菊地直哉コミュのJ1 第21節 vs大宮

2013/08/17 19:00～ベストアメニティスタジアム
鳥栖2-1大宮
入場者数：22,530人
出場：スタメンFULL
警告：なし（累積0）
順位：14位（前節15位）

▼得点
26分曹永哲（大宮）
57分池田圭（鳥栖）
74分豊田陽平（鳥栖）

本人コメント～公式サイトより～
「よりディフェンスのピンチの回数を防ぐためにもピンチの芽をもっと摘み取らなくてはいけない。
今日は、ボランチの選手もよく動いてくれたし、ディフェンスも良かった。僕自身は、声を出してコントロールすればよかった。
（お客様が多くて）すごく力になった。ちょっとしたチャンスでも、ものすごいチャンスのように相手には感じられたことだと思う。そういう意味では、今日の勝利は、お客様（の後押し）によるものだろう」

現地の素晴らしい雰囲気を肌で感じられなかったのは残念だけど、この日はテレビ観戦でも
だいぶ面白かったなぁ。キクは、ズラタンとノヴァコヴィッチに細心の注意を払いつつ、
ヨンチョルとのマッチアップもありつつといった中、最初から集中して守備ができていた。
ただ、前半に先制されたシーンは、キクの責任ではなかったにしてもいただけなかった。
マークの受け渡しを全くせずに（いや、そもそもマークしていたのかどうかも怪しいけど）
ペナ内でヨンチョルに走られること自体がダメでしょ。あの失点はCBのせいじゃない。
そこはチームとして約束事を確認するなり、受け渡す時はちゃんと声を出すなりしないと。

ところで、この大宮戦ではもう一人、嬉しい再会を果たした選手がいる。康太だ。
康太もキクと同じく、これまでなかなかスタメン出場できずにいたからね。金沢の離脱で
チャンスが巡ってきて、ここ最近ずっとスタメンらしい。
おそらく試合前に「お互いよかった。頑張ろうな！」みたいな話でもしたんだろうね。
そういう意味でも、キクに良いスイッチが入ったのかもしれない。

この日のキクがすごく良かったのは、何といっても攻撃の局面。かなり効果的に絡んでた。
というのも、鳥栖ではセットプレー要員としてゴール前に陣取るシーンがかなり多く、
セットプレー崩れから、あわやアシスト的なプレーがあったり、シュート打てるところに
動いたり、超積極的な攻めの姿勢が何度も何度も見られたのだ。これまで年に1～2回しか
見ることのできなかったキクが、今、スタンダードになりそうな、嬉しい兆しを感じた。
そうよ、アナタそういう選手だったじゃない。前線（豊田）にピタッとつける速い球足の
グラウンダーも、久々に見ることができて嬉しかったしぃ♪

そんなこんなで、チームの逆転勝利も嬉しかったけど、菊地ファンとしてはキクの攻撃面の
アンテナが立ったこと（どこかに潜ってて、一瞬出てきたかと思ってもまた潜っていった）
がすごく嬉しかった。攻撃面だけの話なら、今までのキクの試合で一番楽しかったかも。
だから、次もその次も、年内ずっとそういうキクが観たい。期待しちゃうぞぉ！（笑）