ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

菊地直哉コミュのキクの決断

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
せっかく脱煙に向かっていたというのに、ここ数日の私は一挙にタバコの本数が増えた。
「菊地直哉選手 アルビレックス新潟へ完全移籍決定のお知らせ」
「大分トリニータから菊地直哉選手 移籍加入のお知らせ」
大分と新潟の両方で正式発表があったのが12月15日。決定事項を“認識”はしたけれど、この事実をどう受け止めたらいいのか、今も分からないでいる。
ただただいろんな想いが交錯して、書いたところで支離滅裂、矛盾の嵐になることは必至。
きちんと整理できてから書こうとも思ったけど、年が明けても整理できずにシーズン突入しそうだし、とにかく今時点の気持ちを書き出してみようと思う。

まず正直なところ、私はキクが移籍するとは思わなかったし、移籍してほしくなかった。
去年、大分の降格が決まって他チームからオファーがあったにもかかわらずキクは残留した。その決断を、私はこう受け止めた。キクはJ1とかJ2とか関係なく“大分”を選んだのだ、と。
Jで唯一キクを拾ってくれたチーム、大分への恩義は並々ならぬものであり、J1昇格もしくはその条件となるJ2で3位以内に入るまで大分でプレーする覚悟なんだな、と。
だから、来季も当然、大分だと思っていた。戦力的には今季よりもさらに落ちるであろう厳しい状況の下、今季以上の結果を出すために尽力するつもりでいるに違いない。そう信じて疑わなかったし、移籍なんてありえないと思っていた。

でも、キクは移籍を決断した。なぜ?どうして?
純粋に、選手として上を目指したくなったから?J2でのレベルアップに限界を感じたから?
もしそれが理由だったら、私は腹わたが煮えくりかえる思いになる。
そんな、大分を見捨てるようなことがどうしてできるのか。大分への恩義はどこへ行ったのか。
ダウン年俸でも、それは評価が低いってことじゃない。クラブ側はアップしたくてもできないのだ。キクだってそれは分かってるはず。ダウン年俸を受け入れてでも残留することは、何よりの恩返しになるんじゃないの?と、責める気持ちでいっぱいになる。

「菊地はJ2にいる選手じゃない」

トリサポの皆さんは、誰もがそう口にした。だからこの移籍を責める人はおそらくいない。
「残ってくれたら嬉しいけど、移籍して当然」というのが大方の見方で、最終節の後のセレモニーでは「ありがとう菊地」と言わんばかりの花束がスタンドから投げ込まれたりもした。

キクはJ2にいる選手じゃない。私だって、正直、大いにそう思う。
でも、だからといってJ1チームに移籍したら、キクは何のために大分にいたの?ってことになる。
トリサポの皆さんの「ありがとう」という気持ちは本物だと思うし、そう言ってもらえるだけのことを今季のキクは確かにしてきた。でも、大分のためにできることはし尽くした、とは決して言えないよね。まだまだ足りない、もっとやれる、やらなきゃいけない。と、私は思うんだけど・・・

とはいえ、ダウン年俸でもキクを抱えることは大分にとって大きな負担。という側面もある。
私の中には「この移籍は、大分に対する裏切りじゃないの?」っていう想いがあるけれど、トリサポさんにとって一番重要なのはチームの“存続”なワケで、金銭的な面からするとキクの移籍は裏切りどころか助けになるのだ、といった考え方もできなくはない。

残留か。移籍か。どっちが「大分のため」になるんだろう?

その答えは・・・いや、答えなんてないのかもしれない。ただ、移籍を選択したとしても、キクが大分のためにできることはあるはず。それをキク自身が考えて、実行してほしいと私は思う。
「大分のため」「大分のため」「大分のため」って、いったい私は何なんでしょう。(笑)
だって、トリサポさんは誰もキクのことを責めないし、私は私で申し訳ない気持ちでいっぱい。
まともな結果を出せていないのに、大分を去っていいワケがない。あ〜も〜、なんでだよ〜!キクのバカ!バカバカバカ!バカバカバカバカバカバカバカバカ〜ッ!



みたいなことを、昨日までは思っていた。怒って嘆いて落ち込んで、タバコばっかり吸っていた。
でも、大分の今季最終日の練習後にキクの挨拶があり、その様子を伝えるmidoriさんのブログを見たら、暗くて長いトンネルの中から遠くの方に出口を見出せた気分になった。

http://blog.goo.ne.jp/aomidori5/e/f93a177b28d68420deb436a55ecf90ed

大号泣した。今日3回見て、3回とも泣いた。
写真のキクは、すごくイイ表情してた。こんな顔、いつ以来?いや、今までで一番かも。
あぁ、キクの中に「大分バイバイ」っていう気持ちはないんだな。きっと新潟みたいに、毎年プライベートで遊びに行く気マンマンに違いない。He loves OITA! だ。相思相愛だ。(笑)
そう思ったら、怒って嘆いて落ち込んでいた自分が、だんだん的外れのような気がしてきた。
キクとOITAとのゆるぎない&かけがえのない関係を見せつけられて、半ばジェラシーっていうか、蚊帳の外っていうか。なんだか私、バカみたい!ってね。

実は挨拶の前日、私はトリニータHPの選手応援メッセージに自分の想いを投稿したんだけど、midoriさんのブログにアップされたキクの顔を見たら、ちょっとホッとした。
「私がとやかく言わなくても、キクはちゃんと分かってる」って思えたのが嬉しかった。

ていうかさぁ。
キクの「これからも応援してください」とか「ブログ見てください」とか、ちょっと図々しいんじゃない?って私なんかは思っちゃうんだけど、これこそがトリサポの皆さんに心開いてる証拠だよねぇ。
「大銀ドームに全員集合!(笑)」の時は“心開く”を通り越して“心全開”だったしねぇ。
あぁ、それなのに、それなのに、移籍しちゃうんだぁ。

ここで、ハッと我に返る。なんだかんだ言って、私はキクの移籍がイヤなのだ。だって・・・
「どのツラ提げてヤマスタに足を踏み入れるのさ」って思うから。

キクにとって、新潟は特別。半年間レンタルでお世話になって以来、プライベートで毎年遊びに行き、あの事件の時はたくさんの人が励ましの手紙を送ってくれたという相思相愛の関係。
“他ならぬ”新潟から正式にオファーがきて(水面下の動きは前々からあったらしい)、もう一度選手として新潟のために働ける機会を与えられたのだから、すごく喜ばしいことだと思う。
でも・・・。でも・・・。でも・・・。
磐田のホームゲームでは、磐田サポの皆さんが「どのツラ提げて」って思うでしょうよ。
キクだけじゃない。私だって、自分に対してそう思う。かつてのサポ仲間、あの事件さえなければずっと仲間だったであろう人たちに、会いたい気持ちはあっても会わせる顔がないよ。
去年、キクのJ復帰初戦となった大分ホームの磐田戦で、私は心に誓ったんだ。次にヤマスタに行くのは、大分のJ1残留に貢献してから。降格した場合は大分をJ1に戻してから、ってね。

そんなこんなを考えると、私の来季シーズンは確実に憂鬱な要素をはらんでいるワケで、ここでもまた一人蚊帳の外って感じで、だから大分がよかったんだよぉ!とか叫びたくなったりする。

キクは、新潟から愛されてる。聞いた話では「おかえり」って言ってくれる人もいるらしい。
もちろん全然そうじゃない人もいると思うけど、キクが新潟に行ってからのことは何も心配していない。
大分の人たちは、キクの行き先がキクをあたたかく迎えてくれる新潟でよかったとまで言ってくれている。新潟と大分、相思相愛のチームが2つもあるなんて、キクは本当に幸せ者だ。



ということで、うわっ、時計を見てビックリ。恐ろしいレベルで時間が経過してたのね・・・。
じゃあ、かなり強引だけど、まとめに入りましょう。以下、私から各方面へのご挨拶です。

to OITA
「サヨナラ」は言いません。トリニータは来季も私のマイチーム。キクの試合とハシゴできる時はゴール裏参戦しますので、関東アウェーで会いましょう。大銀ドームも行けるといいな☆

to NIIGATA
またまたお世話になります。キクが決定機を外した時は、私と一緒に「決めんかい、このどアホ!」と叫んでくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

to IWATA
誓いを守れなくて、すみませんすみませんすみません。図々しいと思いながらも、ヤマスタには参上します。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

コメント(1)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

菊地直哉 更新情報

菊地直哉のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング