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ポジティブ・ニュースコミュのアルファ・カロテンを多く摂取するほど長生き

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長寿のためにはアルファカロテンを多く含む果物、野菜の摂取が望ましい


カロチノイドの一種であるα(アルファ)カロテンを多く摂取すると、心疾患、癌(がん)をはじめとする全死因による死亡リスクが軽減することが、新しい研究で示された。αカロテンおよびβ(ベータ)カロテンはともに身体内でビタミンAに変換され、その過程はβカロテンでの効果が高いと考えられているが、今回の研究では細胞のDNAを防御する上ではαカロテンの方が重要な役割を演じていることが示されている。

米国疾病管理予防センター(CDC)のChaoyang Li博士らの研究によると、生活習慣、人口統計学的特徴または全般的な健康リスクにかかわらず、αカロテンの血中濃度が高い人は、生命にかかわるDNAを防御が低いことが判明したという。ただし、現時点では因果関係が明らかにされたわけではないと、米テキサス大学サウスウェスタン・メディカルセンター(ダラス)助教授のLona Sandon 氏は強調している。この知見は医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」オンライン版に11月22日掲載され、印刷版(2011年)3月28日号にも掲載予定。

αカロテンが豊富に含まれる食品は、ニンジン、サツマイモ、カボチャおよび冬カボチャ(winter squash)、マンゴーおよびメロンなどの黄色や橙色の食物のほか、ブロッコリー、サヤインゲン、グリーンピース、ホウレンソウ、カブラナ、コラード、ケール、メキャベツ、キウィ、レタスなどの濃緑色野菜であるという。米国農務省(USDA)の現行の食事勧告でもこのような果物および野菜の摂取が推奨されている。

今回の研究では、第3回米国民健康栄養調査(NHANES)に参加した 1万5,000強の米国成人を対象に検討した。被験者はいずれも1988〜1994年に健康診断および血液検体の採取を受けた。2006年まで14年間の追跡期間中に3,800人強が死亡。血液分析の結果、血液中のαカロテンが0〜1μg/dlだった人に比べ、2〜3μg/dlの人は全死因による死亡リスクが23%低く、4〜5μg/dl、6〜8μg/dl、9μg/dl以上だった人は死亡リスクがそれぞれ27%、34%、39%低かった。このほか、血液中のαカロテン濃度と、米国の2大死因である心血管疾患および癌による死亡率の低下とも関連が認められた。

研究チームは、さらなる研究は必要であるが、「今回の知見は、果物や野菜を多く摂取すれば早期死亡リスクの低減に有用であることを示すものだ」と述べている。Sandon氏もこれに同意する一方、αカロテンだけを摂取しようとするのではなく、食物から摂取するべきであると指摘している。また、「現在市販されている抗酸化サプリメントにはαカロテンはそれほど含まれておらず、今回の研究も食物から摂取したαカロテンにのみに着目したものだ」とLi氏らは述べている。(HelathDay News 11月22日)

http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=2810&Itemid=37

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