11月17日、日帰りで2019年 歌唱王 準々決勝に参加してきました
久〜しぶりの上京で、日曜の昼なのにラッシュ並みに混雑する山手線とか、切符の時間変更だけで20分行列のみどりの窓口とか、ああ、これが東京だよねーって感じ満喫wwしました
それはさておき
出場者なので、行動が限定されていましたが、僕が見聞きできた範囲で、今回の準々決勝についてご報告します。
例によって長文になります
準々決勝は、応募総数約１万5000組（のべ人数）の中から選ばれた30人によって行われました（系列局からの県チャンピオンが17人、直接動画応募で選ばれた人が13人）。30人の内訳は、男女15人ずつ、年齢は30歳あたりを境ににそれぞれ15人ずつ、という感じです。
今回の準々決勝で、30人から一挙に10人に絞られます
進行上、出場者は何組かに分けられていて、僕の歌唱時間と時間が離れている人も多く、全員の歌を聞いたわけではないのですが、聴いた範囲ではやはりレベルが高く、ハズレの人はいませんでした。当たり前ですよねww
リハーサル、本番と大屋根広場という屋外で行われました。
ビルの間の吹きさらしに設営されたステージながら、音響もしっかりしていて、自分の声の返しもきちんと聞こえ、とても歌いやすかったです。
公開収録で、100人ぐらいの一般客が見ていて、ガチガチに緊張したものの、最後の高音を含めて、まあ、７〜８割ぐらいの力は出せたように思います
最後の高音部分を歌ったときには、湯川さんと小野さんが顔を見合わせて、目を見開いてたので、多少の爪あとは残せたかも
他の方の歌を聞いていて、お！、と思ったのは10代の女の子２人
結果発表でも予想通り、彼女たちが１位２位でした💕
審査員は、湯川れいこ、小野正利、マシコタツロウ（ハナミズキの作曲者）と日テレ関係者の４人。
それぞれが５点ずつ持ってて、20点満点（余談ですが、MCは桝太一さんで、女性陣大盛り上がりでした）。
１位の得点は17点、２位が15点だったかな。
３、４位も若い女の子だったと思います。ただ、こちらは組が違ってたので、どんな歌唱だったかはわかりません。
数年前の優勝者（当時中学生）が入ったのも順当かもしれません。
ただ、５〜６位に入った北海道出身の若い男の子（長身のイケメンで天然キャラ）の歌は、広島で決勝に残るかな？ というレベル。このあたりから審査の雲行きが怪しくなってきました
小学生が２人入ったり、カラオケにほとんど行ったことのない合唱部のイケメン中学生（審査では「原石」と表現されてました）が入ったりと、肝心の歌唱力はどうなったの？ みたいな感じになってきたんですよね
で、準々決勝通過者10人全員の発表が終わって、気がつけば、下は10歳、最年長が25歳という顔ぶれ。
結果的に、ベテラン勢（と言っても30代の人が大半ですが）は丸々蚊帳の外だったわけで、みなさんボーゼン
総評で、審査員の湯川れい子さんから、
「これから歌手になって、活躍できる可能性に重きを置きました」
というニュアンスの発言もあり、年長者には、はじめから可能性がなかったのかもしれません。
そういう「忖度」を全部ぶっとばすような実力があればよかったのですが、それはなかなか難しかった
その後、公正を期すため、という名目で全員の点が発表されたのを聞くと、15人いた30歳以上の人の最高点はわずか７点！
ちなみに、僕の点数は５点。20点満点で５点とは情けないことです
ただ、この得点でも、30歳以上の人の中では２位だったんですよ（同点が４人ぐらいいました）。
６点の人が１人いたけど、女子高生でしたから。
…そして、大半の方がそれ以下でした
30人から歌の上手い人10人を選ぶ審査だと思っていましたが、実際は、15人の若者の中から、売れそうな素材をピックアップする審査だったのかもしれません。
痛々しかったのは、地方のチャンピオンになって、系列局の密着取材班と一緒に上京してきた応募者さんたち。
テレビ岩手とか南海放送とか、数えたら10社以上来ていましたが、26歳以上の出場者は全員落選。
発表された得点が２点とか３点とかって出場者もいて、取材する方もされる方もシンドそうでした。
出場者としては、本心はいくら不満でも、プロの審査員の採点に文句つけるわけにもいかないし、「力不足でした」っていうしかないですよね
