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剣道三昧コミュの日本剣道形研究

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 日本剣道形(H19/9/24更新)
日本剣道形研究(先生に教わったポイントを編集)

〇まずは、打太刀主導(動き始めは打太刀から)。
理合で言えば、打太刀の(構えも)変化に合わせて仕太刀が動く。
仕太刀は、すばやく捌いて打ち込む。小太刀の半身・脇構の足捌きは開きながら小さく。打突部位を正確に打つ。
構えは、竹刀の時より低めに(刀が反っているから)延長線が喉。あらゆる場面で打突後も目を離さない。常にすり足。
間合いは打ち込む時は一足一刀。離れて際は、剣先が触れる程度の場所。切り込んだ時は(2本目も)やや深く切り込む。
特に仕太刀の打突後、後の足をしっかりと引きつける。5歩下がる時も最後の右足まで下げて5歩。
※上段に構える時に両腕を大きく上げてから上段を取るのは好ましくない。

○礼:
(仕太刀の刀の持ち方)
・刀の持ち方は、右手の親指と人差し指で小太刀を持ち、人差し指の右側と残りの3本指で太刀を持つ。二刀は平行に持つようにする。
(座礼)
・立会い前後には、刀を右に提げ(さげ)、下座で約三歩の距離で向かい合い正座し、
刀を右脇に(小太刀は太刀の内側に置く)刃部を内側に、鍔を膝頭(ひざがしら)の線にそろえて置き、互いに礼をする。
左座右起(ざざうき) 脆居(ききょ;爪先立ち)
(小太刀を置きに行く時の作法)
・仕太刀に背中を向けず(回れ右をしない)向かい合ったまま、後ずさる。
・太刀と小太刀を持つときは小太刀を内側にして持つ。
・小太刀を置くときは、右足(下座側の膝を折って)を付き、両手で持つ。音がならないように刃の方からゆっくり置く。必ず刃を内側にしておく。
・ツバに指を掛ける時は、(指紋)をツバに添える程度(鯉口を押して切るため)。
(立礼)
・立会の間合およそ九歩
・上座への礼はおおむね三十度
・互いの礼は注目しておおむね十五度

〇「残心」
残心は充実した身構え、気構えだけを表したものではなく、
人間が人間を殺したいという懺悔心が加わった残心でなければならない。
打太刀は仕太刀の残心を充分に見定めてから中段に戻ることが必要。
仕太刀はこれに呼応して中段に戻る。
常に打太刀主導。

〇「構えの解き方」(立会いの間合に戻る時)
剣先の下げた位置は「相手の左膝頭から3〜6cm斜め下」
「構えを解く」動作は、相手の正中線から剣先を外すという意味で、
気を抜くということではない。
常に先の気位(絶対に切らせないという強い気持ち)を持つこと。

〇「機」とは相手の心と身体と術の変わりぎわにおこる時の「きざし」である。

○(1本目)相上段
【左上段】体は左自然体。左拳の位置は左額の前上約一握り。剣先はやや右による。
【右上段】体は右自然体。左拳の位置は額の前上約一握り。剣先は約45度後ろ上方で正中線。
:打太刀は仕太刀の柄もろとも切り落とすつもりで踏み込む。仕太刀は充分に下がってその面を抜く(この時、剣先を下げず若干剣先方向に上へ抜く)
・(理合)仕太刀が充分に打ち込む気勢(先の気)を打太刀にぶつけ、これを打太刀が感じ取って初めて技を繰り出す。
「機」とは、仕太刀が先の気位で打太刀に切りかかろうとするきざしを打つということ。
この場合、打太刀が仕太刀に勝つ機会を教えているもので、したがって打太刀は、仕太刀の十分になったところを打つ。
仕太刀が最初から打太刀の切り込みをかわして後、「トー」と切り込むのでは理合に外れる。
・(打突後)打太刀が剣先を下段のまま送り足で1歩引くので、仕太刀は十分な気位で打太刀を圧しながら剣先を顔の中止につける。
打太刀がさらに1歩引くと同時に左足を踏み出しながら諸手左上段に振りかぶり残心を示す。
・打太刀が剣先を下段から中段にするので仕太刀は上段から中段に移る。
・仕太刀の「残心」を見定めてから中段に戻る。

