ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「こころの定年」研究会コミュの「空飛ぶ自転車の夢」(朝日新聞be「こころの定年」)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今回は、トヨタから転身して、軽量の折りたたみ自転車で
起業された白井健次社長に登場いただきました。

昨年、「ガイアの夜明け」に紹介されたのをみてインタ
ビユーをお願いいたしました。

        *空飛ぶ自転車の夢
有限会社バイク技術研究所(東京・八王子)の白井健次社
長(60)は、小学生の頃から乗り物好き。孫悟空の雲に乗る
術のように、自転車で空を飛ぶ夢をよく見たという。

大学は機械工学科を卒業して、あこがれの国産旅客機YS-
11を開発した日本航空機製造に入社。やがてYS-11の生産
が終わると、上司の誘いでトヨタ自動車に転職した。

それ以後、50歳過ぎまで車の開発一筋。車体の強度や
ブレーキ開発の仕事に取り組んだ。52歳の時、社内ベン
チャー制度に自ら手を挙げて、車に積み込む折りたたみ
自転車を開発する会社を設立。社長として出向した。

昔の同僚は「やっぱり自転車ですか」と、笑いながら
声をかけてきた。覚えていないが、酔えばいつも自転車
をつくる夢を語っていたらしい。会社は3年の間に所期
の目標を達成できず、撤退を余儀なくされた。だが、
自転車開発に関する多くのノウハウと人脈を得た。

トヨタは57歳で早期退職。自転車メーカーに転職して
研究開発をするか、独立するかで迷った。出向で、
起業の難しさは身にしみていたが、結局、自分のイメー
ジに合った自転車を開発したい気持ちを優先させ、
今の会社を立ち上げた。05年のことだ。

起業当初は厳しかったが、超軽量の折り畳み自転車
「YS-11」を、06年秋の東京国際自転車展に出展したのを
機に、マスコミで評判となり、注文も増えた。

トヨタでは、本当にいい上司に恵まれたと語る白井さんは
、組織で働く意味に悩む「こころの定年」状態に陥った
経験はなかったという。
それは「空飛ぶ自転車の夢」を忘れていなかったからだろう。


コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「こころの定年」研究会 更新情報

「こころの定年」研究会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング