ペソ。納豆を4ペソで売っている。洗濯機の使用は3ペソ。近くの韓国人街には食べ放題の焼肉屋（20ペソ前後）がいくつかある。日曜日には近くでボリビア市場（通称ボリ市、強盗頻出）がたつ。行き方は、レティーロのバスターミナルから50番のバスに乗り（0.8ペソ）、コボCobo通り1600番地で降りる。コボの1700番地で左折するとそこがミラフローレス通り。2045番地のドアに小さく「日本旅館」と書かれている。
・Victoria Hotel 住所:Chacabuco 726
トイレ共同部屋1泊1人20ペソ、2人30ペソ。3泊以上で1泊15ペソ、2人25ペソ（先払い）。中心街に近く観光するのには便利。台所あり（冷蔵庫なし）。お湯シャワーは問題なし。※最近、日本人の長期宿泊者の犯行と思われる窃盗がたびたび発生しているので注意（部屋の扉が他の部屋の鍵でも開いてしまうらしい）。

<おすすめカフェ>
・カフェ・トルトーニ Café Tortoni ★★★ 住所:Av. de Mayo 829
1858年創設のブエノス最古のカフェバー。レトロな雰囲気がいい。カフェ3ペソくらいから。週末の夜はタンゴやジャズの生演奏もやっている。

<おすすめタンゴ・バー>
・Bar Sur ★★★ 住所:Estados Unidos 299
映画「ブエノスアイレス」にも出てきた老舗のタンゴ・バー。100ペソだが下記の金券ショップで買うと20ペソになる（軽食つき、飲み物は別）。

<おすすめ金券ショップ>
・Cartelera 住所:Av. Corrientes 1382, Local 24
タンゴ、オペラ、映画など様々な催し物の入場券を格安で売っている。コロン劇場のものは直接劇場で買ったほうが安い席を取りやすい。

<おすすめ中華>
・Limon Tree ★★★ 住所:Suipacha 544
8ペソで食べ放題の中華レストラン。サラダバーや前菜の種類が豊富で値段の割りに味もしっかりしている。

<見所>
・大聖堂 Catedral Metropolitana ★★
5月広場に面している。ブエノスで一番立派な教会。
・サン・ニコラス地区 Barrio San Nicolas ★★
いわゆるセントロ。劇場や映画館が多いコリエンテス大通りやラバージェ通り、買い物向けのフロリダ通りなどを歩いているだけで楽しい。
・ドレーゴ広場 Plaza Coronel Dorrego ★★★
日曜日に骨董市が開かれる。路上でのタンゴや大道芸人を観るのも楽しい。
・カミニート Caminito ★★
ボカ地区にある通り。カラフルに彩られた家が並ぶ。路上で画を売る人が多い。
・レコレータ墓地 Cementerios Recoleta ★★
アルゼンチンの上流階級の人たちが眠る墓地。家のように大きな墓室が整然と並び、箱庭の町を歩いている気分になる。
・国立美術館 Museo Nacional de Bellas Artes ★★
モネ、ゴーギャン、ピカソ、エルグレコなどの作品がある。入場無料。
・コロン劇場 Teatro Colón
世界三大劇場の一つ。結局行く機会がなかったけど、かなりいいらしい。1時間くらいの見学ツアーは12ペソ（学割7ペソ）。
・ティグレ Tigre ★★
ブエノスの北30キロにあるパラナ川が入り組むデルタ地帯。川辺の遊歩道を歩いたり、遊覧船に乗ったりできる。遊園地（20ペソ）もある。レティーロ駅から鉄道で0.95ペソ、約1時間。


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プエルトイグアス Puerto Iguazú ★★

<バス>
ブエノスアイレス行き80〜125ペソ。ブエノスへはフォスドイグアスからのバスの方が若干安い（60レアル、12:00発）ので、国境越えが面倒でも安ければいい人はブラジル側から乗るとよい。サンパウロ行きは145ペソ。プエルトイグアスのターミナルでフォスドイグアス発のサンパウロ行きを購入することも可能（Pluma社、セミカマ16:00・18:45・19:15発、18時間、128ペソ、食事なし）。ただしブラジル側のバスターミナル（ホドビアリアRodovíaria）まで自力で行く必要がある。サンパウロ行きはパラグアイのシウダーデルエステからだと25USドルで一番安い（日-木、15:00発）。