みんな一緒に地方に帰るとしたら、車中とか機内は針のムシロでしょう。ほんとにかわいそう
さらに気の毒なことに、０点とか１点て人も何人かいました。
僕、たまたま得点が１点だった方の横にいたのですが、彼女は鹿児島からの参加。
恰幅のいいおばちゃんが、もう帰りたい、帰りたい、って消えそうな声で呟いてました。
慰める言葉もありませんでした。後味よくないなあ…
イベント直後は、どうしてあんな発言をしたのかと、正直なところ湯川さんに反感を感じていましたが、今考えてみたら、この審査方針は日テレのプロデューサーやディレクターの意向というか方針であって、彼女は、むしろ、内情を明らかにすることで、置き去りにされた感じの年長者にエクスキューズしてたのかもしれませんね。
歌唱王の番組について、日本テレビの意向というか演出意図を、広島テレビから窺い知ることは難しいかと思いますが、もし、今年のような路線が続くようなら、来年は、若者を送り出してあげてくださいと、広テレのディレクターさんにも伝えるつもりです
ご存知のように、若い世代は女性は上手い子が多い反面、男性はレベルがあまり高くないので、今年でも、20歳の山口くんなら決勝まで行けたかもしれません。
僕個人としては広テレ歌唱王になれて、正直とても嬉しかったのですが、結果的に、プロ志向もないおっちゃんが邪魔する形になって、彼には悪いことしました
以上、ご報告でした。長文失礼しました
応援ありがとうございました
P.S.
会場の大屋根広場の遠景と、控え室の出番表だけですみません。
テレビ局内ということで、、基本録画、撮影、録音禁止だったんですよ。
でも、他のみなさんと一緒に写真とか撮ればよかったなー
あまり写真を撮る習慣自体がないので、うっかりしました。
それに、広島市内のショートステイが取れなくて、病人を一人で置いて出た（ちゃんとご飯やおやつの準備とかはしといたけど）ので、出来るだけ早く帰らなきゃ行けなかったんですよ。収録が終わって、超ソッコー新幹線に乗りましたー
久〜しぶりの上京で、日曜の昼なのにラッシュ並みに混雑する山手線とか、切符の時間変更だけで20分行列のみどりの窓口とか、ああ、これが東京だよねーって感じ満喫wwしました
それはさておき
出場者なので、行動が限定されていましたが、僕が見聞きできた範囲で、今回の準々決勝についてご報告します。
例によって長文になります
準々決勝は、応募総数約１万5000組（のべ人数）の中から選ばれた30人によって行われました（系列局からの県チャンピオンが17人、直接動画応募で選ばれた人が13人）。30人の内訳は、男女15人ずつ、年齢は30歳あたりを境ににそれぞれ15人ずつ、という感じです。
今回の準々決勝で、30人から一挙に10人に絞られます
進行上、出場者は何組かに分けられていて、僕の歌唱時間と時間が離れている人も多く、全員の歌を聞いたわけではないのですが、聴いた範囲ではやはりレベルが高く、ハズレの人はいませんでした。当たり前ですよねww
リハーサル、本番と大屋根広場という屋外で行われました。
ビルの間の吹きさらしに設営されたステージながら、音響もしっかりしていて、自分の声の返しもきちんと聞こえ、とても歌いやすかったです。
公開収録で、100人ぐらいの一般客が見ていて、ガチガチに緊張したものの、最後の高音を含めて、まあ、７〜８割ぐらいの力は出せたように思います
最後の高音部分を歌ったときには、湯川さんと小野さんが顔を見合わせて、目を見開いてたので、多少の爪あとは残せたかも
他の方の歌を聞いていて、お！、と思ったのは10代の女の子２人
結果発表でも予想通り、彼女たちが１位２位でした💕
審査員は、湯川れいこ、小野正利、マシコタツロウ（ハナミズキの作曲者）と日テレ関係者の４人。
それぞれが５点ずつ持ってて、20点満点（余談ですが、MCは桝太一さんで、女性陣大盛り上がりでした）。
１位の得点は17点、２位が15点だったかな。
３、４位も若い女の子だったと思います。ただ、こちらは組が違ってたので、どんな歌唱だったかはわかりません。
数年前の優勝者（当時中学生）が入ったのも順当かもしれません。
