VIPPERキタコレ（＾ω＾）コミュの【長文注意】また一人リア友を失った話

この前の日曜日、
久しぶりに友人の家に遊びに行った

遊びに行くといっても、その友人とオレだけでたったの二人。
しかも、そいつはいつ頃からかドラクエXばっかりやって全くの無視というかオレにかまってられない感じ

そんなだからオレは仕方なく持参した漫画本を読んで暇を潰す、そんなところだ

主にはそうなわけだがゲームには興味があるのでそいつの(以下ピザポテト)ネット上のナカマタチとの会話にさもオレも参加して居るかのように共感したりクエストの進行具合、またはその過程なりを見届けるなり、ピザポテトに無駄な質問をしたりしてなんとか人間同士の会話が存在するようにはした(ドラクエは誰も喋らないのでそれはそれでとても落ち着いたゲームなのである)

しかし、そうしているうちにオレは見てはいけないものを目撃することになる。

なんとピザポテトはドラクエの世界のヤツらと密かにコンタクトをとり、大人しくwiiでキーボード叩いていればいいものをパソコンを使役することによりSkypeというソフトで自分と自分のナカマで会話を始めたのであった。

もうこうなったら早かった
オレを取り残し、ピザポテトたちだけでゲームやお互いのことや世間話などで盛り上がる不始末。
明確ではっきりとした境界線がオレにはもはやどうすることもできないような越えられない壁を意識させた。

ピザポテトの陽気で賑やかな男友達、
ピザポテトのおしとやかで優しげな女友達

オレの足のつま先から脳天まで一本の長い針で貫通されたかと思うほどの痛烈な嫉妬からくる、どうしようもない怒り！悲しみ！
本気で心の底から妬んでいたオレがいた

胸が痛む！苦しかった！
Skypeから聞こえるピザポテトを含めた楽しそうな声を「こんな電子音が何をいうか、そしてお前はおろかだ、ピザポテト。」などと
内心で罵りつつも寝転びながら漫画を読むふりして実際現実逃避をしているだけであった。

あぁ、一週間に一度の日曜日休みにオレは何をすればいいんだろうと真剣に現実逃避するしかなかった。

ふて寝する振りをしてピザポテトとは反対側を向き、自分の悔し涙を見せまいとして一方、実は少しはピザポテトにかまってもらいたかったのもあるが、それも叶わず全くの無関心と言っていいのかオレの判断ではつかない。

そんなこんなで勝手に悶え苦しんでいた

すると、Skypeからオレのうめき声が耳に入ったのか不審そうなピザポの友人たち、
速攻ピザポはなんでもない、本当になんでもない奴がウチに居るんだ、気にしないでくれ、と

その場の空気を保つには充分なアウェーなフォローをいれる

オレはこれくらいはネットでもリアルでも慣れてるからなんともないが(それでもくるものがあったが)
Skypeからはちょっかい出したノリもあるのなんにもいわずにこのコミュ障のオレを放るわけにもいかなかったのか、
「キミもドラクエやろうよ！」

と、眩しい包容性のあるお誘いを

「いや、Wii Uがないしできないし」

とかさりげに敷居の高い無駄アピールして、チョイ引きさせてしまうオレって一体…。

ピザポのオレに対する沈黙が全てを語って居たかのようだった

その後もそんな現象が当然オレ抜きで再開され(自分で大人しくしてるよと言った)リア友その2(レミリア)Skypeに加わり、更にオレの無能部外者@空気的な存在がピザポの心境の足枷になることは言うまでもなく。

例え何か言っても、

レミリア『異君は黙ってr!!』(躾けテンプレ)

という不始末。(異君はオレのあだ名)
なんでだろう…なんでだろう…

数多の経験にもかなり同じような事があった。

そんなこんなで、
ピザポは寝るから落ちるよーとドラクエXを終了させた

オレは言った

オレ「オレ、ネトゲやる自信なくなってきた、」

ピザポ「なんで」

オレ「オレ、ピザポのことコミュ障だと思ってたけど人のこと言えないなと思った」

ピザポ「？」

オレ「だって、ピザポめっちゃSkypeの人たちと話せてなかった！？オレならすぐ頃すぞとか言っちゃうし無理だよ、あぁ無理無理無理無理！！、あああ無理！！ネトーゲ、マンマミーアァ」

ピザポ「らしい」

オレ「…オレコミュ障だわ…」

ピザポ「大丈夫w俺よりコミュ障とかないからw」

オレ「いや、オレはいま自分がどんなに重度のコミュ障かと思い知った。ネトゲはやっぱ諦めるアスペよ〜よ〜」

ピザポ「いや〜大丈夫だから〜」

オレ「ちげえよ、全然大丈夫じゃなくてもアスペなんだよ！」

ピザポ「いや意味わかんないから」

オレ「わかんないんだろうな…

…さっきだってSkypeの人言ってたじゃん！
ドラクエやりませんか〜？ってさ、んなこと言われたらオレはああいうに決まってんじゃん！Wii U欲しいもん！それでそういってからに軽蔑ですか！？ありがとうございまする！！もうヤダ！」

レミリア『もう寝るよ〜』

ピザポ「おやすみ〜」

レミリア『なにしとん？』

オレ「レミリア聞いてただろ！？オレもうネトゲやっぱできないの！すごいの！かわいそうなの！！」

レミリア『やっぱってなんやwまたなんか言ってんなw』

ピザポ「おい、異君俺もう疲れたから寝るから」

オレ「おまえら勝手すぎる！オレがどんなにドラクエXやりたいか知ってるくせに！」

レミリア『○○(本名)はもっとさぁ…いつも言ってるのにさぁ』

オレ「レミリアかわいいよwwwきゃわわァァァァあォアァオwwww！！！」

ピザポ「また明日」

オレ「ピザポ〜おま、寝たら１３時まで起きなくね！？うぜぇな！」

ピザポ「いいよべつに」

オレ「ぁぁああ〜！！ウゼェーほんっとおまえら最低な！！ピザポだけはオレのことわかってくれてると思ったのによ！
ああもうさっき『妖気で握りたい女』とか思わなきゃよかった！？」

ピザポ「わかったわかった知らないから。」

オレ「(…！？)もういい帰るは」

ピザポ「じゃあね」

オレ「二度と来ねえよ！！」カチャ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こうしてオレはまたリア友を失った。
終