<ブラジル側（フォスドイグアス）への行き方>
ターミナルから「Foz do Iguaçu」行きのバスで3ペソ（または3レアル。Crucero del Norte社が2ペソと安い。1時間に1便）。所要1時間。アルゼンチン側の出入国印は日帰りでも必要。バスは手続きの間待っていてくれる。ブラジル側の入国印は日帰りなら必要なし。そのまま入国するなら入国印と入国カードをもらうのをを忘れずに。その場合手続きの間バスは行ってしまうが、降りるときに次のバスを無料で乗れる券をくれる。街中にあるFozの近距離ターミナルからRodovíariaまでは1.85レアル。近距離ターミナルで降りなければバスはそのままパラグアイとの国境の橋（友情の橋Ponte da Amizade）の手前まで行く。

<パラグアイ側（シウダーデルエステ）への行き方>
ターミナルから「Paraguay」行きのバスで3ペソ（3レアル、6000グアラニー）、所要1〜1.5時間。友情の橋を越えた先にパラグアイ側のイミグレがあるが、日帰りなら出入国印不要。ただし、シウダーデルエステに入ってそのままブエノスアイレス行きのバスに乗る場合は注意が必要。入るときとは違う国境で出国するため「不法入国罰金50USドル」などといわれた人もいるらしいので国印をもらっておいた方がいい。そのままパラグアイ側へ行く人ももちろん必要。降りなければバスはそのままセントロを通過して2〜3km離れたバスターミナルまで行く。他にも上記の「Foz do Iguaçu」行きのバスで橋の手前まで行き、歩いて国境を越える方法もある（10分）。そっちのバスの方が頻発しているので早く着ける場合が多い（帰りは特に）。途中通過するブラジルのイミグレでの出入国印は不要。

<安宿>
・Hostel y Posada Peter Pan 住所:Av. Cordoba 267
ドミ1泊15ペソ。バスターミナルから１ブロック。お湯シャワー。台所使用可。情報ノートあり。日本語入力可能インターネットあり（1時間2ペソ）。居心地よし。近くのブラジル領事館ではブラジルビザが簡単に取得できる（180ペソ、要写真1枚、1時間くらいで発給）。ただし、1ヶ月分のビザ（マルチ）しかくれないようだ。
・Residencial Lola 住所:Av. Cordoba 255
上記ピーターパンの隣の宿。個室で1泊15ペソ。台所使用可。お湯シャワーはややぬるい。

<見所>
・イグアスの滝 Cataratas del Iguazú ★★★★
いわずと知れた世界最大級の滝。迫力満点だ♪ プエルトイグアスのバスターミナルから30分おきにバスが出ている（片道30分、2.8ペソ）。入園料は30ペソ（翌日も訪れたいなら同じ券で半額で入れる。その場合は入口でパスポートを見せて入場券に名前とパスポート番号を書いてもらえばよい）。園内は普通に一通りまわると6〜7時間はかかる。最大の見所「悪魔ののどぶえ Garganta del Diablo」を眺める展望台までは無料の鉄道で終点まで行きそこから1キロの橋を歩く。その他に滝の上の方を歩く遊歩道と下のイグアス川まで続く遊歩道がある。イグアス川のほとりまで降りるとサンマルティン島までの渡し舟（無料）が出ている。サンマルティン島からの眺めもなかなか。渡し舟と同じ場所からスピードボートのツアーも出ている（40ペソ）。かなりの速度で滝壺の近くまでつっこむ。全身びしょ濡れは確実なのでカッパやサンダルなどがあるといい。ちなみに1･2・6・7月はかなり混み合う。
・イグアスの滝（ブラジル側） Cataratas do Iguaçu ★★★★
アルゼンチン側だけ見れば充分という人が多かったけど、個人的にはブラジル側からの眺めの方が好きだ。プエルトイグアスからの行き方はターミナルから「Foz do Iguaçu」行きまたは「Paraguay」行きに乗り、国境の川を越えて（アルゼンチン側出国印は必要。ブラジル側入国印は日帰りなら不要でバスに乗ったまま通過）、ブラジル側のイミグレを通過した先のT字ロータリーの辺りで下車。右方向に100ｍくらい歩くとバス停があるのでそこで「Parque Nacional」行きのバスに乗る。Fozの近距離ターミナルまで行ってそこで乗り換えてもいいが、この方が早い。ちなみに「Paraguay」行きだとFozの近距離ターミナルへは行かないので注意。Fozの町から公園入口までは片道30分、1.85レアル。入場料19.9レアル（入口から滝まで11kmを走るのバス代込み）。ゆっくり観て所要2時間くらい。


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メンドーサ Mendoza

アルゼンチンで一番のワインの産地。ボデガと呼ばれるワイナリーの見学が楽しめる。シーズン中（11月半ば〜3月半ば）は南米最高峰のアコンカグア（6960メートル）に登るための拠点にもなる。