(打太刀ポイント)
・上体はやや前傾するが首だけが上がる姿となるほどは前傾しない。
・後ろ足を残さないようにする。
・目付けは外さない。「目付け」とは目と目を見合わせることが原則であることの理から「目を見る」ということ。
・(打突後)2歩引くこととなるが、歩幅は仕太刀との間合によって大小あることに注意。
・仕太刀が十分の気位に充ちたときに引くようにする。引く時はやや前傾のまま引く。

(仕太刀ポイント)
・物打ちで打つ。
・抜きと打ちは一拍子で行なう。
・(打突後)顔の中心とは両目の間をいう。顔の中心を突き刺すような気勢で圧しながら、諸手左上段になる。

○(2本目)相中段
【中段】体は右自然体。左拳の位置は親指の付け根が臍(へそ)の高さで約一握り前。剣先の延長は両目の中央または左目。
:打太刀の小手は小手の位置から拳一個分下までしか切り下げない。仕太刀は充分に切り込む。残心の気持ちをもちつつ分かれる。
・(理合)打太刀が小手を打つ為には、仕太刀の構えを崩さなくてはならない。しかし、仕太刀も打太刀を崩しにかかる。
したがってここには両者による厳しい攻め合いが存在しているはず。攻められた仕太刀は中心を取り返すべく攻め入る。
その後、打太刀の小手を抜いて小手を打つ。このとき、充分に腰を入れて身体全体で打つ。実戦では相手がどう出てくるかわからないのだから、どの技にも対応できる間合(一番遠い面を打てる間合)まで詰めるような気分が必要。
2本目の残心は、1本目以上に強く厳しいものでなくてはならない。
「絶対に反撃させない」という残心がポイント。
(ポイント)
・斜め打ちにならないように一拍子で打つ。
・仕太刀は左足から右足をともなって左斜め後ろに引くと同時に、剣先を(下段の高さ)下げて、打太刀の刀の下で半円を描く心持で抜いて打つ。
この時、左足もきちんとつける。打太刀の見える程度に振りかぶり、斜め打ちにならないように打つ。

○(3本目)相下段
【下段】剣先の高さは相手の膝頭より3cm〜6cm下。
:(下段は相手のヒザのやや下の高さ)
下段に剣先をとりつつ相手を冷静に観察しているかがポイント。
:ゆっくりと中段に上げる(気争いで)。
刃先を少し仕太刀の左に向け、右足から1歩(充分に)踏み込みながら、鎬ですりこみ、諸手で仕太刀の水月(みずおち)を突く。
「突きは鍔元まで突き抜けるほど突け」とあるように正確に水月を突く。(この後、仕太刀に「なやし」を入れられるので体勢を崩す。立て直そうとするところを仕太刀は突き返す)
仕太刀は、左足から1歩大きく体をひきながら(引き込むという感覚)、打太刀の刀身を物打の鎬で軽く入れ突きに「なやす」と同時に打太刀の胸部へ突き返す。
(この時、剣先を「なやす」程度は打太刀の剣先が身体を外れるくらいにする)仕太刀が「なやす」時は、刃先は右下を向き、突き返すときは真下を向く。
打太刀はこのとき右足を後ろに退くと同時に、剣先を仕太刀の刀の下から返して、諸手をやや伸ばし、左自然体の構えとなり、
剣先は仕太刀の咽喉部につけて仕太刀の刀を物打の鎬で右に押さえる。打太刀の突きは確実に捌く。左手が正中線から離れないこと。
仕太刀の攻撃は1本目が引き込んだ腕の状態からやや刃を下に押し込む様に突き、2本目は刀は突かず(位詰め)気持ちだけ前へ突く。
仕太刀の残心として喉から眉間に刃が迫り、打太刀はのけ反る体勢となる。
仕太刀は「命を粗末にしてはなりません」という気持ちをぶつけ、
打太刀は心から「参りました」となる神々しいばなりの「残心」(神武不殺)
打太刀が刃を上げ出すのを合図に仕太刀は下がっていく。
・ポイントは「なやし」と位詰め、神武不殺。

