戦争に関する番組があっているが、色々と考えさせられる。異論はあるだろうが、自分なりの見解を述べたい。
軍部と外務省の意見の対立、政党内閣への不信などの国内要因が、戦争の拡大につながる背景にあったが、今の日本も大丈夫なのだろうかと感じる。
なぜ日本は無謀な戦争に突入していったのか。戦争は人命を失うだけでなく、生産したものを破壊して経済的豊かさを損なわせる。外交がいかに重要かということである。
一方、戦争を遂行した当時の為政者達には、国民に重い負担(人命を含めて)を押し付けたという責任があるだろう。しかし、連合国が文明や正義の名のもとに日本の指導者を事後法で裁いた東京裁判は認めるわけにはいかない。当時世界の列強は皆ひどいことをしていた。イギリスやフランスは、日本がアジアにしたことの何百倍もひどいことをしてきた。連合国の戦争犯罪は棚にあげて、復讐のごとく裁き、自分達は正義を名乗る。これほど日本人にとって屈辱的なことはないだろう。
アメリカは、原爆投下、都市での無差別空襲、沖縄での民間人殺戮などをしてきた。戦争だからとはいえ、アメリカには、日本が細菌戦研究や中国での民間人殺害をした(真偽は定かでない)のを非難する資格はないだろう。A級戦犯だけでなく、多くのB･C級戦犯が殺された。また、アメリカは、日系人を砂漠の荒野にある強制収容所に隔離した。ドイツ人にはこうした措置はとられなかった。自由や人権を唱える多民族国家が堂々と人種差別をし、多くの日系人が苦しんだことを我々は忘れてはいけない。
ソ連は、日本が負けそうになったのを見計らって、条約を破って参戦し、シベリア抑留を行った。こんな国に国際法違反だとか世界平和への罪などとかを論じる資格はないだろう。因みに、全千島列島は明治初期に平和裡に日本領となったものであり、日本が放棄させられたとはいえ、ロシアに領有の権利はない。
日本は戦勝国に歴史を歪曲され、民族としての誇りを粉々にされてしまった。その結果が教育の荒廃と個人主義の蔓延だ。震災後の今こそ、日本のあり方や方向性を原点にかえって見つめる時に来ている。
もちろん、恨みや妬み、屈辱感などのルサンチマンでは未来への希望は生まれない。韓国や中国がそうだ。韓国人の大半は日本と仲良くなることを望んでいるだろう。しかし、韓国政府の長年の反日政策は、未来の可能性を奪ってしまった。韓国では今、全教組による反日親北民族教育が行われ、このままでは日韓の仲違いをさせたい中国や北朝鮮の思惑通りになってしまうであろう。
台湾や東南アジアでは、日本のした良いこと(産業振興、土木、教育、インフラ整備、欧米を追い出してくれたことなど)は評価してくれている。一方、日本のした悪いこと(軍の横暴な振る舞い、アジア征服の野望)については、誠実な対応を受け止めて許してくれた。イギリスの植民地だったインドは、複雑な思いを持ったという。
戦争には正義も悪魔もない。双方が被害者なのだ。そう感じる。
今でも世界は第二次世界大戦の戦勝国(連合国)によって牛耳られ、その正義を広めることが国連の役目とされている。しかし、米中露などの野心的で覇権主義的な国々によって世界が支配されるのではなく、素朴に平和を求め、豊かさを求める人々の声を代弁することは、日本に求められる｢使命｣だと、そう思う。
軍部と外務省の意見の対立、政党内閣への不信などの国内要因が、戦争の拡大につながる背景にあったが、今の日本も大丈夫なのだろうかと感じる。
なぜ日本は無謀な戦争に突入していったのか。戦争は人命を失うだけでなく、生産したものを破壊して経済的豊かさを損なわせる。外交がいかに重要かということである。
一方、戦争を遂行した当時の為政者達には、国民に重い負担(人命を含めて)を押し付けたという責任があるだろう。しかし、連合国が文明や正義の名のもとに日本の指導者を事後法で裁いた東京裁判は認めるわけにはいかない。当時世界の列強は皆ひどいことをしていた。イギリスやフランスは、日本がアジアにしたことの何百倍もひどいことをしてきた。連合国の戦争犯罪は棚にあげて、復讐のごとく裁き、自分達は正義を名乗る。これほど日本人にとって屈辱的なことはないだろう。
アメリカは、原爆投下、都市での無差別空襲、沖縄での民間人殺戮などをしてきた。戦争だからとはいえ、アメリカには、日本が細菌戦研究や中国での民間人殺害をした(真偽は定かでない)のを非難する資格はないだろう。A級戦犯だけでなく、多くのB･C級戦犯が殺された。また、アメリカは、日系人を砂漠の荒野にある強制収容所に隔離した。ドイツ人にはこうした措置はとられなかった。自由や人権を唱える多民族国家が堂々と人種差別をし、多くの日系人が苦しんだことを我々は忘れてはいけない。
ソ連は、日本が負けそうになったのを見計らって、条約を破って参戦し、シベリア抑留を行った。こんな国に国際法違反だとか世界平和への罪などとかを論じる資格はないだろう。因みに、全千島列島は明治初期に平和裡に日本領となったものであり、日本が放棄させられたとはいえ、ロシアに領有の権利はない。
日本は戦勝国に歴史を歪曲され、民族としての誇りを粉々にされてしまった。その結果が教育の荒廃と個人主義の蔓延だ。震災後の今こそ、日本のあり方や方向性を原点にかえって見つめる時に来ている。
もちろん、恨みや妬み、屈辱感などのルサンチマンでは未来への希望は生まれない。韓国や中国がそうだ。韓国人の大半は日本と仲良くなることを望んでいるだろう。しかし、韓国政府の長年の反日政策は、未来の可能性を奪ってしまった。韓国では今、全教組による反日親北民族教育が行われ、このままでは日韓の仲違いをさせたい中国や北朝鮮の思惑通りになってしまうであろう。
台湾や東南アジアでは、日本のした良いこと(産業振興、土木、教育、インフラ整備、欧米を追い出してくれたことなど)は評価してくれている。一方、日本のした悪いこと(軍の横暴な振る舞い、アジア征服の野望)については、誠実な対応を受け止めて許してくれた。イギリスの植民地だったインドは、複雑な思いを持ったという。
戦争には正義も悪魔もない。双方が被害者なのだ。そう感じる。
今でも世界は第二次世界大戦の戦勝国(連合国)によって牛耳られ、その正義を広めることが国連の役目とされている。しかし、米中露などの野心的で覇権主義的な国々によって世界が支配されるのではなく、素朴に平和を求め、豊かさを求める人々の声を代弁することは、日本に求められる｢使命｣だと、そう思う。
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