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プエルトマドリン Bariloche ★

<バス>
ブエノスアイレス行き100〜105ペソ、19時間。

<おすすめ安宿>
・El Regugio 住所:Marcos A Zar 452
朝食付き1泊20ペソ。台所あり。インターネット無料。広い裏庭があり、バーベキューなどもできる。

<見所>
・バルデス半島 Peninsula Valdes ★★
ツアー料金は90〜95ペソ。国立公園入場料35ペソが別途必要。クジラが見れる季節ならプエルトピラミデからヌエボ湾への遊覧船にオプションで乗るのもいいかも。見れる可能性がある動物はクジラ（5〜12月）、シャチ（1〜3月）、マゼランペンギン（10〜3月）、ゾウアザラシ（1年中）、オタリア（1年中）など。他にもグアナコやチョイケ（ダチョウの一種）、アルマジロ、ハイイロキツネなどがいる。


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バリロチェ Bariloche ★★★

<バス>
リオガジェゴス行き114ペソ。リオガジェゴスからカラファテまでは30ペソで行ける。

<おすすめ安宿>
・Youth Hostel Víento Sur 住所:San Martin 82 電話:02944-428683
ドミ18ペソ。ハイシーズンで満室だったが、床に10ペソで寝かせてもらえた。中央公園（Centro Civico）の近く。経営者とても親切。英語可。台所あり。ホットシャワー問題なし。ラエリー多し。

<見所>
・カンパナリオの丘 Cerro Campanario ★★★
丘の上からの景色が素晴らしい。20番のバスで行ける（片道1.5ペソ）。丘の上まではリフトで往復15ペソ（片道10ペソ）。
・ジャオジャオ半島 Peninsula Llao Llao ★★ 同じく20番のバスで行ける。Hotel Llao Llaoまで片道2ペソ。ホテルの敷地内や、その周辺を散歩するのが楽しい。


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カラファテ Calafate ★★★

<バス>
エルチャルテン行き、片道45ペソ、往復80ペソ、5時間。他にリオガジェゴス（30ペソ、5時間）、プエルトナタレス行きなどがある。

<おすすめ日本人宿>
・Fuji旅館 住所:Av. Juan D. Peron (Calle 29)　電話:493025 URL:www.geocities.jp/nihonryokan_ar
ブエノスアイレスの「日本旅館」の島藤さんが経営する宿。7ベッド。1泊15ペソ（5〜9月）、20ペソ（10〜4月）。15泊以上1割引、30泊以上2割引、60泊以上3割引。予約不可。電話するとバスターミナルまで迎えに来てくれる。ホットシャワー問題なし。台所あり。日本食あり。インターネット4ペソ/時間（深夜早朝のみ使用可）。洗濯機1回3ペソ。麻雀卓あり。いごこちよし。場所はちょっとわかりずらい。バスターミナルから徒歩15分。

<おすすめアイス屋>
・Acuarela アイス各種3ペソ〜。個人的なオススメはカラファテ味（ブルーベリーみたいな味）★★★★。住所:Libertador 1177。

<見所>
・ニメス湖 Laguna Nimes ★
水鳥たちを観察できる。町から歩いて20分くらい。入場2ペソ。
・ペリトモレノ氷河 Glaciar Perito Moreno ★★★★
夏なら轟音とともに崩れゆく氷河を間近に見ることができる。町中の旅行代理店やバスターミナルのバス会社などでツアーを開催している。ツアー代40〜50ペソ＋国立公園入場料30ペソ。エルチャルテンとの往復のバスとセットになって安売りしている会社もあるので、いろいろ見て周るとよい。昼食はつかない。天気は変わりやすく、展望台周辺は雨よけになる場所がないので、雨具はあった方がよい。夏でもかなり冷えるので防寒具は必須。片道2時間、現地滞在4時間くらい。湖の上から氷河の先端に近づくことができるクルーズ船もあり、かなりオススメ。クルーズ船は21ペソ、所要45分。船上で氷河入りウィスキーを5ペソで販売している。他にも、氷河の上を歩くツアーやウプサラ氷河・スペガッツィーニ氷河などに行くツアーもある。


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チャルテン Chaltén ★★

フィッツロイ峰（3405メートル）へのトレッキングの基点となる町。僕らはカラファテから直接バス（片道40ペソ、5時間）で行き、1泊2日のトレッキングをした。トレッキング用具はチャルテンの町で借りれるが（4人用のテント30ペソ等）、食料は品薄で値段も割高なのでカラファテで用意していった方がいい。トレッキングコースはかなり整備されていて比較的初心者向けだと思われる。だいたいコースタイム通りにまわることができた。チリのパイネのトレッキングを考えているなら、体をならすのにちょうどいいと思う。参考までに僕らの日程を･･･