○(4本目)八相・脇構
【八相】:身体は左自然体。右足はやや外側を向く。左足をまっすぐ相手に向けた状態、鍔の位置は口元の高さで拳一つ離す。左拳を正中線上に置く。
担ぐ様な形で木刀を約45度やや右上方で刃先は相手に向ける。脇は開きすぎない程度(中段と同じ幅)剣先はやや横に開き、刃を相手に向ける)。上段に振りかぶってから八相に移行するのではない。
【脇構】:身体は左半身。右足踵が床につかない様に後に引き、左足先はやや外側に向く。左拳をへそと腰を結んだ斜線の中間におく。(左手首は曲げない)右拳がおおむね口の高さを通るくらいに大きく構える。
やや前傾姿勢をとり、刃が身体の陰に入るようにする(相手から刀身がみえないように)。刃筋が右斜め下。剣先は下段よりやや下にとる。左手首が一直線。相手にどこからどういう太刀筋で襲い掛かるか見せないための構えであり、左手一本で下から切り上げる構え)
:八相は自然体、脇構えは半身なので歩幅はおのずと違って進む。
双方の構えから3歩目で双方諸手左上段になって、相面は(面の高さ。諸手を十分に伸ばす。斜めにならないように真っ直ぐ振り下ろす)額の上くらいで切結び、
(一歩下がりながら間合を取りつつ)鎬を削りながら相中段になる。(この時の左諸手上段に振りかぶる程度は両腕の間から相手が見えるくらい。一旦上段に振りかぶってから打ち込むのではなく、振りかぶりと打ちは一拍子)
(この時、打太刀が間合を開けるから双方が開けるに変わったとも聞く【今は打太刀】)打太刀は機を見て相手の右肺を突く。(この時打太刀は刷り上げられた形のまま顔は相手を見ている)
仕太刀が刷り上げつつ面。打太刀はやや前傾(やられた形)この時の剣先の高さは水平よりやや低め。刃先は右を向く。
・ポイントは、陰陽(八相・脇構え)の構えの理解と切り結びの高さ。
四本目は大技を示したものなので大きく伸びるようにするのがよい。そのため間合の取り方に注意。
巻き返しは一拍子で行なう。

○(5本目)上段・平青眼(諸手をやや前に移行し剣先を左拳に)
:打太刀の面は1本目の面とは違い振りぬかず、アゴのあたりまで切った地点で刷り上げられるので通常の面の位置から刷り上げられた木刀が、
ゆっくりと右へ捌かれて落ちていく。 仕太刀は気持ちを乗せつつ面の頭上から眉間に剣先をゆっくり運ばせつつ、素早く上段へと残心を取る。
残心後3歩下がって元の位置に戻る。
(理合)仕太刀は打太刀の動作と心気に応じて攻め入る。その意をくじこうと打太刀が面を打ち込んでくる。このとき打太刀はあごまで切り下げる気勢、刀勢で切り込み、仕太刀は頭上に来た刀を刷り上げる。(かち割られてから刷り上げたのでは遅い)
(ポイント):面を刷り上げるのは打太刀が切り下げてくる起こりを刷り上げる。打太刀の太刀が頭上に着てから刷り上げようとしても刷り上げきれない。また、上段に構え直さない。
・アゴの当たりまで切り下げる気持ちで打ち下ろす。
・すり上げは両腕の間から相手の体が見える程度に行なう。
・すり上げは、頭上まで十分引き付けて行なう。

