Eternal-verse/Akashic ｃafeコミュの竹富島でセミナーを行う事について

以前もすこし、書いたんですが、小さな島なので刺激を求めて集まる人々と一瞬にして広がる噂＋尾ひれはスゴいもので、部落思想が根本にあります。（差別表現として使うわけではありません）外からの変革に対抗する為にも自治憲章が必要だった訳で、例えばセミナーを開催するにしても、いくつかの誓約を守る事、団体の活動内容をはっきりさせる事、宗教や政治団体や非合法活動団体とは異なる事を明言しないと行けない、それと若干の貢ぎ物が必要になる（礼儀として）。また有料のセミナーだとしても島内で営利目的の事業を行う事に対する反感はある。無論、なんら問題は無いのだが、その一部が地元に還元されてしかるべきだと考えている方は多い、これは石垣島でも宮古島でも同じだが、人口が少ない島程、強く主張して来る所は否めない。

その和を見出さないように、地元との交流を深めるべく、本セミナーに竹富の歴史、文化、教育などの内、みんなの興味がある「うつぐみの精神」についての講演を依頼しようと思う、最終日の7/20の午前中に、島民の方のお話を伺いたいと思う。この日は公民館で２時間に渡って講演をして頂くので、多分、興味のある島民の方も参加できるようにしたい。

島には数カ所、有線放送設備があり、朝夕の自治放送、時報、天気予報、冠婚葬祭などの情報伝達に際して全島放送されるが、今回のような珍しいセミナーに参加できるとあれば、集まって来る方も多い。

外地、内地それぞれの交流が生まれるのはとてもうれしい事だが島の人々が本当はどう思っているのかは不明が点が多い。

近年、観光客が増え、島を訪れる人が年間にして42万人と言う所から、１月４万人弱だろうか、「入島税」を課さないと島の存続が危ぶまれるとの危機感を抱いている、僕の調べた所では、やはり近年の人口増加、観光客の出すゴミ、消費電力、消費水量は増大しているそうだ。島の人口が３００人程度なのでいかに観光客の数が多いかは推して計れるだろう。

また竹富島では１８－２５歳位の働き手が一度は沖縄本土や関西、関東に出て行ってしまう為に、高齢化が進んでいるが、Uターン、iターンで戻って来る人々も増えている、ただ若者にとって、職場が少ない、遊び場が無い、刺激が無い、保守的といういくつかの短所を、東京や大阪に来る主な理由に掲げているのもうなづける。観光客の思い描く竹富像とは裏腹な訳だが、まったく未来が無い訳ではない。島の開発を放棄する決断をしても余りある恩恵がある為に島の中では観光業はある一定の地位を占めている。牧畜、漁業、農業、観光業そして石灰採掘などの鉱業は細々と存在する。

ライフラインの内、飲料水と電気は石垣島や西表島から海底ケーブルを伝って供給される現状から天災で島が孤立してしまう事が多い上、船の出入りが停止すると、島では野菜不足に陥る。畑はある物の、稲作は西表島の一角にあるため、多くの島民は西表島へ耕作に行く事が多い。しかし、船は天候に左右される為、収穫時期が来ると、台風の季節と重なる為、島には戻って来れない事もあるそうだ。

竹富島では季節のお祭りも多い、一番有名なのが、種取り祭だろう。今年も１０月２７日前後にあるそうなので、この時期の宿帳は予約で一杯だ。しかし、観光客が祭りの全てを見学できる訳ではない。一部は非公開なのだ。竹富島にはユタ（祭事を執り行いう）やノロ（政治を執り行う）はいないそうで、ここでは神司（カミツカサ）なのだそうだ。ただ、御嶽で４日４晩執り行われる踊りの秘儀に参加するおばぁ達が実際は何をやっているかは不明だし、この辺は民俗学に詳しい本があるので、そちらに譲りたい。

取り留めなく書いて来たが、島の人に信用されるにはそれ相応の忍耐と奉仕が必要だともおっしゃる移住者の弁、肝に銘じたい。

アカシックレコードリーダー養成講座と銘打っても、島では不審に思われがちなので自己啓蒙ならぬ「潜在能力開発セミナー」などの名称で呼ばれる件、ご承知おき下さい。また宗教または政治団体との違いをはっきりさせる目的のため、ビジネスセミナーとして宣伝するつもりでいます。

ということで、「アカシックレコード」「呼吸法」「誘導瞑想」というキーワードは他の言葉に言い換えられるか、使用しない方向で考えています。セミナーの中では普通に行います。

３日間のセミナーでは理論、呼吸法、リーディングテスト、
ビーチで瞑想、朝日と夕日の呼吸法なども併せて行う予定です。
小さな島なので、両方見れます。