1日目:カラファテ→（バス5時間）→チャルテン→（徒歩2時間）→カプリ湖→（徒歩1時間）→ポインセノット・キャンプ場（無料）
2日目:ポインセノット・キャンプ場、朝5時発→（徒歩1時間）→ロストレス湖（朝日に染まるフィッツロイ峰を眺める★★★★）→ポインセノット・キャンプ場→（徒歩4時間、マドレ湖・イーハ湖経由）→チャルテン→（バス5時間）→カラファテ

ポインセノットPoincenotのキャンプ場はリオブランコRio Blancoのキャンプ場から川を挟んで手前にあり、リオブランコよりも広くて使いやすい。戻りの時にトーレ湖まで行ってトーレ氷河を見るのもいいと思う（僕らの時は天気が悪くて省略した）。もっと手軽にチャルテンに泊まりながら日帰りで行くのも悪くないと思う。


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ウシュアイア Ushuaia ★★★

<飛行機>
ブエノスアイレス⇔ウシュアイアの飛行機は片道300ペソ、3時間半。バスだとリオガジェゴス乗り換えで280ペソくらいで36時間＋10時間かかるので、途中のバルデス半島などに用がなければ飛行機の利用価値大。

<バス>
プンタアレーナス行き85〜100ペソ、12時間など。12月〜1月はかなり込み合い1週間先まで満席のことも。

<おすすめ日本人宿>
・上野邸 住所:Ayelen 126, Barrio Los Morros 電話:2901-42-4661
ドミ13ペソ。13ベッドある。夏はかなり混みあう。年末年始はたいてい満室。台所使いやすい。NHKが観れるテレビあり。名物の五右衛門風呂がとても気持ちいい。情報ノートあり。思い出ノートあり。綾子おばちゃんの代わりにトゥルーチャ（犬）の散歩をしてあげましょう。市バスのB線で行けるが、最初はわかりづらいのでタクシー（4ペソ前後）を使った方がいいかも。たいていの運転手が場所を知っている。

<南極ツアー> ★★★★★
現在、Explorer号、Ushuaia号、Endevour号、Rumbo Sur号、Andrea号、Polar Star号、Mikheev号、Academic Loffe号など、かなりの船が出ている。ただし年によって安い船がなくなったり、逆に供給過剰で格安で乗れたりすることもある。船が出ているのは12月〜3月の夏季のみ。2004年末〜2005年始めの時はExplore号とUshuaia号がともに10泊11日2500USドルで安かった。Explore号の方が人気があって、出航日によって同額でフォークランドまで行くこともあった。他の船は18日で7150USドル、19日6250USドル、20日4500USドルなどかなり高めのものばかりだった。料金は全行程の食事（フルコース）も込み。防寒具や防水服、長靴などを船で貸し出してくれるか確認した方がいい。行きも帰りも丸2日間はドレーク海峡越えに費やすことになる。かなりの揺れるので酔い止め薬があるといい。行程は船によって決まっているか、毎回コースを変える船もある。現地の天候次第でコースを変えることもしばしばあり、事前に確認していても、その通りの場所には行けない事が多い。天気が悪くて、大陸に上陸できなかった人もいた。天候に問題がなければ通常午前一回午後一回の上陸がある。服装は船によっても違うと思うが、Explorer号やUshuaia号では軽装でも問題なかった。高い船だと食事の際に正装しなければならないという話も聞いた。上野邸のおばちゃんに「ペンギン図鑑」を貸してもらって事前に各種ペンギンを見分けられるようになっておくといいかも。

<おすすめ旅行代理店>
上記の南極ツアーを扱っている旅行代理店はウシュアイア市内に10数店あるが、応対のよかったオススメの代理店は下記の2店。大抵はUSドル払いになるが、代理店によってはペソでも支払い可能のところもある。クレジットカード払いの場合は5〜6%の手数料がかかることがある。ペソで支払う場合、ウシュアイア市内にはATMが少なく、1日に引き落とせる限度額の設定などで、支払う分のペソを用意するのに意外に手間取ることもあるので出発までの準備期間を十分取った方がいい。出航数日前に「ラストミニッツセール」で残った席が安く売り出されることもしばしばあるが、ぎりぎりまで粘りすぎて満席になることもある。安く買うための時機を見計らうのが難しいところだが、多少高くついても行って後悔はしないと思うので、思い切って買ってしまうことをおすすめする。人数を集めて交渉すると値切りやすい。
・Ashuana Viajes 住所:Gobernador Deloqui 737
・Dama Turismo 住所:San Martín 625