〇(6本目)晴眼・下段
(微妙なポイント)晴眼とは中段よりやや剣先が高い。(打太刀の剣先は下げない。刃先も斜めにしない)
まず、打太刀が晴眼に変化し、それに応じて仕太刀が下段にとる。
:仕太刀が下段から中段にゆっくり上げてくる時、打太刀の剣先は合わせる様に少しずつ下げる。 (刃先を斜めにしない)
我慢できなくなった打太刀が上段になる時、仕太刀は素早く間合を詰める。打太刀が上段から中段になり(この時仕太刀は剣先を下げず面を狙う)、打太刀は(面に対して)小さく小手。仕太刀刷り上げて小手。
上段への残心あり。(打太刀に正対させない為)目を離さず、素早く上段へ強い心で残心へ進む。打太刀は刷り上げられているので左後に刷り上げられた状態で下がる。
(理合)まず、打太刀の動きに対して仕太刀が変化するので、
打太刀が晴眼(剣先が上がる)に対して仕太刀が下段をとる。
打太刀が中段に下ろしてくる時に、仕太刀も剣先を下げてしまわない。
打太刀が上段から中段に変化するならば、仕太刀はその機を逃さず、打太刀の正面を打つべく攻め込もうとするのに対し、打太刀は仕太刀のその起こり頭の小手を打つ、その瞬間、「トー」と小手を刷り上げて小手を返す。面を攻めるからこそ小手にくる。
(ポイント)
・小さい小手打ち。
・あくまで刷り上げ小手。払い小手にならないように。
・残心の際仕太刀は正対しないで引く。

〇(7本目)相中段:
・(気当り)打太刀は機を見て、1歩軽く踏み込み、刃先をやや仕太刀の左斜め下に向けて、鎬ですり込みながら諸手で仕太刀の胸部(どうやら胸部ではなさそう)を突く。
・仕太刀は打太刀の進む程度に応じて左足から体をひくと同時に、突きの気勢で諸手を伸ばし、刃先を左斜め下に向け、物打の鎬で打太刀の刀を支える。この時の気位は五分である。 ※お互い左斜め下に刃が向く?
・ポイントは気当りを支えた刀と刀の交差部分が肩の高さ!(この一連の動きを素早く)
・そしてここから中段に戻るが、互いに鎬を削る思いで中心を取り合いながら中段に戻る。(この時気位は五分と五分)
(理合)中心をとりあっているからこそ、打太刀が仕太刀の正面を打つべく振りかぶった瞬間に刀と刀の競り合いが外れ、仕太刀の刀が自身の左の方へ流れるのが、瞬間にその流れを己のものとして、ということが左肩に担ぐようにして仕太刀の右胴を打つという動きになる。(応じ返し胴ではない!)
(ここからのポイントは目を離さない。【面を打つ一瞬離れるが】顔を相手に向ける)
・打太刀は左足から振りかぶり、進みつつ(捨て身で)正面を打ち抜く。(捨て身で打つので身体は大きく前傾姿勢)
・(にくるので剣先のバランスが崩れ、その勢いで胴へ)仕太刀が抜く時はほんの少し右斜めに体をさばきます。
つまり右足を右前に開き、左足を踏み出して胴を打ち、右足を踏み出して左足の右斜め前に軽く右膝をついて、つま先を立てて左膝を立てる。
抜けていった仕太刀が背を向けないイメージです。 この場合、上体は移動しない。右前に踏み出す。仕太刀は相手から絶対に目を離さない。
・右足を踏み出し左足の右斜め前に軽く右膝をついて、爪先を立て左膝を立てる。
・諸手は十分に伸ばし、刀は手とほぼ平行に右斜め前にとり、刃先は右に向ける。
・その後、(節度をつけて)仕太刀は刀を返して脇構えに構えて打太刀に向い残心を示す。(この時、打太刀は脇構えにならない)
・打太刀は上体を起こして、刀を大きく振りかぶりながら右足を軸にして、左足を後ろに退いて、仕太刀に向き合って剣先を中段につけ始める。
・同時に仕太刀もその体勢から刀を大きく振りかぶりながら、右足を軸にして左に向きをかえて打太刀に向き合い、剣先を中段の程度につける。(この時、絶対に気を抜かない)
(一旦、脇構えになってから振りかぶるのではなく身体を起こしながら振りかぶる)
・脇に取った刀を大きく振りかぶりながら、右ひざを軸にして、右足を右に移して打太刀に正対する。
・打太刀が引き込むように下がるので、仕太刀は立ち上がる。
・縁が切れないように元の位置に戻る。
・ポイントは気当たり・仕太刀の残心・その後の位詰めの理解。

