Real Madrid C.Fコミュの４人目の補強を検討中

□移籍マーケット残り３日で４人目の補強を検討中

すでにＤＦマルセロ、ＭＦフェルナンド・ガゴ、ＦＷゴンサロ・イグアインを獲得していたレアル・マドリーは、この冬の移籍マーケットでこれ以上補強する必要はないとの結論に達していたことははっきりしている。しかし、リーガ後半戦スタートとなったアウェイでのビジャレアル戦での敗北で、その方針を改める可能性がでてきた。必要であれば、３日後に閉まる移籍マーケットでの４人目の選手補強を検討するという。実際、ビジャレアル戦の翌２８日にもミヤトビッチＳＤは、カルデロン会長、カペッロ監督らと獲得可能な選手について分析を行っている。
特にレアル・マドリーのゴール欠乏症は深刻だ。国王杯を含めたここ８試合、エスパニョール戦（０―１）、レクレアティーボ戦（０－３）、デポルティーボ戦（２－０）、国王杯ベティス戦（０－０、１－１）、サラゴサ戦（１－０）、マジョルカ戦（０－１）、ビジャレアル戦（１－０）と勝利、もしくは引き分けとなった試合でそれぞれ１ゴール、敗れた試合ではノーゴール、つまり８試合で４得点しか上げていない。カペッロ監督は、ゴール欠乏症もさることながら、チャンスすら作れていないことを危惧している。もちろんラウル、グティ、エメルソン、マルセロ、シシーニョ、ロベルト・カルロスといった選手が負傷により戦列を離れているということを考慮する必要はあるが、この選手たちにゴールを期待するのは得策とは言えない。
どのポジションに補強が必要なのかは明らかにされていないが、ロナウドのＡＣミラン移籍はほぼ決定的でさらなる得点力ダウンも否めない状況の今、ＦＷの補強を検討しているとも考えられるが・・・。冬の移籍マーケットが閉まる１月３１日までレアル・マドリーの動向に注目したい。