ただ、５〜６位に入った北海道出身の若い男の子（長身のイケメンで天然キャラ）の歌は、広島で決勝に残るかな？ というレベル。このあたりから審査の雲行きが怪しくなってきました
小学生が２人入ったり、カラオケにほとんど行ったことのない合唱部のイケメン中学生（審査では「原石」と表現されてました）が入ったりと、肝心の歌唱力はどうなったの？ みたいな感じになってきたんですよね
で、準々決勝通過者10人全員の発表が終わって、気がつけば、下は10歳、最年長が25歳という顔ぶれ。
結果的に、ベテラン勢（と言っても30代の人が大半ですが）は丸々蚊帳の外だったわけで、みなさんボーゼン
総評で、審査員の湯川れい子さんから、
「これから歌手になって、活躍できる可能性に重きを置きました」
というニュアンスの発言もあり、年長者には、はじめから可能性がなかったのかもしれません。
そういう「忖度」を全部ぶっとばすような実力があればよかったのですが、それはなかなか難しかった
その後、公正を期すため、という名目で全員の点が発表されたのを聞くと、15人いた30歳以上の人の最高点はわずか７点！
ちなみに、僕の点数は５点。20点満点で５点とは情けないことです
ただ、この得点でも、30歳以上の人の中では２位だったんですよ（同点が４人ぐらいいました）。
６点の人が１人いたけど、女子高生でしたから。
…そして、大半の方がそれ以下でした
30人から歌の上手い人10人を選ぶ審査だと思っていましたが、実際は、15人の若者の中から、売れそうな素材をピックアップする審査だったのかもしれません。
痛々しかったのは、地方のチャンピオンになって、系列局の密着取材班と一緒に上京してきた応募者さんたち。
テレビ岩手とか南海放送とか、数えたら10社以上来ていましたが、26歳以上の出場者は全員落選。
発表された得点が２点とか３点とかって出場者もいて、取材する方もされる方もシンドそうでした。
出場者としては、本心はいくら不満でも、プロの審査員の採点に文句つけるわけにもいかないし、「力不足でした」っていうしかないですよね
みんな一緒に地方に帰るとしたら、車中とか機内は針のムシロでしょう。ほんとにかわいそう
さらに気の毒なことに、０点とか１点て人も何人かいました。
僕、たまたま得点が１点だった方の横にいたのですが、彼女は鹿児島からの参加。
恰幅のいいおばちゃんが、もう帰りたい、帰りたい、って消えそうな声で呟いてました。
慰める言葉もありませんでした。後味よくないなあ…
イベント直後は、どうしてあんな発言をしたのかと、正直なところ湯川さんに反感を感じていましたが、今考えてみたら、この審査方針は日テレのプロデューサーやディレクターの意向というか方針であって、彼女は、むしろ、内情を明らかにすることで、置き去りにされた感じの年長者にエクスキューズしてたのかもしれませんね。
歌唱王の番組について、日本テレビの意向というか演出意図を、広島テレビから窺い知ることは難しいかと思いますが、もし、今年のような路線が続くようなら、来年は、若者を送り出してあげてくださいと、広テレのディレクターさんにも伝えるつもりです
ご存知のように、若い世代は女性は上手い子が多い反面、男性はレベルがあまり高くないので、今年でも、20歳の山口くんなら決勝まで行けたかもしれません。
僕個人としては広テレ歌唱王になれて、正直とても嬉しかったのですが、結果的に、プロ志向もないおっちゃんが邪魔する形になって、彼には悪いことしました
以上、ご報告でした。長文失礼しました
応援ありがとうございました
P.S.
会場の大屋根広場の遠景と、控え室の出番表だけですみません。
テレビ局内ということで、、基本録画、撮影、録音禁止だったんですよ。
でも、他のみなさんと一緒に写真とか撮ればよかったなー
あまり写真を撮る習慣自体がないので、うっかりしました。
それに、広島市内のショートステイが取れなくて、病人を一人で置いて出た（ちゃんとご飯やおやつの準備とかはしといたけど）ので、出来るだけ早く帰らなきゃ行けなかったんですよ。収録が終わって、超ソッコー新幹線に乗りましたー
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