・常に打太刀がリード
・打突後の離れ際、気持ちを抜かない。ゆっくり打たれないように相手を制しながら離れる。

(疑問)
・大太刀1本目仕太刀残心の時、打突後眉間につけ(相手が下がる)タイミングと上段に構えた時(相手が下がる)タイミング。(どういう理合か?)
・大太刀7本目の打太刀の顔。仕太刀の右ヒザ(足首)の動き。胴を抜いて座ってから打太刀と仕太刀の一連の動き(理合)

●太刀から小太刀への作法
打太刀は蹲踞して待つ。
仕太刀は後ろずさりに小太刀の置いてある位置に行く。下座側の膝をついて小太刀に持ちかえる。
この時音を立てないように注意。鍔の角をうまく使う。

●小太刀
〇小太刀三本の基本的理合、長短一味を理解する。
互いの「生の間」「死の間」の攻防を理解する。
〇小太刀の左手はやや斜めにして立てる。(刀の時は、親指は前。木刀の時は、親指は開く)
構えを開いて下がる時は、左手は真っ直ぐ太もも。構えた時は腰。小太刀は半身であり、半身の足捌き(開きながら小さく進む)
刷り上げる時に鎬(しのぎ)で刷り上げれるかがポイント。押さえる腕を2本目は上から3本目は横から(押さえた刃を支点にして)ヒネリ上げる(関節技)。
・ポイントは、小太刀の左手の置き所(木刀と刃引きでは、左手の扱いが異なる)
・太刀の形を打つ時の打太刀は、仕太刀の打ち気を感じ取った瞬間に打つというものであるが、小太刀の形は「生の間」と「死の間」のやりとり。1本目:入り身にならんとした瞬間を打太刀が素早く切り込まないと「よどみ」ができる。(打太刀の負け)
〇【小太刀の中段の構え】:太刀の中段に準じる。左手は腰に取る(親指は後に四指は前)

○(1本目)左上段・平青眼半身(やや前傾?)
【小太刀半身の構え】右足をやや前に出し左肩を引く。左手は腰にとる。剣先の高さ(上段に対する為)顔の中心。
・小太刀の剣先の高さは打太刀の両目の間(太刀と異なり延長線ではない)
・前進中、仕太刀が入り身になろうとするところを打太刀が左上段から面
・仕太刀は右足を右斜め前に体を開きながら右手を頭上に上げ刃を後にし、左鎬(しのぎ)で受け流して正面。
・この時(打太刀の面を刷り流す時)、(打太刀の物打ちが面を捕らえないように)小太刀は右拳を頭上から(やや右側へ)外したところで刷り流しを行なう。(右拳が頭上ではないということ)
・左足から大きく一歩引いて(残心時に斬られないように、ここを早くするように言う先生もいる)(打太刀に打たれない距離まで下がる)
・その後、一旦中段になってから、打太刀・仕太刀ともに元の位置に戻る。


○(2本目)下段・半身押さえ中段(剣先の高さを水月につける)
【小太刀半身の構え】右足をやや前に出し左肩を引く。左手は腰にとる。剣先の高さ(下段に対する為)胸部(水月)。
・小太刀は打太刀が下段から小太刀の下腹に攻め入ろうとする刀の峯を剣先の上からすり込み、押さえて一足一刀の間合から一気に「生の間」(小太刀が物打ちでとらえることの出来る間合)に入り込もうとする。気剣体一致の入り身。
・打太刀は守る意味で下段から中段になろうとする瞬間、仕太刀は打太刀の刀を制して入り身になろうとする。
(打太刀が下段から中段になる時、やはり仕太刀は剣先を誘い込むようにやや下げる)??
・仕太刀の攻めを受けた打太刀は右足を後ろに退いて脇構えにひらく(自分の「生の間」を取るため)のを、すかさず仕太刀が再び中段で入り身になって攻めてくる。(ポイントはこの脇構えになる時、太刀4本目と違って剣先を上げずに小太刀の下をくぐって脇構えになる。左足は必ず引かないと足幅が広くなってしまう)(小太刀はこの間合を詰める動作を素早く)
・打太刀は脇構えから変化して諸手左上段に振りかぶり、右足を踏み出すと同時に仕太刀の正面に打ち込む。
・仕太刀は左足を左斜め前に、右足をその後ろに進めて体を左にひらくと同時に右手を頭上に上げ、
刃先を後ろにし、右鎬で受け流して面を打ち、ただちに打太刀の二の腕を押さえて腕の自由を制すると
同時に、右拳を右腰にとり、刃先を右斜め下に向け、剣先を咽喉部につけて残心を示す。
・面から残心に入る時は、左手で相手の二の腕を制するのが先。(相手の右手を上から押さえる)
・右手をただ添えるだけでなく、下方に押さえるように体側を押し付けて打太刀が体勢を立て直すことを制する。


○(3本目)中段・半身下段
【小太刀下段半身】【小太刀半身の構え】右足をやや前に出し左肩を引く。左手は腰にとる。剣先の高さは膝下3〜6cm。
・打太刀は右足、左足と進み、次の右足を踏み出すとき、仕太刀が入身になろうとするのを(3歩目で振り上げる下ろす※2歩目で振り上げる人が多い)
中段から諸手右上段に振りかぶって仕太刀の正面に打ち下ろす。
・仕太刀は、その刀を一旦すり上げて打太刀の右斜めにすり落とす。(手首で放り投げる感覚)
(理合)小太刀(片手)で太刀(諸手)をの打突を受け止めることはできない。表鎬で刷り上げ、刷り落とすことが求めれる。←刷り上げて刷り落とせているかがポイント(受け止めず)また、小太刀が太刀を刷り落とした時に小太刀を自分のほうに引っ張らず、相手の鍔元に向かって刷り落とすことがポイント。
・打太刀は、直ちに左足を踏み出し、仕太刀の右胴を打つ。(右上腕部という人もいる)(左足を真っ直ぐ前に出す)
・仕太刀は左足を左斜め前に踏み出し、体を右斜めにひらくと同時に、
胴に打ってくる打太刀の刀を、左鎬ですり流し、(右手は伸びている)
そのまま左鎬で打太刀の鍔元にすり込み、(同じく右手は伸びている方がよい)(すり込みつつ刃を立てる)
・小太刀の刃部のはばきで打太刀の鍔元を押えて、入身になり、打太刀の二の腕を押える。(太刀と小太刀が十文字に交差するように太刀を制する)(この時小太刀の鍔元が小太刀の剣先より上になることはない)
(関節よりやや上部を押え腕の自由を制する)(ひねる感じ)
・打太刀がひくので、仕太刀はそのまま攻めて、2、3歩進み右拳を右腰にとり、刃先を右斜め下に向けて、
剣先を咽喉部につけ、残心を示す。
・3本目のポイントは、刷り上げ・刷り落し・刷り流し・刷り込み。

・小太刀を構えた時、左手は腰。構えを解いて下がる時は、左手は伸ばして太もも。
・小太刀が相手に応じた構えになる時はそれぞれの構えで半身になり、足は開きながら小さく進む。


(疑問)
・小太刀1本目、前進しながら仕太刀が入り身になろうとするので打太刀が面を打つとは?(入り身とはどういう状態)

コメント(4)

〇理合
日本剣道形の表現は随時変化しているようです。
先生に・本で・実際やってみて…このトピックの上から書き加えながら、
日本剣道形の研究をしていきたいと思っています。

なぜその動きとなるのか?
その時の呼吸法は?
構えの意味は?
タイミングは?間合は?足の運びは?
その時の打太刀の・仕太刀の心の内はどういうものか?

剣道形を追及していきます。

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