ラジオについて語ろうコミュのNHK,BS波4波から1波削減、ラジオ3波から2波に削減計画がある

NHKは、2021年から2023年度にかけての3ヶ年の中期経営計画案を発表。BS放送を現在の4チャンネルから3チャンネルに、ラジオ放送も3チャンネルから2チャンネルに削減する方針などを明らかにした。
　テレビおよびラジオのチャンネル数の整理・削減を段階的に実施。現在、BSは左旋波でBS8K、右旋波でBS4K/BS1/BSプレミアムの3波の計4波を展開しているが、このうち右旋波3チャンネルを「4K」と「2K」の2チャンネルに整理するとのこと。つまり、BS1とBSプレミアムを整理・統合する形になると思われる。

具体的な実施時期等については、視聴者に対する意向調査等を踏まえて検討を進め、2021年の本計画の議決の際に公表するとしている。さらに、将来的には4Kの普及など変化するメディア環境を見極め、右旋のBS放送の1波への整理・削減向けた検討も進めるとしている。

なお、BS8K放送については、「効率的な番組制作や設備投資の抑制を徹底し、東京オリンピック・パラリンピック後に、在り方に関する検討を進める」という。

ラジオは、現在のAM放送2チャンネル、FM放送1チャンネルという計3チャンネル体制から、AM/FM各1チャンネルの2チャンネル体制への整理・削減を検討。民間放送のAM放送からFM放送への転換の動きや、聴取者の意向などを考慮しつつ、さらなるインターネットの活用を前提に検討を行い、計画期間内に具体案を示すとしている。

　以上、ネットWEBから引用しました。

　今回は、ラジオから考えてみましょう。

現在、AMは、総合の第一放送と教育の第二放送、そしてFMの3波です。
それを機械的に1波削減しようと考えています。削減するとしたら、第二放送ですが、
それを、どこがカバーするのでしょうか、第一も、FMも、いわゆる娯楽番組を放送していますが、その中に、語学など教育番組を取り入れるのが可能でしようか、出来ないと思います。
　第一は、ひとくくりで、娯楽と言いましたが、ニュース、スポーツ中継、国会中継、選挙時の政見放送、そして災害時の放送と、多彩です。もし、その中に、教育番組を入れるとなると、
教育は、テキストを発行している通り、日程の変更などは、よっぽどの災害が無い限り、変更はしていません。つまり、教育放送のスケジュールが決まり、その時間帯に、緊急で、ニュースや、国会中継などを、入れることは、ほぼ不可能です。
　そうすると、FMでしょうか、FMは音質がいいので、音楽番組が中心です。特にNHKは、クラシックにも力を入れてます。その番組も削減になってしまいますね。
　それとも、教育番組は、ラジオ放送では無くて、ネット放送にするつもりなのですかね。

それと、以前も違うことで指摘したのですが、NHK第二は、最大で500KWと高出力の中継局があります。第一の最高が300KWです。何故、第一より、出力が高いのかと言うと、日本全国に、教育番組を伝えるため、あえて、高出力にしたかも、知れません。高出力の中継局が、もし停波になると、日本の近郊にある国々が、空いた周波数で、日本向けに、宣伝放送などを行う可能性があります。近郊の国が良好な関係ならいいけど、そうでもない国がそれなりにあるので、
事実上、既得権のある、ラジオの周波数を開けるのは、国益として、言い訳がありません。

　以前も、ラジオ3波は多すぎる、その時は、FM放送を削減する提案までありましたが、消えました、今度は、AMを削減しようとしてますが、いかがなことでしょうか、ラジオ放送自体、テレビより、予算的に1割ぐらいだと思うのに、削減しなくていいと思います。

　どうしてもなら、教育の第二放送は、受信料からではなくて、国費から、教育用として、出すのがいいのではと思います。

　BS放送は、後日、書き込みますね。