その日 僕は友人Ｈ（以後比嘉君と呼びます）と京都競馬場に遊びに行ったのです。
京都競馬場に着いたらウンチがしたくなりました。
いつものように服と下着を脱いでウンチをしました。
スッキリしてトイレを出ると下着だけ残して服がないではありませんか！
大変です！
服の中には家族の写真が入った財布があるのです。
とりあえず下着をはいて警備員さんの所へ行きました。
警備員さん追い剥ぎにやられました！
これから気をつけて下さい。あきらめるより仕方ありません。
比嘉君 財布盗まれてしまったよ！大変だね
大変だとも！コーヒー奢るさ！
二人で肩を並べてコーヒーを飲みました。
少し気持ちが落ち着きました
比嘉君 今 お金いくら持ってる？30万円
貸してくれ！どうしてね？
今日の天皇賞はメジロマックィーンとトウカイテイオーで決まりさ！30万円突っ込んだら45万円になる！
15万円の儲けさ！
15万円儲かったら比嘉君に3千円あげるよ！
ホントにね！
ホントだとも！それだけじゃないよ！コーヒーだって奢ってあげるさ！
こ〜ちゃん優しいね！
エヘそうして僕は比嘉君から30万円を借りて馬券を1万円買ったのです。
ハズレました。
比嘉君ハズレちゃったよ残念だね…
比嘉君これ3千円！いいね！ホントにいいね！
当たり前じゃないか！嬉しいね！
さあコーヒーを飲もうじゃないか！ゴクリ
そうして二人で肩を並べてコーヒーを飲みました
比嘉君帰りはタクシーだよ！前に座りたいね
ああいいともグフ
比嘉君今日は楽しかったよ！30万円は？
君は何を言っているんだい！返してね！
3千円あげたじゃないか！コーヒーだって奢ってあげたじゃないか！返してね！
全く話になりません。
弁護士に相談する事も考えました。
ただ友人と法廷で争う気にはなれません。
あれから十数年の年月が流れてもいまだに返せと言ってきます。
何かいい方法はないものでしょうか？
全くお恥ずかしい話です
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